卓球部 「OB筑波大の梅崎選手活躍」

3月6日より1週間、「2018東京国際卓球」が盛大に開催されました。本校機械科卒業生梅崎光明君(現筑波大学2年)が一般男子ダブルスにおいて見事初優勝を果たしました。1月に行われた全日本選手権に次ぐ国内では大変権威ある大会です。県立高校出身のチャンピオンは10年前に松山満君(当時明治大学)が果たして以来の二人目です。松山君も前任校での教え子です。しかしながら、それ以外での公立高校出身チャンピオンの記憶が無いのが残念です。
梅崎君を1月の全日本大会(東京)で見かけたときはミスのたびに見せる自信のない試合態度が目に余りました。「どんな不利な状況においてもうつむいてはダメ」とだけ本人に声を掛け別れましたが、このビッグタイトルを自信に繋げてくれることを期待しています。

人が持って生まれたものは、変えられませんからそれを変えようとして苦しむ努力より、変えられるものにチャレンジする勇気を彼には持ってほしいものです。卓球ならば、ドライブの球種・F前レシーブ・ミドルボール処理・精神面など山積です。現状維持では進歩は見込めません。本人が「これは自分の甘えではなかろうか」と気づいたときに変えられるものが変わるときです。幸いにも筑波大学の恵まれた練習環境と、尊敬に値する優秀な先生からの薫陶を日々受けおり、変えられないものと変えられるものの判断・選択能力はもうすでに身につけているはずです。自らの殻を破り一回りも二回りも成長した姿を見れることをつぎに会う日までの楽しみとしています。送り出したからには期待するのもされるのも当然なことですよ。

 卓球部顧問