社研部夏の取り組み

社会問題研究部では,この夏,高社研備中地区地域交流学習と全国代表者学習交流会に参加しました。

高社研備中地区地域交流学習は,8月6日(月)から8日(水)に,倉敷市と井原市で行われ,倉工社研部から9人が参加しました。今回の地域交流学習では,明治政府が社会主義運動を弾圧するためにでっちあげたとされる大逆事件と,この事件で刑死した岡山県出身の森近運平が取り上げられました。2日目の8月7日(火)には,運平の出身地である井原市高屋町を訪ね,学習と交流を深めました。今回学習した内容は,他校の生徒とも共同して,10月6日(土)から7日(日)に岡山朝日高校で開催される岡山県高校生交流集会で報告する予定です。

全国代表者学習交流会は,8月17日(金)から18日(土)に,山口県周南市大津島で開催され,倉工社研部から4人が参加しました。大津島には,太平洋戦争末期に海軍が開発した人間魚雷「回天」の整備工場と訓練基地があり,145人の搭乗員・整備員が犠牲になりました。参加者は,非人道的な戦争の実態と平和の大切さを学ぶとともに,全国の仲間と交流を深めました。17日(金)には,11月16日(金)から18日(日)に岡山県で開催される全国高校生集会の実行委員会も開催され,電気科2年の安山諒汰くんが全国集会実行委員として議論に参加しました。

森近運平顕彰碑前にて

徳山港の回天模型