専門科」カテゴリーアーカイブ

施設見学と糖化率

昨年度からの研究で端切れからのアルコール製作をしていく際の糖化や発酵については、少しずつではありますが出来る量を増やしてきています。
しかし、実用的な濃度に高めるためには蒸留を始めとする手段を用いる必要があります。現在その方法について省エネで出来る方法について検討していて取り入れたいと思う方法があるのですが、9月30日にその仕組みを導入されている豊和株式会社玉野工場を訪問させていただきました。
対応してくださった田代会長と前田工場長が本校の取り組みに興味を持ってくださり、色々なお話を聞かせてもらうだけでなく実際の装置も見せてくださり大変有意義な時間になりました。
また、先週アルカリ処理済み原料を用いた実験をようやく行えましたが、こちらはこれまでで最も高い糖化率となりました。ここから発酵をおこない最終的なアルコールの変換率がどの程度になるかなど確認していきたいと思います。

電子機械科2年生 実習

電子機械科2年生では1日6時間の実習をしています。
〇旋盤(1~6校時)
〇シーケンス・メカトロ(1~3校時・4~6校時)
〇検査・CAD(1~3校時・4~6校時)
〇溶接・CNC旋盤(1~3校時・4~6校時)
この4つのショップに分かれて実習を行っています。
先生の話をメモを取りながら聞き一生懸命実習しています!
これから寒くなってきますが、寒さに負けないようがんばります!

電子機械科 課題研究の様子 その1 ~シーケンス制御班と3D-CAD班~

電子機械科では、3年で課題研究をしています。
(D3A木曜日1~3校時、D3B木曜日4~6校時)
ここでは、その様子を動画で紹介したいと思います。
〇シーケンス制御班目標
シーケンス制御を使ったものづくりにチャレンジ!!
動画は、アームロボットのティーチングを行っている様子です!!
〇3D-CAD班目標
3D-CADでの設計から3Dプリンタを活用したものづくりにチャレンジ!!
動画は、3Dプリンタで部品を製作している様子です!!
今後も、各課題研究の様子を紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!!

動画はこちらです

電気科3年課題研究(ロボコン班)製作11回目

9月最後の製作となりました。10月から進路決定に向けた試験が本格的に始まります。3年生は最も忙しい時期になるため、この日の作業で遅れを取り戻したいところです。


これで受験に安心して集中できます。次回の製作は電子回路に挑戦します。

スケールアップ実験への挑戦結果

連休前に仕込んだスケールアップ実験でしたが、結論としてはまたしても失敗に終わりました。というのも、ガラス器具で行っていた実験にもかかわらずステンレス製の容器で行ったため熱の伝わり方の違いを考慮できておらず、溶液が普段より高くなり過ぎてしまい、おそらく酵素が失活したと考えられます。単純な部分に気付くことが出来ず、大変残念でした。ただ、ビーカーレベルにおける現段階での最適条件での糖化実験については撹拌が不十分にも関わらず、これまでの糖化条件の中でも最高レベルの糖度を確認できたので、今後につながる結果となりました。

いよいよアルカリ処理済みの原料による糖化実験もスタートしたので、結果が楽しみです。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジン

機械科2年生「原動機」の授業で、内燃機関について勉強します。

その中で、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの差異についても学んでいきます。
皆さんは、その違いをどのように捉えていますか。
燃料が違うだけだと思っていませんか。
次のリンク先を御覧ください。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジン

スケールアップ実験への挑戦

今週末から連休があるため、毎日の細かな調整が出来ないことから何度目かのスケールアップ実験に挑戦しています。これまでの失敗を参考に、解繊糸をネットに詰め込み、酵素の入った水の上に吊るす形で撹拌の邪魔にならない工夫をしました。上手く反応が進めば、次回は酵母菌の違いによる発酵具合の確認をしていきたいと思います。
また、先週から今週にかけてまとめたデータをもとに、ビーカーレベルにおける現段階での最適条件での糖化実験も同時に行っています。

電気科3年課題研究(ロボコン班)製作10回目

2学期に入り3回目の作業となりました。9月中に組み上げることを目標に頑張った結果、授業が終わる間際、シャシー完成!と喜びましたが、最後の最後に新たな間違いが見つかりました。タイヤがはみ出て取り付けられませんでした。ちゃんと図面は描きましょう。次、がんばります。

機械科原動機「ポンプと水車」

機械2年生「原動機」の授業でポンプと水車の勉強をしました。どちらも流体(水)との「エネルギー」をやり取りする機器です。
外観や用途に目が向けられることが多いですが、エネルギー授受の本質は何でしょうか。
ポンプは水にエネルギーを与え、水車は水からエネルーをもらいます。エネルギーの流れの方向が逆です。
次の資料を御覧ください。
ポンプと水車のエネルギー

再中和と今後に向けて

前回夏休み前にアルカリ処理を行った原料を使った糖化を始めたものの、アルカリ処理後の中和不十分により液性が強いアルカリ性になってしまい、酵素が活性を失ったとみられ、残念ながら実験としては不完全な結果となりました。

そこで再度中和処理をしたものの、授業中には乾燥させることが出来ず、今回は止む無く糖化の実験は見送ることとなりました。来週末から4連休が控えているため、計画的に考えて実験したいと思います。

また、これまでの半年間、様々な条件を変えながら研究を進めてきたので、振り返りと今後に向けてデータの整理もおこなっています。個々のデータを上手く集約するのは難しい事ですが、放課後にも残って頑張ってまとめています。

スーパーエンバイロメントハイスクール電気科進捗状況3

電気科で担当させていただいている、制御装置の配線が完成に近づいてきました。家電品に比べて、多くの電力を消費するため、工場などで使われる電気工事が必要になってきます。電気科の生徒はほとんど電気工事士の資格を持っており、工事自体は可能ですが、万が一、大切な校舎に傷をつけたり、事故があったりしてはならないので、専門の業者様に校舎側の電気工事をお願いしました。

9月9日16時より、業者様に御来校いただきまして、業者様が行って下さる工事と、電気科生徒の行う工事の分担を確認しました。今後は、10月ごろより業者様に電気工事をしていただき、そのあと、制御装置までの電気工事を電気科の生徒で行います。電気工事が完成したら、安全のため、動作確認のほか、様々な試験をします。すべてクリアできるように、しっかりと作業をしていきたいです。

最後になりましたが、業者様におかれましては、お忙しい中、いろいろとアドバイスをいただきまして、ありがとうございました。お礼を申し上げます。

テキスタイル工学科2年 実習風景

2学期が始まり、テキスタイル工学科2年生の実習内容のローテーションが変わりました。
毎週水曜日の実習は午前、午後とコースに分かれ「染め」「織り」「デザイン」の基礎を学んでいます。
暑さも少し収まり、ようやく実習のしやすい季節になりそうです。
今年は作品を見ていただく機会が少ないのですが、2学期後半には学習の成果を紹介できるように頑張っています。

電気科3年課題研究(ロボコン班)製作9回目

2学期に入り2回目の作業となりました。9月中に組み上げることを目標に頑張っていますが、遅れが目立ってきました。効率よく作業ができるように、もう一度各自の作業内容を確認してから授業に取り組みました。

電気科の とある”いちにち”

今回の題は・・「超超難関資格に挑戦します!!」・・・です。

電気科2年生の橋本海風君(総社中出身)と原田莞治君(倉敷北中出身)の2名が9月13日(日)に行われる第三種電気主任技術者試験に挑戦します。俗に「電験三種」と呼ばれていますが・・4科目一発合格の合格率は7%~9%という超超高度な資格試験です。

4科目の一発合格は厳しいものがあるので、2年間で4科目の合格を目指す計画です。今回は電力と法規の2科目の科目合格を目標に頑張っています。
新型コロナウイルスの休業期間の影響もあり、本格的な勉強は6月から基本毎週土曜日に補習を行い、平日は自分で勉強するというスタイルで勉強をしてきました。
期末試験を終えてからは、文武両道を目指している原田君は部活動も頑張りながら今までのスタイルで勉強し、資格試験に燃えている橋本君はほぼ毎日実習室で勉強を頑張ってきました。

今は最後の追い込みですが・・・過去問題を解いていると・・こんな問題初めて見るがあああ・・というほど電験三種は奥が深い資格試験です(*^▽^*)
試験まであと1週間、全力で頑張りたいと思います。

アルカリ処理済み解繊糸を用いた実験

9月に入り久々の課題研究を行いました。8月17日から始まった2学期でしたが、3年生は授業と並行した履歴書の作成に悪戦苦闘の日々を過ごしていたため、ようやくの再開となりました。

そのような事情で夏休み前から長期間発酵させっぱなしになっていたため、データとしての信憑性はなく、酵母菌による違いについては今後再実験するつもりですが、少なくとも糖を含んだ溶液にカビが生えておらず、アルコールの存在を感じさせるものでした。

また、夏休み前にアルカリ処理を行った原料を使った糖化を始めたので、どの様な結果になるか確認していきたいと思います。

電気科の とある”いちにち”

今回のテーマは題して「暑い中・・・ミストが生徒諸君を守りました!これからもしばらく活躍します!!」なお話です。
電気科では第二種電気工事士試験の下期試験に向けて7月下旬から補習を行っています。2学期に入ってからも午後の補習を全力で頑張ってきました。
8月下旬は毎日暑い日が続き、時には猛暑日もありました。そんな中、電気科のF先生・N先生・E先生・H先生が熱中症対策としてミスト発生器を製作しました。
このミスト発生器の下には・・補習の休憩時間に飲み物を持った生徒諸君が涼を求めてやってきます。ここで涼をとった生徒諸君は「補習の後半も気合を入れてがんばるぞ!!」という雰囲気になっていました。
9月になっても暑い日が続いていますが、実習の休憩時間等にも活躍してくれそうです。

電気科3年課題研究(ロボコン班)製作8回目

7月21日以来、およそ一か月半のブランクがあったためか、作業内容を忘れていたり、製作していたパーツの行方が分からなかったりしたため、作業効率がいつもより悪かったようですが、なんとか、制御プログラムの骨子ができました。最初からプログラミング言語を使うことはハードルが高すぎるため、まずは、日本語でプログラムを考えました。今回はこの部分の完成です。この後、日本語1行をプログラミング言語に置き換えることで、プログラムを完成させる予定です。

電子機械科も第2種電気工事士補習中

電子機械科も、10月の第2種電気工事士筆記試験に向けて暑い中補習を頑張っています。

新しく覚えることが多く苦戦していますが、ソーシャルディスタンスにも気を付けて仲間と励まし合いながら一歩一歩確実に学習しています。

スーパーエンバイロメントハイスクール電気科進捗状況2

電気科で製作させていただいている糖化槽の制御回路の作業を行いました。基本部分は90%程度作業を終えることができましたので、お知らせいたします。
完成が近づくにつれて配線も多くなり、スパゲッティー状態になってしまいます。そこで、配線一本一本に線番号を割り当てて、見やすくするためのマークを貼り付けました。
今回の制御装置は二か所に分かれる設計のため、それらを接続する電線が20本必要になるのですが、暑さのためか、赤色(+)と黒色(-)の本数を間違えてしまい、10本程度やり直しが必要になりました。これは極性を間違えてしまうことにつながり、ショートなどにつながる重大なミスです。今後は、このような失敗をしないよう気を付けて製作をしていきたいと思います。