ハイブリッド発電装置 さんフェア岡山2012

11月10、11日に、岡山市の桃太郎アリーナを中心に行われた全国産業教育フェアに自然エネルギーをテーマにして「ハイブリッド発電装置」を、各科の共同製作で出展しました。

太陽光、風力、人力発電を同時に行える「ハイブリッド発電機」。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、災害時でも使えることや、安全性を重視したシステムに取り組みました。

高さ約6メートルで、ポールの先端に風力発電用のプロペラを付け、太陽光パネルも取り付けました。悪天候でも稼働できるよう、自転車を使った人力発電装置4台を設置。最大1キロワット発電でき、夜間は発光ダイオードの街路灯を点灯させます。

電子機械科と機械科の3年生約20人が中心となって、課題研究の授業や夏休み・放課後を利用して完成させました。準備当日は、機械科の生徒が、足場を組んでポールを固定し、電子機械科の生徒が、発電装置への配線や設定を行い、当日、来場されたお客さんに人力発電を体験していただきました。

また、さんフェアへの展示のために、土台となるコンパネには、ファッション技術科の生徒が、自然エネルギーということで、日本の春夏秋冬それぞれの四季のデザイン画を描いてくれました。

   

 ↑(準備している機械科・電子機械科の生徒の様子)

    

(来場されたお客さんに人力発電を体験していただいている様子)

(発電した電気で夜間は街路灯を点灯)