6月30日(木)C3の課題研究の「機器分析(IR装置など)の研究」で9回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。(過去の活動記録をまとめてくれたものです。)
3・4回目は、IRの基本的な操作方法や簡単なサンプル試料(ポリエチレン・ポリスチレン)の測定・再解析・ピーク検出をやりました。説明書を見たり先生に聞いたりして分かったことも多くあったが、ピークの自動検出など操作がわからなかったことも多くあったので分かるようにしていきたいです。
5・6・7回目は、元からあるサンプル試料ではなく自分たちで固体を使った試料を作成してIRを使用して透過度を測定しました。試料の作成方法は、透過度を調べたい試料とKBr(臭化カリウム)を混ぜて、ダイス上下セット・ミニハンドプレス・ペレットホルダを使って錠剤枠を作成しました。(試料 グルコース・ステアリン酸)KBrだけのバックグラウンド測定で使用する錠剤枠はすぐできたが、KBrと試料を混ぜた錠剤枠は量の比率が間違っていたり、量が少なかったりしてなかなかうまくいかなかったので途中KBrを加熱したりもしたが1〜2%しか変わらなかった。成功したときは自分たちの思っていたより試料を少なくしたらうまく測定することができた。色々なことを試して成功することができたのはよかったが、もう少し早くできたと思うので次は説明書をしっかり見たり、失敗した原因が分かるようにしていきたいです。