卓球部 全日本観戦記

1月14日から19日まで、東京千駄ヶ谷の東京体育館にて全日本が盛大に開催されました。本校から梅崎・山本の2名の選手が出場しました。梅崎は4回戦で酒井選手(東京・エリートアカデミー・17歳)と対戦しフルセットの末7本で惜敗しました。酒井選手は、高校2年生ながら先の世界ジュニア大会の団体決勝で中国選手に打ち勝つなど、オーストリアでのプロ経験も豊富な一流選手です。1学年上の選手との対戦ではありましたが、真っ向勝負の激しい打撃戦となり、会場の視線も集める白熱したゲームとなりました。地方の一県立高校生が、数億円単位で強化される国家プロジェクト、エリートアカデミー選手に互角に渡り合えたことに驚きと共に励ましの声援も会場内から届きました。山本は残念ながら1回戦で敗退しました。三重の古市選手(白子高校)も好選手で、1セット奪うのが精一杯でした。今後どのようなプレースタイルを目指せばよいのかが本人もわかったと思います。4月からは共に2年生です。己を鍛えあげ「抜群の集中力」と「粘り強さ」を身につけ、来年もまた7年後にオリンピックが開催されるこの聖地へ帰り、観衆を感動させられるプレーができるように精進してほしいものです。