廃材からクルマ2〜進級したM3Bの挑戦④


こんにちはM3Bです。今日は土曜日。そうです救世主M先生のいらっしゃる日です。土曜日というのに実習の授業にしか見えない倉工の工場。ほとんどの生徒が集合しました。それぞれの班の進捗チェックから質問、大型機械の使い方までおんぶにだっこですみません(´;ω;`)。普通科教員Oは生徒以下の知識しか持ってませんので先生だけが頼りです。

とはいえ今日は土曜日、クラスのメンツでそれぞれ分かれての作業。ものづくりは真剣ながら、あちこちで楽しそうな歌声やら笑い声、不思議なもの音が聞こえています。「顔は隠しても筋肉は隠せない」(by Sうたつ)の筋肉掲載依頼。そういえばM3Bのクマ率ゴリラ率すごいんです。体育祭綱引きも余裕の優勝。そもそも綱引きメンバーのクラス内選抜が怖い。綱引きしたい人ー、「はーい」✕約20ほど。定員9ですけど・・・。教室の隅に集まる筋肉集団が本当に怖い。みんな気のやさしい力持ちなんですけどねえ。まあこんなんがいっぱいいる教室を想像してください。夏はエアコンかけてもなかなか室温が下がりません。

閑話休題。でもみんななんのかんのいいながら楽しそうです。実習や課題研究で希望のショップを外れてもどこに行ってもそれなりにそこから興味持てることを見つけたり楽しみを見出したりのみんななので、クラスみんなで作業、わあわあ言いながらあちこちで頑張っています。
ちなみに中学生・普通科教員・工業高校出身者以外の大人の方・保護者のみなさん、工場における正装はなんでしょう?それはもちろん作業服(実習服)です。では普通科教員であるOは今日何を着ているでしょう?・・・ジャージはアウトです。意外にも。というわけで作業服を持たないOは綿100%のスウェットとチノパン。理由は火花によって服に着火したり穴が空いたりしないため。ジャージアウトの理由もまさにそれです。化繊は溶けたり燃えたりしやすいので工場ではご法度です。また作業服はファスナーなどの金具がむき出しにならないように作られています。そういえばこの倉敷にも製作所を持つ某自動車メーカー様の作業服はファスナーではなくボタン仕様、そのボタンも表面に見えない仕立てになっています。もちろん車のボデー・部品などに傷をつけないためだと思います。我が倉工の実習服、5科あってそれぞれですが、溶接・切断・旋盤などなど火の気や火花、鉄粉や切子が飛んでくる機械科の実習服はそれらのリスクから身を守るため綿100%、かなり厚手な作りです。なかなか乾かないので保護者の皆様にはご迷惑をおかけしております。いつもお洗濯ありがとうございます!!

車輪に動力を伝える部分を作る人達はみんな狂いなく作るために真剣そのもの。ご飯も食べず、午後に入っても頑張っています。
責任重大!!と言われてえええーっと言いつつ笑顔。そこは3年生の貫禄?言われたことをすぐ理解して(一緒に聞いててもわからないO)きっちり作ってます。昨年に引き続きフロッキーMとO賀は足回りの大切な部分別働隊として頑張ってくれ、今年はそこにO田とエビ危険A木が加わり、M先生の指導を受けています。午後から加わったK田もマンツーマンでM先生の指導を受け、軸を受けて固定するプレートを作っています。突貫作業だけどみんながんばれ。