大気光学現象 暈(かさ)

今日(3月23日)の8時30分くらいのことでした。準備が終わり、部活が始まろうとしていたときのことです。空に大きな輪が見えました。

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太陽の周りに七色に光る暈(かさ)です。
(画像は調整してコントラストを強調しています)

暈(かさ)とは太陽や月に薄い雲がかかったときに、その周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことです。ハローまたはハロ(halo英語ではヘイロウ)ともいいます。
日本では日暈(ひがさ、にちうん)といいます。

現在、倉敷に近づいている低気圧と温暖前線のために対流圏上層に巻層雲や巻積雲といった雲が発生しています。
この中には氷晶という氷の粒がたくさんあります。これが六角柱の独特な形をしているのでこのような現象になるのです。皆さんも時々空を見上げてみましょう。
なんだか大きな的のようでした。