SDGs出前授業 E2AB 保健

10月18日(月)6時間目にSDGsネットワーク岡山さんの出前授業を開催しました。

10月から2年生の保健では、環境問題をテーマとして学習を始めています。

その導入として、公益財団法人水島地域環境再生財団法人の塩飽敏史先生を講師としてお招きし、「過去 現在 未来をつなぎ、住み続けたいまちづくりを実現する〜大気汚染を中心とした水島の公害から学ぶこと〜」のご講演をいただきました。

最初にSDGsについて基本理念の構造から教えていただきました。経済、社会の基盤が環境であること。安心して暮らしていけるベースがあっての社会や経済が成り立つと聞き、いまのコロナ禍の状況を知る私たちが目の当たりにしている問題でもあると感じました。

また、水島公害がなぜ起きたか、地理的条件や岡山県の農業県から工業県への移り変わりの歴史など今の高校生にもわかりやすく説明していただきました。

講演の中で塩飽先生がこの変化を知ってほしい!と強くお話されたことがあります。それは会社、大学、商店街、NPOなどさまざまな立場の人が集い、これからの未来を考えて行こうと協議会が発足するなど大きな変化が近年でてきているとのことです。

SDGsの「誰一人取り残さない」という考えを1人でも多くの人が理解し、いまの自分さえよかったら良いという考えではなく、将来の世代=未来の社会へつなげていってほしいというお話が1番印象深く心に残りました。

電気科2年生の保健の授業では、次週から環境問題に取り組んでいる大学や企業の取り組みについて調べ、今後自分たちがSDGsにどのように取り組んでいけるか考えていきたいと思っています。