技能検定化学分析(化学分析作業)3級合格

7月に実施された技能検定化学分析(化学分析作業)3級を3年生の佐々木晟君と濱本慎平君が挑戦し、見事合格しました。この検定は学科試験と実技試験に分かれており、学科試験は高校で学習するレベルから大学等で学ぶ難問まで幅広く、化学に関する知識を問われる問題です。実技試験は7種類の金属元素の内から2種類を理由と合わせて分析する定性分析と、未知濃度試薬中に含まれる物質の量を分析する容量分析があり、全ての試験において合格点以上でなければ合格できません。
筆記試験は自分でも学習を進められますが、実技試験は劇物を含む薬品の取り扱いが多数あるため実習室でしか練習することはできません。そのため、放課後を中心とした練習になり、考査や行事などで思うように時間が取れず苦労していましたが、無事に2年連続で受験者全員が合格することができました。この検定に合格することは化学の基本的な知識を持つことと同時に、基本的な分析の能力を証明できる内容であるので、今年度は受験者が少なかったのですが、今後はもっと多くの生徒が挑戦してくれることを願います。