サッカー新人戦 ベスト8

1月30日(土)
神原スポーツ公園13:00キックオフVS青陵高校

 前半戦は一進一退の攻防を繰り広げましたが終了間際に相手チームの中盤の選手に威力・コースともにあっぱれなロングシュートを決められ0-1での折り返しとなりました。あとのない倉工は後半開始から怒涛の攻撃をしかけますが、青陵もCBを中心とした堅い守りであと1歩のところでゴールを許しません。後半残り5分に得たコーナーキックからのこぼれ球がペナルティーエリア左角のFW小林の足元に転がり、必死にシュートコースを切りにきたDFを1枚かわすと、左足で逆サイドネットにシュートを突き刺し同点に追い付きました。
 延長戦でもゴールは生まれず勝負の行方はPK戦へ。GK政住の読みがさえわたりここ一番で防ぎ、また途中出場ながら大役を任された1年生キッカー田中郁も冷静に決め、PK戦をものにし翌日の準々決勝へと駒を進めました。

1月31日(日)
学芸館瀬戸内グラウンド13:00キックオフVS学芸館

 ベスト4進出をかけた準々決勝は県内屈指の強豪学芸館高校とアウェーでの戦いとなりました。相手は中盤でのリスクを抑えたボール回しでチャンスを作り、正確なロングパスで両サイドから大きく攻撃を展開、自陣深くまで攻め込まれがちでした。しかし倉工もキャプテン内藤と村上のCBコンビを中心に守りを崩さず、決定的な場面は作らせませんでした。
 前半終了間際、不運な形での失点となってしまいましたが、ハーフタイム中の選手達に悲壮感はなく後半の逆転に意欲を燃やしていました。後半も苦しい展開が続きましたが、MF中塚の正確なセットプレーや左SH桜井の突破力を活かした、カウンターからゴールに迫る苛烈な攻撃を何本も繰り出しました。しかし無情にも試合終了の笛がなり0-1での敗戦となりました。
 新チームの試金石となる大きな大会をベスト8という結果に終え、倉工サッカー部は課題とともに新たな一歩を踏み出します。

 連日に渡って応援に来て下さった保護者や卒業生の皆様、本当にありがとうございました!