卓球部 梅崎大阪国際招待制す


(写真) 関西卓球 情報誌「TAMA」様 御提供

 2月14日から15日まで第54回大阪国際招待卓球選手権大会が盛大に大阪府立体育館にて開催されました。倉敷工高から梅崎光明・山本竜也(機械科・2年)2名が岡山県代表として出場しました。山本選手は成長の跡を見せて5回戦に進出しました。梅崎選手は、終止落ち着いた試合運びで、メンタルコントロールもほぼ完璧に近い試合を見せ初優勝を果たしました。「リードしたときは、負けるかもしれない。逆にリードされたときには勝てるかもしれない。」この気持ちをしっかり肝に銘じて戦っていました。また、「選手の心構えは、試合に負けることは決して恥ずべきことではなく、実力が出せずコートを去ることこそが最も恥ずべきことだ。」この事実も良く理解していました。今回は適度な緊張とリラックスのバランスが絶妙にとれていたと思います。 「孫子の兵法」にあるように「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」この極意を試合を通して僅かでも感じとってくれたはずです。優勝直後から全国から祝福のメールが多数届きました。これも彼の人柄と勤勉さの証だと思います。普段は決して十分とは言えないけれど、「いかなる環境の中でも自己の信念を貫き、努力する尊さをこの年代で身に付けることこそが必ずや将来に活きる。」私は指導者と言えるほどではありませんが、真にそう信じてやみません。