OJT研修 「機械加工の指導力向上への取組について」


OJT研修として、本校主幹教諭の戸田先生の指導のもと「機械加工の指導力向上への取組について」研修会を行いました。この研修での大きなテーマとして、「自己完結型の取組から組織協働型の取組へ変えていくためにどうすればよいか」という点にフォーカスしてお話をしていただきました。

はじめに、教育関係の記事を黙読。学校で働くことでどんなことが得られたか?どのようなスキルアップができたのか?など考えるきっかけを投じてくださいました。

また、本校で今年度計画・実践している教員・生徒の技能検定取得に向けての補習の指導計画、及び切削の技術について動画を交えて紹介があり、工業の教育の中での様々な視点、ものさしの多さについての考え方など紹介していただきました。

さらには組織的な協働作業を円滑におこなっていく上での考え方として、ネットワーク工程表をはじめとする工程表なども提示していただき、大きな建物を作り上げていく過程を様々な業務を担う人たちが理解し合うことが重要であると、工業におけるものづくりと合い通じることが多いことに気付かされました。

この研修は、「経年研修」という研修の企画のひとつとして実施しましたが、研修対象ではない先生方も自主的に参加され、15名の教員で学びを場を共有する貴重な時間となりました。