【カヌー部】令和7年度全国高校総体カヌー競技大会(報告)

令和7年8月1日から5日にかけて、島根県美郷町のカヌーパークみさとカヌーレIMAIで令和7年度全国高等学校総合体育大会カヌー競技大会が開催されました。今年度は中国総体(インターハイ)です。倉工カヌー部からは4名の部員が参加しました。

公式練習が始まる7月31日から現地に入り、午後の公式練習から参加しました。宿舎は国立三瓶青少年交流の家です。

8月1日は午前の公式練習の後、午後から開会式がありました。各校代表者1名のみの出席のため機械科3年の小原選手が出席しました。

開会式後、パワースポットの出雲大社へ行き、インターハイ本番で全員がベストの成績が出せるよう祈願しました。開運堂というご利益がありそうな名前のショップでパワーアイテムを見つけて喜ぶ選手達。出雲大社に全国から集まる神々が上陸すると言われる稲佐の浜でさらにパワーをもらいました。

8月2日、カナディアンシングルとペアの500mの予選がありました。朝7時半からコースが開放されます。7時までに会場に入りました。江の川の水も風景もとてもきれいです。流れもなくベストコンディションでした。岡山から昨年度卒業したカヌー部OBの田辺先輩と平田先輩、電気科3年畠山キャプテンが応援に駆けつけてくれました。差し入れと熱い応援をいただきました。

カナディアンシングルの機械科3年小原選手は予選敗退でしたが、カナディアンペアの機械科2年河原・岩井選手は準決勝に進出できました。

8月3日、5時半から三瓶山を背に日課の朝の体操を行いました。ちなみに三瓶山は活火山です。

カナディアンペア500mの準決勝がありました。この日も岡山から平田先輩が2日連続で応援に駆けつけてくれました。残念ながら500mの決勝には進めず、先輩の雪辱を果たすことはできませんでした。

8月4日、カナディアンシングルとペアの200mの予選と準決勝がありました。シングルの小原選手が粘り、ペアの河原・岩井選手とそろって準決勝進出を決めました。

午後の準決勝ではどちらも敗退し、決勝には進めませんでした。

カナディアンシングルの小原選手はこのレースが最後となりました。

毎年インターハイが終わった後で代替わりをしています。最後の夜のミーティングでは、3年の小原選手から次の代を担う後輩に向けた話があり、2年生の2人はこの1年の活動を振り返りました。決勝に進出するチームになることを誓いました。

8月5日、200m決勝の日。出場するレースはなくなってしまいましたが、いつものように5時半から朝の日課の体操やダッシュをして、7時半からくにびき国体の旧コース(サブコース)に入って水上練習しました。決勝レースを観戦し、全国トップレベルの選手の勇姿を目に焼き付けて会場を後にしました。

帰路の途中、西の原から初めて雄大な三瓶山を眺めることができました。

各方面からの応援ならびにご支援誠にありがとうございました。
来年度のインターハイは兵庫県で開催されます。入賞の報告ができるように新チームで練習を頑張っていきます。県内唯一のカヌー部、倉工カヌー部の応援を今後ともよろしくお願いいたします。