日別アーカイブ: 2015/02/03

H26年度 電子機械科 課題研究発表会

 1月23日(金)においまつ会館で平成26年度の電子機械科課題研究発表会を行いました。本年度は、電子機械科3年生2クラスの生徒が、9班14テーマに分かれ課題研究に取り組んできましたが、その1年間取り組んできたそれぞれの研究の成果をみんなの前で発表しました。どの班も研究のねらいから、計画、製作、工夫した点、苦労した点、感想、今後の課題など、それぞれに一生懸命に発表してくれてとても良い発表会になったと思います。
 ただ残念だったのは、例年は、電子機械科全学年6クラスの生徒・先生方の前での発表会を行っていますが、インフルエンザ流行の影響で、本年度は、1・2年生が発表会を見学できなかったことです。発表会には参加できませんでしたが、3年生が頑張ってくれた成果を、1・2年生が引継ぎ、来年度以降さらに内容を充実できることを期待したいと思います。


〔平成26年度課題研究テーマ〕
①伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~
②Auto CADの研究
③スターリングエンジンカーの製作
④マイコンカ―の製作
⑤ものづくりコンテスト(溶接作業部門)への取り組み
⑥防球ネットの製作 
⑦薪ストーブの製作
⑧金属と木材
⑨ワイヤーカットを制御する
⑩ピカタワーの製作
⑪メロディー時計の製作
⑫二足歩行ロボットの研究・製作
⑬ギター・ベースエフェクターの製作
⑭スピーカーの製作

2015高校生テクノフォーラム

 1月17日(土)に浅口市中央公民館で2015高校生テクノフォーラムが開催されました。この高校生テクノフォーラムは岡山県下の工業高校生の研究成果を発表する場として毎年1月に行われており、今回は6校8テーマの研究発表・展示が行われ、本校から電子機械科と工業化学科の2題の発表がありました。

テクノ看板

 電子機械科では、D3A岡村嘉通君・有滿昌希君・伊藤 駿君・西谷一貴君・D3B山田泰大君・土居亮太君の6名が、「伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~」をテーマに研究発表をしました。発表では、精密機械科の昭和四十年代より現在まで総合実習として引き継がれている「ハンドバイスの製作」について、機械科の鋳造実習でバイス本体を製作していただき、それを加工していく過程、丸棒から必要な様々な部品を実習室の多くの工作機械を操作して加工し組み立てて完成させる様子を紹介し、永年指導をいただいていた先生のインタビューと生徒へのメッセージを交え、この伝統のものづくりの大切さについて発表しました。想いを込めて一生懸命発表し、優秀賞をいただくことができました。

     〔研究発表の様子〕         研究発表したメンバー 6名
                           〔有滿君・土居君・伊藤君〕
                           〔西谷君・岡村君・山田君〕

 工業化学科では、C3の梶田・新居田・新田・平田・古川・横谷・藤井君の7名で『身近な植物の炭化と活性炭の評価及び石鹸への利用』をテーマに発表をしました。身近にある竹・
シュレッダーダスト・もみがらを炭化し、それを県下の工業高校で唯一設置している走査型電子顕微鏡で表面構造を観察し、孔の数や大きさを解析し吸着性の違いを滴定により比較実験をしていく化学の基礎から応用技術まで備えた実験の発表でした。今後の課題として石鹸への利用や廃液の浄化へと環境改善に役立つ内容を一人一人、自信を持って発表し、優良賞をいただきました。この発表を通して生徒各人が多くの人の前で堂々と生き生き発表でき達成感と自信を持って社会に旅立ってほしいと思います。

岡山県サッカー新人大会の結果

1月11日に予選が行われました。新チームの試金石となるこの戦いは次のような結果になりました。

倉敷工業 V.S 岡山龍谷
1  - 0(勝ち)
倉敷工業 V.S 古城池
1  - 0(勝ち)
この2戦を勝ち抜き、見事4シードを獲得しました。

1月31日(土)
倉敷工業 V.S 倉敷翠松 於明誠けやきの森グランド
  1   -  0(勝ち)
2月 1日(日)
倉敷工業 V.S 学芸館 於学芸館瀬戸内グランド
  0   -  4(負け)

士気高まる倉工は、翠松高校と対戦。相手チームの果敢な攻撃を新キャプテン鷹家の指揮の下、守りを固めながら攻撃のチャンスを狙いました。何度も相手ゴールを脅かすものの、得点にはなかなかつながりませんでしたが、後半から出場した1年生大熊が延長前半に得点をあげました。翠松もディフェンスを一枚減らして打って出てきましたが冷静に守り抜き、勝利をあげました。
続く2戦目、強豪学芸館を相手にまずは先取して勢いに乗ろうと、懸命に戦いましたが前半の3点リードを取り戻せず敗退しました。世代交代をした2年生主体のなかで、今回は4人の1年生がピッチに立ち戦うことができましたので、この経験を活かして次戦を迎えたいと考えています。この結果、ベスト8入りを果たしました。

保護者の皆様や卒業生の方々、応援ありがとうございました!