日別アーカイブ: 2021/11/01

船穂公民館主催 カヌー体験教室

10月30日、晴天の中カヌー体験教室が高梁川で開催されました。
この企画は、8月の夏休み中に船穂地域の子供たちにカヌーを体験してもらおうと船穂公民館館長さんからお声掛けをいただいていました。コロナ禍の影響で一度は延期となりましたが、この度無事開催することが出来ました。
この日、参加したのは小学生10名と中学生1名の子供たちでした。
体操からカヌーで使うパドルの操作など倉工カヌー部員が丁寧に指導しました。


みんなカヌーが初めてでとても緊張していたようですが、カヌー部みんなで優しく指導し、とても楽しそうにカヌーに乗ってました。
久しぶりにたくさんの人たちが集い、高梁川がとても賑やかで楽しく過ごすことができました。また、地域の方々の協力で、ドローンの撮影もしていただき、カヌーを上空から撮影していただきました。完成が楽しみです。
また、カヌー部が日頃からのお付き合いをさせていただいている艇庫のすぐそばの下村石油さんのご好意で畑のサツマイモ掘りを体験させていただきました。
カヌー体験だけでなく今日はサツマイモもゲットでき、部員は大満足で帰っていきました。
地域の方々とつながりを持って活動できるのがカヌー部の特権だと思います。これからもたくさんの方々とつながりを持ち、地域に貢献する部活動であり続けたいと思います。

倉工解繊原料による糖化反応

これまで課題研究の授業の度に解繊してきた原料が、ようやく本研究で使用する1回分に貯まったので先週の中間考査最終日の放課後にアルカリ処理を行いました。


その後乾燥させた原料を用いて、いよいよ本校で解繊した原料のみを使用した実験をスタートしました。これまでのスケールアップした実験では上手くいかなかった点について踏まえ、酵素の量と回転数を上げ、制御装置による温度調整は行わずに反応熱と空冷による加温としています。以前に発酵、濃縮まで進めた時の最終的なアルコール濃度は41.6%で回収量としては200mL程度だったので、今回はそれを上回る濃度と回収量を期待したいと思います。

また、校内発表に向けての準備も進めており、こちらは平日の放課後も毎日のように残って資料の作成を行っています。
上記作業の翌日、反応容器の中に追加で原料を入れようと確認したところ、中が泡だってしまっていて糖度も低く、反応が上手くいっていないようでした。

そこで共同研究者の滝澤先生と酵素の販売元であるナガセサンバイオ(株)へ現状に対するアドバイスをお願いしたところ、泡立ちが起こるほどの回転数の上昇が問題点であると判明したので、一旦反応槽の中身を廃棄し、再度低速度での反応を始めました。来週には結果が判明するので、引き続き確認していきたいと思います。