専門科」カテゴリーアーカイブ

テキスタイル工学科 世界デビュー !?

海外向けの英語放送NHK WORLD(約150の国と地域で視聴可能)による「Cycle Around Japan」という番組でテキスタイル工学科が紹介されます。
実習の様子が主ですが、デニム織布については特に入念なロケが行われました。
放送は8月13日(土)11:10~,18:10~,26:10~,翌朝6:10~です。視聴可能な方は是非ご覧ください。

SI接頭語の話題

SI接頭語とは、例えば「15キロメートの距離」の15kmや「スマホの通信量15ギガバイト」の15Gbyteの「k」や「G」で、単位の前についている記号です。大きな数や小さな数をスマートに表現できます。
15km=15000mであり、15Gbyte=15000000000byteです。
機械科でも、1年生で学ぶ工業技術基礎で精密抵抗器のカラーコードを理解する学習の時にも関連して学びます。
そのSI接頭語に新しい記号が増える見込みとなりました。
次の表を見て下さい。


背景が黄色の4種類が追加予定です。科学技術の進展に伴い、それを表現する手段も変化しています。

工業化学科 令和4年度前期試験乙種全類合格者の紹介


先日文章でも紹介しましたが、工業化学科3年生の3名が新たに全類取得者となりました。
甲種や他の資格取得にも挑戦していってもらいたいと思います。

工業化学科「株式会社 フロロコート 岡山事業所」の方のご協力を得ました


 本校工業化学科では数年前からペットボトルのリサイクルに取り組んでいます。このところ長年使用している植木鉢の型から樹脂がはずれにくくなっていました。生徒が「フライパンのように加工していたらいいのになあ」という言葉からフッ素加工をしている業者を探していたところ、岡山県にあることがわかりました。話の中で工場長が工業化学科の卒業生であることがわかり、加工のお願いをしたところ快く引き受けていただけました。本当にありがとうございました。
 これで2学期からの課題研究が捗り、スムーズにいくことになると思っています。卒業生の方の力をものづくりに生かしていきたいと思います。

工業化学科 エネルギーに関する講演会

7月15日(金)に工業化学科の2、3年生を対象に、日本エネルギー経済研究所 戦略研究ユニット 原子力グループ 主任研究員の木村謙仁様に「2050年のカーボンニュートラルに向けた日本のエネルギー政策」という演題でご講演をしていただきました。

普段の授業でもエネルギーに関する話はあるものの、深く掘り下げる機会はなかなかないため、生徒にとっては初めて聞くようなキーワードや、今現在、低炭素社会に向けて取り組んでいるたくさんの技術を知ることができ、大変良い時間を過ごすことができました。

多くの生徒が講演会を聞いた感想に、今後の技術開発に対する期待だけでなく、それらの取り組みに参加していく必要があるのだという思いを表していて、今回の話を自分たちの将来のこととして捉えてくれていました。

工業化学科 危険物試験結果報告

6月26日(日)に実施された危険物取扱者試験の結果が発表されました。
工業化学科では2、3年生が受験をしています。

乙種は1類6名、2類3名、3類6名、4類5名、5類7名、6類6名が合格しました。
※人数は述べ人数
また、甲種は0名と残念ながら合格者はいませんでした。

今回の合格で乙種全類取得者が3年生に新たに3名加わり、現在甲種取得者2名と乙種全類取得者13名になりました。
2年生の乙種合格者を増やすために、クラスルームを活用した新たな取組も行いましたが、効果的だったのは対面での補習でした。
次の秋の試験に向けて、様々な方法を検討して合格率が上がるようサポートして行きたいと思います。

電子機械科 第二種電気工事士 補習

電子機械科では、第二種電気工事士の技能試験へ向け補習を行っています。

残された期間は少しですが、何回も繰り返し練習をして頑張ってます!

電気科のとある”いちにち”

今回のタイトルは「ここまできたら絶対合格するんじゃ!!~第二種電気工事士実技試験に向けて頑張っています~」です。


5月30日(日)に実施された筆記試験では全員合格とはなりませんでしたが・・62名の合格(合格率は95.4%)でした。他校の合格率が例年に比べて悪い状況の中、倉工の電気科生徒諸君からは「思ったより簡単じゃった」との声が多く聞かれました。その言葉の裏側には、ひとえに倉工生がしっかりと筆記試験に向けて勉強をがんばった証拠だと思っています。

筆記試験合格を受けて6月中旬からは7月23日(土)に実施される実技試験に向けた補習を頑張ってきました。2年生の実習で工事の実習を経験しているので、基本的な技術は持っている2年生の諸君です・・・・が・・・・

「実技試験は一つの間違いも許されない試験で、言い換えれば100点満点じゃないと合格しない試験」なので、ほとんど完成しているのに接続を1本間違えたり、工事自体はよくできているんだけど・・施工条件違反だったりと・・最初のころは生徒諸君は結構苦戦していました。

しかしながら毎日候補問題を作成する中で、だんだんと電気科の先生方から「合格です!」の判定をいただくことが多くなり、生徒諸君の顔つきも自信がある顔に変化してきました。
今週末の土曜日が実技試験本番です。最後まで合格目指して頑張れ~~~~!!応援よろしくお願いします!!

技能検定機械検査の補習頑張っています!

機械科棟2階塑性加工実習室では、明日行われる技能検定機械検査の受験に向けて、機械科野瀬先生の指導のもと、本番さながらの測定練習に取り組んでいます。
今日は、明日の試験で、注意するポイントを野瀬先生から丁寧に指導してもらっていました。
受験する機械科の生徒は、これまで、時間を見つけては、コツコツと練習に取り組んできました。ぜひ日頃の成果が発揮されることを期待しています。

機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月30日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で9回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
今回のgc/msの課題研究ではビデオを見てGC/MSの動かし方について三人で確認や実際に動かしたりして動作を覚えました。また、一人が休んでもいいように一人一人ができる作業を考えたりしました。今回はあまり進むことができませんでしたが一人ひとりは確実に成長をすることができたと思います。次回の課題研究は二学期以降になってしまうので今までに覚えたことや今回学んだことについて忘れないようにして二学期以降も三人で進めていきたいと思います

機器分析(IR装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月30日(木)C3の課題研究の「機器分析(IR装置など)の研究」で9回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。(過去の活動記録をまとめてくれたものです。)

3・4回目は、IRの基本的な操作方法や簡単なサンプル試料(ポリエチレン・ポリスチレン)の測定・再解析・ピーク検出をやりました。説明書を見たり先生に聞いたりして分かったことも多くあったが、ピークの自動検出など操作がわからなかったことも多くあったので分かるようにしていきたいです。
5・6・7回目は、元からあるサンプル試料ではなく自分たちで固体を使った試料を作成してIRを使用して透過度を測定しました。試料の作成方法は、透過度を調べたい試料とKBr(臭化カリウム)を混ぜて、ダイス上下セット・ミニハンドプレス・ペレットホルダを使って錠剤枠を作成しました。(試料 グルコース・ステアリン酸)KBrだけのバックグラウンド測定で使用する錠剤枠はすぐできたが、KBrと試料を混ぜた錠剤枠は量の比率が間違っていたり、量が少なかったりしてなかなかうまくいかなかったので途中KBrを加熱したりもしたが1〜2%しか変わらなかった。成功したときは自分たちの思っていたより試料を少なくしたらうまく測定することができた。色々なことを試して成功することができたのはよかったが、もう少し早くできたと思うので次は説明書をしっかり見たり、失敗した原因が分かるようにしていきたいです。

工業化学科3年 実習風景

6月29日(水)よりローテーションが変わり、新しい班での実習が始まりました。
年間計画では本日までが前の班の実習になる予定でしたが、球技大会が雨天により
中止となってしまったため、一週間前倒しで進めることになりました。
そのため、本日の実習の続きは2学期に持ち越すこととなりますが、作業のポイントを
メモに残すなどしながら、午前中の早い段階で30℃を超える室温の中でも一生懸命取り組んでいます。

工業化学科 端切れからのアルコール製造④

6月16日(木)の課題研究では、前回に引き続き原料の前処理と解繊作業、
精留塔によるアルコールの濃縮作業に取り組みました。

解繊作業は装置の中での絡まりを防ぐため、ハサミで更に細かくして
投入してみましたが、思ったよりも解繊が進まず、あまり良い結果は得られませんでした。
また、精留塔による濃縮も、糖化および発酵工程であまり良い結果が得られていなかったため
低濃度のアルコールしか回収できませんでした。
今回の作業で原料の確保ができたため、糖化反応に進みたいところですが、3年生にとって重要な
期末考査が控えているため生徒の判断で一旦中断することにしました。

次回が1学期最後の授業になるため、解繊作業と並行して2学期に向けた準備を行い、
より良い成果が出るように目指して行きたいと思います。

6月27日(月)機械科3年生課題研究 作業風景1

機械科3年生は、月曜日の4~6時間目まで課題研究の授業を受けています。
各自がやりたい課題を選択して1年間勉強をしています。10班ある課題研究作業風景を少しずつ紹介していきます。
まずは、ゼロハンカー製作班の活動を紹介します。今日は、エンジンを固定する部品を製作、後輪の固定金具の装着、後輪ブレーキの取り付けの作業を分担してワイワイと相談しながら行っていました。目指せ全国高等学校ゼロハンカー大会優勝!がんばれ機械科ゼロハンカーチーム!

電子機械科3年生 実習

電子機械科では、4つのショップに分かれ実習を行っています。

ここでは、MC(マシニングセンタ)実習の作品をご紹介します。                                      3年生のMC実習では、自分たちの好きなデザインを見つけそのデザインになるようにプログラミングしていきます。そして、そのプログラムをMCに送り朱肉入れに加工をしています。
中々思ったようにいかないときもありますが、完成したものはどれも素晴らしいものばかりでした!

令和4年度学校説明会(6月24日)

中学3年生の保護書の皆さまを対象とした「倉敷工業高校 学校説明会」を6月24日に開会しました。

2グループに別れて、機械科・電子機械科・電気科・工業化学科・テキスタイル工学科の5科の実習場所を見学いただきました。中学3年生のみなさんが一人でも多く、倉敷工業高校に魅力を感じていただけるように、保護者の皆様に本校の特色を説明申し上げました。







機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月23日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で8回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
今回のガスマスの課題研究ではシーケンスの作成を行いました。しかし、まだわからない箇所がたくさんあるので、次回の課題研究ではシーケンスを作成できるようにしていきたいと思います。
また、今回は今後の分析に必要な器具等の注文を行いました。まだ、足りないものがあるので今後も計画的に注文を行おうと思います。そして、自分たちの調べたいものを取り扱って課題研究を進めていきたいと思います。

電気科のとある”いちにち”

今回のテーマは「スマート専門高校に変身中です~~(*^▽^*)」です。

昨年度、文部科学省と岡山県が「スマート専門科高校」に変身する予算をつけてくださり、電気科のコンピュータ施設が一新されました。
今までは、一昔前のWindows8なるOSで、しかも電源を入れるとシャーシャーとハードディスクから異音がするパソコンくんもいたりして・・いつ使えなくなるか不安な中での実習をしていました。
この度の施設の更新で、高性能パソコンと3Dプリンタ、レーザー加工機、大判プリンタ、放送設備一式等を導入してくださり、早速に課題研究でO先生が使いまくっています。
今のところ課題研究での使用がメインですが、今年度後半には3年生の実習で 「3DCADを使いこなして、レーザー加工機や3Dプリンタでものづくりができるようになる!!」そんな実習ができるようO先生を中心に現在準備をしています。
これからの実習が楽しみな電気科でした。

6月17日(金) 機械科2年が勉強する材料実験実習を紹介します

機械科2年生の実習の内容の中に、材料実験実習があります。
今回は、金属材料の性質の中の粘り強さを調べるために、シャルピー衝撃試験を用いて金属の性質を調べました。
調べる材料は、ss400、s45c、BS,alの4種類の材料を調べました。実験から得られたデータをもとに折断エネルギーと衝撃値を計算して、金属材料の性質を実験値からも調べることができました。

機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月16日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で7回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
前回のGC/MSで作動しなかった箇所の原因を判明することができました。編集方法やメソッドの作成ができ、定量分析を近いうちに行うための条件を発見することができました。
次回の課題研究の時間にシーケンスの作成やチューニングが行えるように取り組んでいきたいと思います。また、リモートで参加してくれた生徒はGC/MSの分からない単語を調べてくれました。次回も頑張っていきたいです。