春日神社でお守り袋つくり

12月3日(日)14時から倉敷市浜の春日神社にて、お守り袋つくりを行いました。
この活動は倉敷市(商工課)主催のPBL研修に本校教員が参加し、その研修の一環として企画し、開催しました。

最初に企画したメンバーの挨拶、自己紹介を行い、開会となりました。
まずは、生地選び。自分だけのお守り袋つくりとあって、どんな生地にするか真剣に選んでいました。ちなみに本校テキスタイル工学科から、この研修にあたり、布のご寄付をいただきました。制服生地やデニムなど選ぶのが楽しかったです。生地が決まったら二重叶え結びの紐をコーディネートして、いざ裁縫です。
作り方の説明を受けた後、作業を進めていきました。今は男の子も家庭科の裁縫道具セットをもっていることにご年配の方は驚かれていました。
そして、作業の手際のよい生徒が、自分がやったことを地域の方々へレクチャー。
女性陣から、「あなた、教え方が上手ね。」と褒められたり・・・。ちょっと照れくさそうな高校生でした。

全員が袋を縫い終わり、自分の手でお札をいれ、宮司様に預けました。拝殿に移動し、ご祈祷を受け、お札に魂を入れていただきました。

色とりどりのお守りの完成です。

ご祈祷のあと、宮司様から拝殿の中で質問コーナー。「何か聞きたいことがあればなんでもどうぞ~。」高校生が勇気をもって質問しました。

Q.「拝殿になぜ灯りがあるんですか?」A.「仏さまは香りによって来るからお線香を焚きます。神様は光によってくるのです。」

Q.「葉っぱを何で飾っているですか。」A.「あの葉っぱは、榊といいます。さかき=栄える木のこと。また、神の木と書くので、神様にお供えしているんですよ。」

Q.「鏡はなぜあるんですか?」A.「かがみの中から、「我」を取り去るとのこるのは「神」になる。鏡(神様)と向き合うことで、自らを謙虚に見つめなおす意味もあるんですよ。」

などといった普段なかなか学ぶことのできないお話を伺うことが出来ました。

講話のあとは、お茶会兼座談会。参加者の中で、質問コーナー。倉敷工業高校の学校紹介はもちろん、今回参加したカヌー部がパフォーマンスを交えてカヌーについても紹介しました。

今回のイベント後のアンケートより
・お守り作りはとてもたのしかった。次もまた参加したいと思いました。
・とても楽しかった。布の種類も豊富で選びしろがあった。また来たいと思った。
・地域の人との交流をすることで、新鮮な気持ちになった。これからも、機会があれば参カロしていきたい。
・お守りをつくるといういままでにない体験ができてよかった。また自分の住む周辺の地域の行事にも参加し地域を盛り上げていきたいと思った。
・高校生が参加されているのは、雰囲気が明るくて気持がよかった。
・いろいろな年代の人がお守り作りを通して、コミュニケーションが取れたし、宮司さんのお話もお聞きすることができて大変勉強になりました。

高校生が地域の方と関わることで、こんなに喜んでいただけるんだと改めて実感しました。参加してくれた生徒のみなさんありがとうございました。