5月17日、井原市に本社を構えるデニム製造メーカー「クロキ株式会社」を見学させていただきました。
今年度の課題研究において、デニム素材を染色や組織といった角度から取り上げようと試みている3年生3名が「インディゴのロープ染色」や「様々な織機による織布」について疑問に感じていることを直接質問したり、研究のビジョンについてプロの方からご意見をうかがったりと、充実した見学となりました。
テキスタイル工学科の実習でも数種の「クロキデニム」を使用させていただいております。普段なにげなく裁断や縫製をしているデニム生地がどのような工程を経て作られているのか、実際に見ることができました。染色機の巨大さに驚かされたり、複雑な工程を経ないとデニム生地が出来上がらないことを知ることができました。そして何より熟練の職人さん達の巧みなチームプレイで世界に誇る「日本のデニム」が生み出されていることに誇りを感じました。
お忙しい中、丁寧に案内や解説をしてくださいましたスタッフの方々、本当にありがとうございました。
- ここがクロキの染色センターです
- 染色のための整経工程です
- 糊付けについての説明を受けています
- 様々なサンプル生地も見せていただきました