卓球部 岡山県新人大会二冠

 12月22日・23日の二日間、岡山市桃太郎アリーナで岡山県高校新人卓球選手権大会兼全国選抜岡山県予選会が開催されました。真面目に取り組んできた成果が実を結び、岡山県人の意地も見せ感動的な逆転優勝を果たしました。勢いに乗り二日目のダブルスでも梅崎・山本組が一セットも落とさない完全優勝を果たしました。梅崎は二月にあるシングルスで三冠王を目指すことになります。この結果、団体は11回目の優勝となりました。
 優勝直後の観覧席では、OBや保護者が歓喜の握手、お母さん方が涙ぐんでおられる姿をまだ熱気冷めやらぬフロアから選手と共に見ておりました。「人を感動さすプレー」とは日常のたゆまない努力と、不利な状況でも決して諦めない人間としての姿勢を貫き通したときに自然発生するものです。いくら、その場だけを取り繕うとし、もがいたとしても決して人を引きつけるようなプレーが生まれるものではありません。生徒達は、卓球の小さなボールを通して、人生にも相通ずるそれは大きくも貴重な教訓を得たのではないでしょうか。自己のひたむきな精進で家族・友人そして関わった多くの方々と喜びや笑顔・感動を分かち合い、自らに周りを幸せにする力があることに気づき驚きと喜びを感じ取ったはずです。表彰式が終わり、静寂を取り戻したフロアに残り皆で歌たったあの校歌。いつまでも褪せることない青春の一ページになったことでしょう・・・。

卓球部監督  萩原卓己

卓球部写真