技能検定(機械検査作業3級)の受検に向けて,岡山県職業能力開発協会より,「ものづくりマイスター」認定者(機械検査技能士)を,講師として本校に派遣して頂きました。生徒15名が技能講習会に参加し技能向上に努めています。
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電子機械科 技能検定シーケンスに初合格
平成26年度後期技能検定の合格発表があり,電子機械科からは,電気機器組立て(シーケンス制御作業)3級に2年藤田凌雅君と1年喜井菜奈実さん,機械検査(機械検査作業)3級に,2年岡下稔君と河原弘貴君の2名が合格しました。
電気機器組立て(シーケンス制御作業)は,所定の時間内に,ベルトコンベア,パイロットランプ,押しボタンスイッチなどで構成された制御装置に,持参したプログラマブルコントローラを接続して,当日指示された動作を行うプログラムを作成し,正しく動作させることが試される検定試験です。動作の内容はコンベアの往復動作やパイロットランプの制御,緊急停止動作などがあり,制御プログラムの作成は持参したパソコンを使用して行います。
藤田君と喜井さんの二人はメカトロニクス研究部に所属しており,顧問の八田先生の指導の下,熱心に取り組み見事合格することができました。電気機器組立て(シーケンス制御作業)では,本校で初の合格者となりました。
また,機械検査の岡下君と河原君は,2年生の実習と補習で機械検査作業に一生懸命に取り組み合格してくれました。本校からは,他に機械科から機械検査作業に8名,普通旋盤作業に1名が合格しました。

電気機器組立て(シーケンス制御作業)
技能検定試験装置
電子機械科 情報技術検定1級合格!
1月に行われた第53回情報技術検定の1級に,電子機械科3年 有滿昌希君 が合格しました。
情報技術検定の3級と2級は,試験時間50分で行われますが,1級になると,Ⅰ.ハードウエアとⅡ.プログラミングの2分野について,それぞれ50分,合計100分間で行われ,ⅠとⅡと共に100点満点中70点以上で合格となります。
プログラミング言語はC言語を用いて,国家試験「基本情報技術者試験」の受検者向けレベルに作問されています。
有滿君は,2015高校生テクノフォーラムでの電子機械科の発表メンバーの一人でもあり,連日のプレゼンテーション作成とリハーサルの合間を縫うように補習に参加,自宅でも復習や過去問題に粘り強く取り組み,見事難関の1級を本年度全校でただ一人突破しました。

〔1級に合格した有滿君〕
H26年度 電子機械科 課題研究発表会
1月23日(金)においまつ会館で平成26年度の電子機械科課題研究発表会を行いました。本年度は、電子機械科3年生2クラスの生徒が、9班14テーマに分かれ課題研究に取り組んできましたが、その1年間取り組んできたそれぞれの研究の成果をみんなの前で発表しました。どの班も研究のねらいから、計画、製作、工夫した点、苦労した点、感想、今後の課題など、それぞれに一生懸命に発表してくれてとても良い発表会になったと思います。
ただ残念だったのは、例年は、電子機械科全学年6クラスの生徒・先生方の前での発表会を行っていますが、インフルエンザ流行の影響で、本年度は、1・2年生が発表会を見学できなかったことです。発表会には参加できませんでしたが、3年生が頑張ってくれた成果を、1・2年生が引継ぎ、来年度以降さらに内容を充実できることを期待したいと思います。
〔平成26年度課題研究テーマ〕
①伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~
②Auto CADの研究
③スターリングエンジンカーの製作
④マイコンカ―の製作
⑤ものづくりコンテスト(溶接作業部門)への取り組み
⑥防球ネットの製作
⑦薪ストーブの製作
⑧金属と木材
⑨ワイヤーカットを制御する
⑩ピカタワーの製作
⑪メロディー時計の製作
⑫二足歩行ロボットの研究・製作
⑬ギター・ベースエフェクターの製作
⑭スピーカーの製作
2015高校生テクノフォーラム
1月17日(土)に浅口市中央公民館で2015高校生テクノフォーラムが開催されました。この高校生テクノフォーラムは岡山県下の工業高校生の研究成果を発表する場として毎年1月に行われており、今回は6校8テーマの研究発表・展示が行われ、本校から電子機械科と工業化学科の2題の発表がありました。

電子機械科では、D3A岡村嘉通君・有滿昌希君・伊藤 駿君・西谷一貴君・D3B山田泰大君・土居亮太君の6名が、「伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~」をテーマに研究発表をしました。発表では、精密機械科の昭和四十年代より現在まで総合実習として引き継がれている「ハンドバイスの製作」について、機械科の鋳造実習でバイス本体を製作していただき、それを加工していく過程、丸棒から必要な様々な部品を実習室の多くの工作機械を操作して加工し組み立てて完成させる様子を紹介し、永年指導をいただいていた先生のインタビューと生徒へのメッセージを交え、この伝統のものづくりの大切さについて発表しました。想いを込めて一生懸命発表し、優秀賞をいただくことができました。
〔研究発表の様子〕 研究発表したメンバー 6名
〔有滿君・土居君・伊藤君〕
〔西谷君・岡村君・山田君〕
工業化学科では、C3の梶田・新居田・新田・平田・古川・横谷・藤井君の7名で『身近な植物の炭化と活性炭の評価及び石鹸への利用』をテーマに発表をしました。身近にある竹・
シュレッダーダスト・もみがらを炭化し、それを県下の工業高校で唯一設置している走査型電子顕微鏡で表面構造を観察し、孔の数や大きさを解析し吸着性の違いを滴定により比較実験をしていく化学の基礎から応用技術まで備えた実験の発表でした。今後の課題として石鹸への利用や廃液の浄化へと環境改善に役立つ内容を一人一人、自信を持って発表し、優良賞をいただきました。この発表を通して生徒各人が多くの人の前で堂々と生き生き発表でき達成感と自信を持って社会に旅立ってほしいと思います。
ものづくりコンテスト(溶接)県予選上位独占
ものづくりコンテスト(溶接作業部門)中国大会岡山県予選会に、M2A島谷君・M2C歴舎君が出場しました。放課後、夜遅くまで機械科塩飽先生の指導のもと、溶接の練習を繰り返してこの大会に臨みました。
その結果、上位を独占しました。島谷君が1位、歴舎君が2位になりました。来年度岡山県で開催される中国大会での活躍を期待しています。
機械科1年生 社会人講演会
1月27日(火)5・6限目機械科1年生対象の社会人講演会「働くことの意義」と題して、本校機械科を平成16年卒でナカシマプロペラ(株)勤務の田中裕樹氏を講師に迎え講演会を行いました。講演は、自己紹介・会社紹介・働くことの意義・高校でやるべき事などについて、後輩に理解しやすいように話をしていただきました。1年生諸君は今後の学校生活での方向付けについて大いに役立ったと思います。
平成26年度 機械科3年生課題研究発表会
平成27年1月25日(月)おいまつ会館2階において機械科3年生の課題研究発表会が開催されました。3年生は、それぞれのグループで研究してきたことをパワーポイントを利用してわかりやすく発表していました。
ものづくりコンテスト(旋盤)プレ大会
平成27年1月24日(土)機械科機械加工実習室を会場に「高校生ものづくりコンテスト」(旋盤作業部門)が開催されました。本校よりM2Cの大江君とM1B川村君が出場しました。毎日放課後旋盤加工の練習をしてきた成果を遺憾なく発揮し、5月に開催される県大会出場が決まりました。
技能検定3級(鋳造)でがんばりました。
電子機械科 パソコン利用技術検定1級合格!
12月に行われた第26回パソコン利用技術検定の1級に,電子機械科3年 岡本 融君が合格しました。
検定では,筆記試験と実技試験が行われ,3級ではワープロ,2級では表計算,1 級ではデータベースのSQL が実技試験の内容として出題されます。
また,筆記試験ではパソコンの関連知識と実際の利用技術が出題されます。特に1級は,パソコン本体のソフトウェア,ハードウェア,周辺機器やデータベース,ネットワークに関する幅広い知識と理解が必要で,IT パスポート試験(主催:IPA)にも合格できるように難易度を考慮して作成されています。
岡本君は,11月頃よりほぼ毎日学校で補習を受け,自宅でも復習や過去問題に粘り強く取り組み,見事難関の1級を学年でただ一人突破しました。

〔1級に合格した岡本君〕
ものづくりコンテスト(溶接作業部門)
平成26年12月13日(土)備前緑陽高校を会場に「高校生ものづくりコンテスト(溶接作業部門)」岡山県大会が開催されました。本校よりM3B芝崎君・M2A島谷君・M2C歴舎君が出場しました。この大会に向け毎日放課後に機械科塩飽先生の指導のもと溶接実習室で夜遅くまで圧力容器を製作し練習を重ねてきました。その結果、M3B芝崎君が総合2位・M2A島谷君が総合3位・M2C歴舎君が奨励賞を受賞することが出来ました。
M2C 溶解実習を行いました。
平成27年1月28日(水)今年度3回目の溶解実習がM2C対象に行われました。機械科2年生全員で実習時間に製作した砂型に総重量約700kgの鋳鉄を約1500℃に加熱し溶解して流し込みます。キュポラより溶けて流れ出す鋳鉄をはじめて見て、生徒は大きな歓声を上げました。生徒は、緊張したおもむきで真剣に実習を取り組みました。
電子機械科池田君技能検定金賞受賞!
ものづくりコンテスト(電気工事)県大会1位
「高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)岡山県大会1位・2位
5月17日(土)にポリテクセンター岡山に於いて、平成26年度「高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門・電子回路組立部門)」岡山県大会が開催されました。
岡山県下から電気工事部門には16名・電子回路組立部門には14名の選手が出場し、本校電気科から3年生 新宅航君・2年生 杉原弘晃君(電子回路組立部門)、2年生 江草育真君・問田蓮君(電気工事部門)が参加いたしました。
電気工事部門で問田君が1位、江草君が2位となり、中国地区大会に出場が決まりました。
第18回スターリングテクノラリー参加
~MDクラス 宙返り7.5回 MSクラス 2”48~
埼玉県の日本工業大学キャンパスで,11月8日(土)に開催されました第18回スターリングテクノラリーに,電子機械科3年大野貴弘君が課題研究スターリング班を代表して参加しました。
MDクラスは,5個の垂直ループを含む周回路で宙返りの回数を競います。約19団体,64台がエントリーしました。MSクラスは,8.8mの周回路の1周の速度を競います。約20団体,95台がエントリーしました。
初めはMDクラスでしたが、大野君のスタートで7.5回の宙返りを記録しました。次はMSクラスで,エンジン不調でしたが1周2”48を記録しました。入賞には至りませんでしたが,7.5回の宙返りは良い記録なので感動しました。
中電工出張授業
株式会社 中電工の「中電工創立70周年記念行事」の一環として、ひろしまマイスターによる電気科1・2年生を対象にした出張授業を6月17日(火)に 本校電気科棟で実施いたしました。
講師に、株式会社 中電工マイスター 戸田康昌先生をお迎えし、電気工事の基本作業を実践していただきました。作業の方法や注意点などを熱心に説明していただきながら、作業完了までの様子を見学させていただきました。
特に、戸田先生のお言葉の中で「作業で大切なことは、常に作業完了時のできあがった電気回路をイメージして最優先に電気設備技術基準を守り、そして、電線の長さをそろえるなど、次の作業のための手間を惜しむことなく手を掛けることによって、安全できれいな電気工事ができる」というご自身の信念を教えていただくことができ、心に響きました。
株式会社 中電工の皆様、来校していただき、社会の厳しさや作業に向かう心構えなど、ご教授頂き、教員・生徒共々、深く感謝いたします。
日本ソロプチミストより表彰受賞
平成16年より機械科で習得した機械技術を活用した身近な取り組みとして、近隣の病院へ出向き車椅子の整備を中心とするボランティア活動を行い地域に貢献してきました。その活動を日本ソロプチミスト(管理職・専門職に就いている女性の奉仕団体)より評価していただき、学生ボランティア賞・クラブ賞の表彰をしていただきました。今後もこの活動を通して地域に貢献し、ボランティア精神豊かな生徒の育成に取り組みたいと思います。
きらり輝け!岡山さんフェア2014
11月16日(日)専門高校等の生徒による学習成果発表会「きらり輝け!岡山さんフェア2014」が岡山県生涯学習センター(人と科学の未来館サイピア、交流棟)を会場に開催されました。
本校からは、サイピアで行われた体験コーナーに、午前中は機械科がプラ板キーホルダーの製作を、午後からは工業化学科が七宝焼きの体験コーナーを開設し、多くの人で賑わいました。
電子機械科 前期技能検定結果!
電気系保全3級、機械検査3級合格!
前期技能検定の合格発表があり、電子機械科からは、機械保全(電気系保全作業)3級に、3年の小松健悟君、池田和生君、河内三千貴君の3名が、また、機械検査(機械検査作業)3級に、同じく3年の福島和樹君、釜床亮斗君、河原伊央璃君の3名が合格しました。
電子機械科では、科の特色づくりのひとつとして、実習内容を大きく4つのテーマに分けて行っています。機械加工実習、FA実習、シーケンス実習、メカトロニクス実習の4つです。技能検定の機械保全(電気系保全作業)は、この中のシーケンス実習に関連した技能検定です。また、2年生の実習の中に、3次元測定を含めた精密測定実習がありますが、技能検定の機械検査(機械検査作業)は、この精密測定実習に関連した技能検定になります。今回の6名の3年生に続いて、今後は1・2年生の技能検定への挑戦も期待したいと思います。