弓道部 安土直し

今年最後の土曜日は冬の安土直しです。
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安土(あづち)は的を置く砂山の名称で砂や土の斜面を作ってそこに的をおきます。
毎日の細かい手入れで、土をほぐしながら矢が刺さりやすいように日々整備します。それでもだんだん堅く土がしまって固まってきてしまいます。夏の安土直しから約半年経ちました。
半年に1回ぐらいの割合で土全体を取り出して整備しないとカチカチに固まってしまって矢の破損につながります。大切な部の行事のひとつです。夏は暑さとの戦いですが、冬は寒さとの戦いです。
例年は2日かかっていました、掘り出すのに1日、ふるいにかけて積み上げるのに1日かかります。
今年は人数が多いのと全員の協力、そして段取りの速さからたった1日で完成しました。すばらしい。
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これで、安心して年が越せます。月曜日に大掃除して納射会をすませれば今年の行事はおしまいです。