機械科2年生原動機の授業から
機械科では「原動機」という科目を勉強します。原動機は種々のエネルギーと機械的な運動の関係を学びます。
「船のスクリューを高速回転すれば艇速はあがるのか」という問題に対しては、「ベルヌーイの定理」と「キャビテーション」という現象から迫ります。
まず、「ベルヌーイの定理」とは、流体のある一筋の流れにおいては、「位置」と「速度」と「圧力」のエネルギーの和は一定であるというものです。この3つの合計の値は一定で、流れのなかのそれぞれのタイミングで割合のみが変化するのです。
では「キャビテーション」とは何か。授業スライドの一部を御覧ください。
「専門科」カテゴリーアーカイブ
放課後の分析
毎週木曜日が課題研究の授業日ですが、今年度はより細かなデータを取るため平日放課後にも分析をすることにしました。臨時休校期間中から毎日データを取っていましたが、その時は週一回の登校日の日に行うだけで、実際には教員がやっていました。
今回からは生徒自身で組んだローテーションを基に、生徒自身の手で行っています。間違いがないよう確認しながら慎重に作業を進める事ができ、全体での研修が活かされています。
6月15日、倉敷ケーブルTVの取材がありました👍
6月15日16:00〜 、倉敷ケーブルTVの取材がありました!本校の「メカトロニクス研究部」が製作した「フェイスシールド」を17日(水)に倉敷中央病院へ寄贈するにあたっての、事前取材ということです。部員も緊張しながら、作業を進めていました。最後に倉敷ケーブルTVの方へフェイスシールドをお渡ししたところ、大変喜んでいらしゃいました。この模様は、18日(木)17:00〜の「KCTワイド」で放送されます。
- インタビュー受けています!
- 暑い中お疲れ様です
- フェイスシールド使ってます!
暑さに負けるな!機械科3年生実習頑張ってます。👍
6月11日(木)午後 の機械科棟、梅雨入りが発表され、雨が降っています。実習室は高温、多湿ではありますが、さすがは3年生です。企業現場を意識した、緊張感と集中力です。轟くエンジンで頑張れ!
電気科の とある”いちにち”
先日紹介した、ライティングダクトを早速に実習で使っています。題して「電気科に”安全安心が一つ増えましたああ”な風景」です。
写真は2年生のシーケンス実習の様子です。いままでは壁際にあるコンセントから実習机へ延長コードを引っ張っていましたが、取り回しが悪く、実習中にコードに躓く生徒諸君もいました。
今回のライティングダクトの設置で、机の真上から電源を取ることができ、取り回しも簡単で、実習も安全に行うことができました。実習中のK君曰く「こりゃええわあ」とのことでした。
電気科3年課題研究(ロボコン班)製作2回目
残念ながら、第30回全国産業教育フェア大分大会のロボコンは中止となりました。大きな発表の場がなくなってしまいましたが、課題研究という授業として取り組んでいます。私たちは、最後までやりとげます。
- コースづくり
- 段ボール箱をロボットに見立てた作戦会議
実習風景(テキスタイル工学科1年・2年)
6月から授業が再開し、テキスタイル工学科の実習が始まりました。
テキスタイル工学科1年生「工業技術基礎」では、染色、繊維・織物基礎、卓上織機、縫製基礎の4つのコースに分かれ、繊維に関する基礎を学んでいます。テキスタイル工学2年生「デザイン演習」では、綿花の苗を植え替える作業を行いました。
実際にものに触れ、ものをつくる体験をすることの大切さを感じながら、どのコースもいきいきと作業していました。
SEH課題研究再始動
綿花(コットン)の栽培をはじめました。テキスタイル工学科
テキスタイル工学科では授業の再開に先立ち、今年で4年目となる綿花の栽培をはじめました。5月29日の登校日に、テキスタイル工学科1・2年生が綿花の種を蒔く作業を行いました。苗が成長すれば畑に植え替えを行い、12月下旬には収穫を行う予定です。綿花の栽培を通して、デニムなど製品の作業工程を素材から体験することを目的としています。これからの成長が楽しみです。
電気科3年課題研究(ロボコン班)製作再開しました
コロナによる休業のため、停止していた第30回全国産業教育フェア大分大会用のロボコン製作を再開しました。競技内容を思い出しながら、練習用コースと競技アイテムを製作しました。久しぶりの製作でしたが、みんなと協力して製作することができました。10月にあるロボコン自体が中止になる心配もありますが、中止になったとしても、完成を目指して頑張ります。!
電気科の とある”いちにち”
前回の報告に引き続いて、実習棟の様々な環境整備の様子を紹介します。
今回は・・題して「電気科”環境整備で技術力アップ↑↑”な風景」です。
5月中旬に旧電気科職員のK先生が、丸のこ盤を寄贈してくれました。現在電気科が保有している丸のこ盤は大型のもので少々使い勝手が悪いのですが、この丸のこ盤は小型で使い勝手が良さそうです。ただ・・卓上盤なので台が必要だなあ・・・そこでまたまた 若手の先生(N先生・H先生・E先生)が活躍してくれました。
今回は溶接技術のOJTを兼ねての環境整備となりました。ベテランのF先生の指導の下、今まで溶接をしたことがなく今回が初溶接のN先生、やったことはあるけど・・う~~ん・・なH先生E先生・・1Fの実習室から「難しいわあ」「お~すげ~」といった声が実習棟に響いていました。
見事に立派な台が完成して、若手の先生も満足げな表情を浮かべていました。(よ~~く見ると溶接部分にう~~~んといったところもありますが・・(#^^#))前回のライティングダクトの工事を含め、OJT(オンザジョブトレーニングの略です)の実践ということになりましたが、若手の先生方にはぜひとも今回経験した技術習得の大変さ面白さを生徒諸君に伝えてほしい思います。
電気科の とある”いちにち”
新型コロナウイルスの影響で臨時休業が続く中・・電気科では授業再開に向けて実習棟の様々な環境整備を行っています。
今回は・・題して「電気科”わいわい”な風景」です。
一昨日から実習室にライティングダクトを施設している様子を紹介します。
実習する際の危険を減らすために天井から電源を配線できるようにする工事なのですが・・・ベテランのF先生の指導の下、4人の若手の先生(N先生・H先生・E先生・S先生)が奮闘してくれました。
若手の先生の中には電気工事士の免状を持っていても、実際の工事をするのは初めてのことで・・ほんと「わいわい」いった声が実習棟に響いていました。
材料の関係で現在8割の完成度ですが、続きはまた後日ということで作業を終了しました(#^^#)
登校日に分析②
本日(4月30日)も午前中が3年生の登校日だったので、3密を避けつつ、実験班を代表して最小限の人数で分析をおこないました。前回測定してくれたメンバーは昨年度末に引継をしていたのですが、今回は初めて参加するメンバーだったので、器具や装置の扱い方についても学んでもらいました。休校措置が延長され、先の見えない日々に大変さも感じますが、少しずつでもできることを頑張ってもらいたいと思います。
今回は酵素反応が落ち着いた段階で原料を追加投入し、引き続き活性があるかどうかを調べています。
登校日に分析
先日、教員で実験を始めた内容について毎日データを取っていますが、本日(4月23日)は午前中が3年生の登校日だったので、3密を避けつつ、実験班を代表して最小限の人数で分析をおこないました。
現在は水の種類を変えてデータを取っていますが、今後に繋がるよう記録を取っていきたいと思います。
機械科の実習が始まりました!
4月15日(水)令和2年度の実習が始まりました。やっと機械科の実習室にも活気が戻ってきました。実習室の機械が鋭いモーター音を奏で、春風とともに心地よいスタートとなりました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症対策として、4月20日(月)から5月6日(水)まで臨時休業となってしまいました。生徒のいない倉工はひっそりとしています。早くこの状況がおさまり、活気!(^^)!ある倉工へ戻ってもらいたいものです。
- 材料試験
- 旋盤実習
- フライス盤実習
- 実技説明(旋盤実習)
- 実技説明(フライス盤)
- 安全教育(挨拶指導)
- 講義(フライス盤)
- 熱心に聞く生徒
- 各実習室には消毒液を設置!
SEH研究開発事業2年目の開始
年度末から新型コロナウイルスの関係で生徒が登校出来ず、長い間研究が止まっていましたが、現在臨時休校により引き続き活動が出来ません。しかしながら、いつから活動が出来るようになるのか見通せないため、予備実験については少しでも進めていこうと考え、教員の方で本年度の活動を再開いたしました。
先週の課題研究の時間に今年度メインで研究に携わってくれる生徒を決定し、昨年度同様に15名いますが、彼らが協力して行えば30~40分ほどの作業を、少ない人数の教員で行うと作業に3時間もかかり、初日からかなりの苦労がありました。先のことはまだまだ分かりませんが、出来る範囲で研究し、少しずつ情報を発信しようと考えていますので、今年度も引き続きよろしくお願いいたします。
工業化学科2年危険物合格
工業化学科2年生9名が2月に岡山県で実施された危険物取扱者試験で乙種第4類に合格しました。
これで2年生40名中28名が乙4取得者となりました。
現在は新型コロナウイルスの影響により多くの活動が制限されているため今後のことが心配されますが、状況が改善された時に向けてコツコツ力を蓄えて行ってもらいたいと思います。
2年連続 ジュニアマイスター特別表彰2名受章
工業化学科3年生の池上竜空君と稲角一馬君の2名が在学中に多くの資格や検定の合格をした結果、『ジュニアマイスター特別表彰』の受章しました。
特別表彰の受章については本校工業化学科としては2年連続の快挙です。さらに今年度の受章者は工業化学科のみとなります。3年間の様々な努力の成果を評価されての受章となるので、卒業後も自分の進路において自信をもって進んでもらいたいと思います。
この流れを後輩にも続けていってもらえるよう、多くの資格取得やコンテストに挑戦してほしいと思います。
解繊糸を使った実験
先月本校の端切れを解繊していただいた原料を使った実験を行い、データを取ったところ、酵素の使用量が質量に対して15%の量で充分な反応が見られました。
これまでの前処理方法では原料と等量の酵素を使用しなければ反応が上手く進まず、少ない酵素使用量では糖度が上がりませんでした。
今回これまでの5分の1以下の酵素量で糖化が進んだので、今後は実験の再現性を確認するとともに、1度の酵素使用量に対してどこまで原料の追加が出来るかなども検討していきたいと思います。
工業化学科課題研究発表会
1月23日(木)に工業化学科課題研究の発表会がありました。今年度から取り組み始めたSEH研究を含め4つのテーマを設定し、3年生がそれぞれの班ごとに一年間研究をしてきたことについて「発表要旨」と「プレゼンテーション資料」を生徒が作成し、2年生や先生方の前で発表しました。発表練習が十分ではなかったため伝わりにくいところもありましたが、発表内容に対する質問も多く聞かれ、発表者・聴講者ともに良い時間を過ごすことができました。
今回の経験は、社会へ出る生徒も進学する生徒にとっても、実りの多い経験となったと思います。この経験を活かして卒業後も更なる活躍がされることを願っています。