電気科のとある”いちにち”

今回は電気科3年生の実習を紹介します!!

テーマは「模擬送電線装置 最後の実習 が終わりました。~52年間ありがとうでした~」です。
電気科3年生の実習に「模擬送電線装置による電圧降下率の測定」という、なんだか難しそうなテーマの実習があります。
実際の送電線で実験が出来ればよいのですが、送電線は何万ボルト~何十万ボルトの電圧で電気を送っているので、実習では「模擬送電線装置」を使って実習します。
倉工の「模擬送電線実習装置」は昭和44年に産振設備として設置されて以来・・52年簡の長い間、倉工電気科の生徒を見守ってくれました。
この度IT専門科高校の予算措置が行われ、年度末までには新しい模擬送電線実習装置が入ります。
先週、3年生の最後の班が模擬送電線実習を行い、ラストの実習となりました。
最後の班となった生徒諸君は、実習装置の電源を落とす前に、「52年間 ありがとうございました」と心を込めてあいさつをしました。3年生の生徒諸君の目には涙が・・あったようななかったような!(^^)!
12月からは現在の模擬送電線装置の撤去作業が始まり、年明け1月~2月には新しい実習装置が設置される予定です。