今日(6月6日)は非常に珍しい金星の太陽面通過(日面経過、日面通過)が見られます。
2004年以来8年ぶりだそうですが、それ以前に日本で見られたのは1874年(明治7年)のことでした。
2004年(平成16年)から数えると実に130年前の現象です。
肉眼では見えているのですが、わかりますか?。
倉工には渡り廊下がありますが、なかなか良い観察ポイントでした。
「みえるか?」「わからん。」「左上!」「おおおっ!」「貸して、俺も俺も。」大騒ぎです。
「なんで?みえんがあ。」「眼鏡とってくる。」「先生僕見えません。」
金星の視直径は57.8秒ですからほぼ1分角、これは肉眼で判別できるギリギリの大きさです。
先日の日食グラスで観察しましたが、観測はかなり微妙でした。
次回は105年後の2117年12月11日です