工業化学科 端切れからのアルコール製造④

6月16日(木)の課題研究では、前回に引き続き原料の前処理と解繊作業、
精留塔によるアルコールの濃縮作業に取り組みました。

解繊作業は装置の中での絡まりを防ぐため、ハサミで更に細かくして
投入してみましたが、思ったよりも解繊が進まず、あまり良い結果は得られませんでした。
また、精留塔による濃縮も、糖化および発酵工程であまり良い結果が得られていなかったため
低濃度のアルコールしか回収できませんでした。
今回の作業で原料の確保ができたため、糖化反応に進みたいところですが、3年生にとって重要な
期末考査が控えているため生徒の判断で一旦中断することにしました。

次回が1学期最後の授業になるため、解繊作業と並行して2学期に向けた準備を行い、
より良い成果が出るように目指して行きたいと思います。