7月3日(木)、元バルセロナオリンピック日本代表として世界で活躍された仲村錦治郎氏(ヤマト卓球開発担当・38歳)が倉工に指導に来てくださいます。今回で3回目の来校となります。現役時代はサーブの名手として、世界チャンピオンをはじめ、今も世界のトッププレイヤーとして活躍するサムソノフ(ベラルーシ)などを破った経歴をお持ちです。あまりの強烈なそのサーブで、元世界3位のメイス(デンマーク)は試合中ラケットを捨ててコートを去ったという貴重なエピソードもあるほどです。倉工卓球部員だけにとどまらず、OBの方々をはじめ自由に参観してください。詳しくは倉工卓球部までお問い合わせ下さい。
日別アーカイブ: 2014/06/05
卓球部 梅崎日本代表でベトナムへ
梅崎光明(機械科・2年多津美中出身)が国内上位選手を集めた選考会(3月)で勝ち、このたびベトナムゴールデンラケット国際大会に日本代表として出場することになりました。大会は7月16日から22日まで南部の都市ホーチミンで開催されます。初の国際大会で緊張もするでしょうが、世界と比較すれば動きのスピード・ミドル処理・フォアハンドの体重移動・打点の遅れ等々、大会までにまだまだ多くの課題があると思います。また最大の課題は本人も自覚しての通りで、競り合いや後半、又はリードした場面での超攻撃的なプレースタイルの完遂と精神の自己コントロールです。
まだ若いこの時期に、言語・文化・風土の異なる海外から日本を見る機会を得たことで視野を広げると共に将来の人間形成にもぜひ活かしてもらいたいものです。幸いにも私の知る限り梅崎は大変優秀な生徒です。各種の資格取得を目指しながらも世界や日本で活躍できる地方公立卓球選手が一人ぐらい日本にいても良いと思います。困難なことだからこそ、なおさら価値があるのです。のちに続く若者達の羅針盤となることを君に期待しています。

