C2保健 持続可能な社会に向けてわたしたちができること

9月13日(火)2時間目にSDGsネットワークおかやま出前授業で環境カウンセラーの中平徹也先生をお招きしてご講演をいただきました。
昨今、SDGsという言葉をよく耳にするが、「なぜこの取組が必要なのか?」を一番のテーマとしてお話をいただきました。


とてもわかりやすく、現在の地球がかかえる問題をお話していただきました。昭和の時代から約60年ほどの間に人間の生活はとてつもなく豊かに便利になったが、このまま何も考えずに便利を追求していくと地球はどうなっていくのだろう。生徒たちは今まで考えたことがなかったことに気付かされたようです。
海も川も今は汚泥が底に溜まっている。この現状を知ってほしいととても情熱のあるお話でした。

生徒の感想から
「人間が川などに捨てたプラスチックごみが分解されないまま海や川に流れ、浮いているゴミを海鳥が大量に食べてしまい、その死骸のお腹にたくさんのプラスチックが残っている写真をみて、何も考えずにポイ捨てしている人たちの行動によって海が汚れ、生物が死んでいるということを知ってほしいと思いました。
「いまの人間社会の生活は地球2個分のエネルギーが必要。でも地球は1個しかない。すべての生活をしているうえで、そんなことは1ミリも考えていませんでした。」
「自分たちがやる!って言われたことが印象に残りました。地球の現状を知り、深刻なことがわかったので、何ができるか考えてできることをしていきたいと思います。」
「なんとかなるだろうとおもってはいけない。」

保健の授業では、今後環境問題について、探究学習で深めていきたいと思います。
なお、今回の授業を倉敷ケーブルテレビさんと山陽新聞さんが取材に来てくださいました。倉敷ケーブルテレビは9月13日(火)17時のニュースで放送されるようです。その後も放送されることがあると思いますので、ご覧いただければと思います。