専門科」カテゴリーアーカイブ

SEH研究引継ぎ会

課題研究発表会終了後、現3年生は卒業考査に入り授業としての研究への取組はなくなります。また、学校としても入試業務を中心とした時期に入るため、なかなか研究にかける時間が取れなくなります。そこで、現3年生がいる間に、2年生の代表者へ研究の引継をおこないました。
発表会で概要を聞いた直後なので、普段の予備実験に関するノウハウを中心に、3年生が手本を示し、2年生が実際に体験するという形でおこないました。今後は2年生だけで取り組んでいくようになりますが、今回体験したこととメモを頼りに頑張ってもらいたいと思います。

電気科 課題研究発表会・・盛り上がりました!!

1月21日(火)2・3時限目に電気科の課題研究発表会を行いました。3年生が2年生に対して4月から取り組んだ成果をしっかりと発表しました。
今年度の課題研究は10班に分かれていて、ロボットの製作・総社イルミネーション参加作品・電動キックスケーターの製作・マイコンカーの製作などなど4月からものづくりを行った成果を、真面目な・楽しい・面白い発表に会場は大いに盛り上がりました。
発表を聞いた2年生は来年度に向けて「頑張ろう!!」という気持ちになった様子でした。

電気科 ものづくりコンテスト電気工事部門始動しました!

1月19日(日)倉敷工業高校の電気工事実習室において、来年度の「ものづくりコンテスト(電気工事部門)」の大会に向けて講習会が実施されました。
岡山県内の工業高校9校から20名が参加し、倉工電気科からは2年生の中塚君(水島中)・中村君(味野中)、1年生の進藤君(福田南中)・安田君(庄中)の4名が参加しました。
参加した4人の生徒は第二種電気工事士の免状を取得しており、基礎的な技術は身に着けていますが、コンテストの課題は難しい内容で、苦戦しながらも一生懸命技術の習得に励んでいました。

2級ボイラー技士合格

12月に2級ボイラー技士の試験があり、2年生の在間悠徒君が合格しました。これで今年度は合計6名の合格者となりました。
難しい試験ではありますが、諦めることなく繰り返し挑戦し、無事に合格できたことは素晴らしいことだと思います。
今後も色々な資格取得に積極的に励んでいってもらいたいと思います。

酵素量の調整と発酵実験

酵素の追加購入が間に合わなかったためスケールアップした実験については一旦保留とし、これまでの研究で原料の前処理についてはある程度の方向性が得られたので、酵素の使用量の調整とその実験で得られた糖液を用いた発酵の実験に取り組んでいます。
酵素の使用量についてはこれまでは実験結果に差をつけるために多めに使用していたので、量を減らしていき問題なく糖化できるラインを見極めたいと思います。
また、次年度本格的に取り組む予定の発酵に関する予備的実験に臨み、実際にアルコールが得られるかどうか調べようと思います。

SEH共同研究者による講演会③

1月17日にスーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業の共同研究者である株式会社フジワラテクノアートの久岡様に「固体培養の産業利用」という演題で、工業化学科の1・2年生を対象に御講演をいただきました。
微生物や麹菌に関する基礎的内容から、人間生活をより良くしていくための利用方法など分かりやすく丁寧にお話いただきました。
企業ならではの視点も多くあり、気づきの多い、実りある時間を過ごすことができました。

布用シュレッダーと糖化槽についての視察

今回の研究に関する取り組みをされている企業へ、1月15日~16日にかけて研究代表として教員4名で視察をおこないました。
1社目は静岡県にある株式会社石川総研で、布を解繊する取り組みをされています。
現在本校では酵素の効果を高める可能性があるため、端切れを生徒が手で解繊しています。
しかし、かなりの時間を費やし効率も良くないため、スムーズに行うためのヒントを得るためにお伺いさせていただきました。
装置の説明をしていただいた後、網目の径を3mm~10mmまで段階ごとに郵送していた本校の端切れを解繊していただき、仕組みや仕上がりの状態などについて詳細な説明を受けました。
今回解繊された端切れを、今後糖化予備実験に使用する予定です。


2社目は栃木県にある浪岡製作所で、こちらは圧力容器や基礎実験装置の設計・製造をおこなっている企業です。
現在本校で取り組んでいる研究をスケールアップした形で処理することができる糖化槽の製作を依頼しています。
メインの装置は作製していただきますが、架台及び制御装置に関しては本校の機械科、電気科、電子機械科の先生方を中心に作製するため図面や小型の実物を見ながら詳細な打ち合わせをおこないました。
今回の視察で多くの知見を広げることができたので、これらを活かして引き続き研究へ取り組んでいきたいと思います。

ファッション技術科展・岡山県高校デザイン展 のお知らせ

 今年度も、本校ファッション技術科/テキスタイル工学科の授業の取り組みにつて展示をさせていただきます。これは、課題研究、実習を中心とした授業で学んだ、成果を作品にして展示・発表します。
 また、県内のデザイン系の学科がある高校の作品展も開催されます。
 皆様の来場をお待ちしております。

日程/場所
〇ファッション技術科展:倉敷市倉敷物語館 多目的ホール
 1月18日(土)・19日(日) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)

〇岡山県高校デザイン展:岡山県天神山文化プラザ 第1展示室
 1月21日(火)~26日(日) 9:00~17:00(最終日は15:00まで)

ものコン(電子回路組立)始動しました!(^^)!

12月25日(水)来年度のものづくりコンテスト(電子回路組み立て部門)に向けて、中国職業能力大学校で「高校生ものづくりコンテスト対策講習会」が開催され、1年生の小泉壮大君が参加しました。
クリスマスの日に開催でしたが、岡山県の工業高校生14名が参加し、参加者は熱心に取り組んでしました。
小泉君は実習の中ではんだごてを使って簡単な電子回路を組み立てた経験はありますが、講習会では見たこともない電子部品もあり、戸惑いながらも一生懸命に取り組んでいました。令和2年5月に開催される県大会に向けて良いスタートがきれた様子でした。

全日本高等学校ゼロハンカー大会 チーム倉工全開‼️

昨日に、引き続き寄島町「三ツ山スポーツ公園・新多目的広場」特設コースにて、ゼロハンカー大会の予選、決勝が行われました。
今回初出場のチーム倉工は、1次予選、2次予選と進みました。そのなかで、キャブレターのガスケットが破損するトラブルがありましたが、機械科古城先生の「神対応」で、厚紙でガスケットを作り無事、エンジン始動!「轟く!エンジン」で2次予選で走行することができました。しかしながら、タイムの関係で敗者復活戦へまわることに・・・。気を取り直し敗者復活戦のスタートグリッドへ移動中にドライブシャフトが折れていることに気付き、無念のリタイアとなりました(T-T)。
決勝へは進めませでしたが、次へつながる、良い経験となりました。応援ありがとうございました。

全日本高等学校ゼロハンカー大会 初出場!!

12月25(水)、26日(木)の2日間、浅口市寄島町「三ツ山スポーツ公園・新多目的広場」特設コースにて、第17回全日本高等学校ゼロハンカーレースが行われます。
この大会に、機械科の課題研究班が初出場します。10名の生徒が4月から製作に取り掛かり、試行錯誤の上に昨日の12月24日に完成し、試走しました。そして、本日会場に持込み無事に「車検」も合格しました。
明日は、予選、決勝の「24分耐久レース」に臨みます。応援よろしくお願いします!(^^)! ゼッケン番号は「53」、ドライバーは機械科3年B組 福田将大 君です。

新しい酵素を用いた糖化実験

酵素の残量の関係でスケールアップしての糖化実験は年明けに延期することにしましたが、現在使用中の酵素と同等の効果が期待される酵素のサンプルをいただくことができたので、これまでと同様の条件による糖化の実験をおこないました。結果は上々で、今後の研究でも問題なく使用できることが分かりました。
新しい酵素を用いて、年明けからはスケールアップした実験に再度取り組もうと思います。

分解されなかった残渣

今日の実習は研究授業でした(電気科の授業の紹介(その1))

12月18日(水)1時間目に電気科のNY先生が研究授業を行いました。
2年生の電気計測実習で「誘導リアクタンスの大きさと周波数の関係を調べる」というちょっと難しめの実習テーマでした。
管理職の先生方も見学に来られ生徒諸君はもちろんNY先生も緊張の面持ちで、いつもの弾けた雰囲気の授業ではありませんでした・・・・が・・・実験回路を組む際にはそれぞれの班が持ち味を発揮してしっかりと実習をしていました。
回路を組んでNY先生点検をしてもらい、合格をもらった際の「やったあああああ」といった生徒諸君のうれしそうな笑顔が印象的でした。

2級ボイラー技士(秋合格)

11月に2級ボイラー技士の試験があり、3年生の池上竜空君、稲角一馬君の2名が合格しました。今年度は既に夏の試験で3名が合格しており、合計5名の合格者となりました。前回の試験で残念ながら不合格だった人達は、10月に実施された再チャレンジ試験に挑戦しましたが、あと一問のところで惜しくも不合格でした。12月にも受験する機会があるので、次こそは合格できるよう頑張ってもらいたいと思います。

目指せ!倉工ルミナリエ! 電子機械科クリスマスイルミネーション

電子機械科3年生の課題研究にて製作された「クリスマスイルミネーション」が本校正門付近に登場しました。
環境にやさしいものづくりの一環で、太陽光パネルにより昼間蓄電した電力を利用し、夜になると自動的に色鮮やかなLEDが点灯します。トナカイの形はステンレスのワイヤーによって組み立てられていて、点灯すると立体が浮かび上がり、とても幻想的です。日が暮れると点灯しますので、機会があればぜひご覧ください。
将来的には規模を拡大し、「倉工ルミナリエ」として広報やイベントに利用する予定だそうです。

社会貢献活動!「車椅子整備班」機械科3年生 課題研究

機械科3年生課題研究「車椅子整備班」が、学んだ技術を活かし実践授業に取り組みました。この取り組みは、倉敷市内にある、倉敷中央病院、倉敷平成病院、倉敷成人病センター等へ生徒が出向き、病院に設置されている車椅子を整備する活動で、十年以上続けています。病院を訪れる方々に安全・安心に使って頂けるように整備しています。

SOJAイルミネーション開催中!

12月2日(月)に始まった「復興 SOJAイルミネーション2019」、総社駅前から総社市役所までがイルミネーションで華やかに飾られています。
点灯式から2週間がたちましたが、本校から出品の「雪だるま」と「チュッピー」は、今のところ4,295個すべてのLEDが無事点灯しているようです。
総社駅階段下に展示されていますので、是非見てください。
交流で点灯させているため、高速で点滅を繰り返しており、きれいに撮れません。


SOJAイルミネーションチラシ

高校生溶接技術競技会岡山県大会

12月14日(土)9:00~ 岡山県立備前緑陽高校にて、令和元年度 高校生溶接技術競技会岡山県大会が行われました。
本校からは、機械科1年生 松尾 凌君、平田 爽馬君 そして、機械科2年生 三宅 智輝君の3名が参加しました。
3名の生徒は、日頃の練習の成果を発揮し、頑張りました。会場には昨年度優勝の機械科3年生金森君も応援に駆け付けていました。
結果は「圧力容器部門」機械科 2年生三宅 智輝君 第5位、機械科1年生平田 爽馬君 第11位  、「突合せ溶接部門」(来年度の全国大会の課題)機械科1年生 松尾 凌君 第8位でした。
三宅君は来年8月22(土)・23(日)岡山県立東岡山工業高校で行われる中国大会へ出場します。さらなる飛躍を期待します。


スケールアップによる実験(結果)

先週から始めたスケールアップしての糖化実験でしたが、残念なことに中身が完全に蒸発してしまいました。
元々床面からコンタミの可能性を減らすために椅子の上で実験装置を組んでいたのですが、結果的にはバランスを崩して倒壊し、中の溶液が無くなってしまったので結果を得ることができませんでした。
すぐにでも再実験に入りたいところですが、期末考査が始まった上に、酵素の残量が尽きてしまい、新しい酵素が到着するまでは休止せざるを得ません。
次回行う際は今回の失敗を活かして取り組もうと思います。

スケールアップによる実験

現在、これまでに取り組んできたビーカースケールでの実験結果をもとに、本研究を通じて初めてスケールアップした実験をおこなっています。翌日に温度調節が上手くいっておらず、温度が6℃まで冷えてしまうトラブルもありましたが、再度調整して再開しました。

スケールアップした倍率通りの結果が得られるかどうか分かりませんが、今後につながる結果が出てくれることを期待したいです。