工業化学科3年生の池上竜空君と稲角一馬君の2名が在学中に多くの資格や検定の合格をした結果、『ジュニアマイスター特別表彰』の受章しました。
特別表彰の受章については本校工業化学科としては2年連続の快挙です。さらに今年度の受章者は工業化学科のみとなります。3年間の様々な努力の成果を評価されての受章となるので、卒業後も自分の進路において自信をもって進んでもらいたいと思います。
この流れを後輩にも続けていってもらえるよう、多くの資格取得やコンテストに挑戦してほしいと思います。
「専門科」カテゴリーアーカイブ
解繊糸を使った実験
先月本校の端切れを解繊していただいた原料を使った実験を行い、データを取ったところ、酵素の使用量が質量に対して15%の量で充分な反応が見られました。
これまでの前処理方法では原料と等量の酵素を使用しなければ反応が上手く進まず、少ない酵素使用量では糖度が上がりませんでした。
今回これまでの5分の1以下の酵素量で糖化が進んだので、今後は実験の再現性を確認するとともに、1度の酵素使用量に対してどこまで原料の追加が出来るかなども検討していきたいと思います。
工業化学科課題研究発表会
1月23日(木)に工業化学科課題研究の発表会がありました。今年度から取り組み始めたSEH研究を含め4つのテーマを設定し、3年生がそれぞれの班ごとに一年間研究をしてきたことについて「発表要旨」と「プレゼンテーション資料」を生徒が作成し、2年生や先生方の前で発表しました。発表練習が十分ではなかったため伝わりにくいところもありましたが、発表内容に対する質問も多く聞かれ、発表者・聴講者ともに良い時間を過ごすことができました。
今回の経験は、社会へ出る生徒も進学する生徒にとっても、実りの多い経験となったと思います。この経験を活かして卒業後も更なる活躍がされることを願っています。
SEH研究引継ぎ会
課題研究発表会終了後、現3年生は卒業考査に入り授業としての研究への取組はなくなります。また、学校としても入試業務を中心とした時期に入るため、なかなか研究にかける時間が取れなくなります。そこで、現3年生がいる間に、2年生の代表者へ研究の引継をおこないました。
発表会で概要を聞いた直後なので、普段の予備実験に関するノウハウを中心に、3年生が手本を示し、2年生が実際に体験するという形でおこないました。今後は2年生だけで取り組んでいくようになりますが、今回体験したこととメモを頼りに頑張ってもらいたいと思います。
- 解繊原料を用いた酵素による糖化実験
- 解繊していただいた端切れ原料
電気科 課題研究発表会・・盛り上がりました!!
1月21日(火)2・3時限目に電気科の課題研究発表会を行いました。3年生が2年生に対して4月から取り組んだ成果をしっかりと発表しました。
今年度の課題研究は10班に分かれていて、ロボットの製作・総社イルミネーション参加作品・電動キックスケーターの製作・マイコンカーの製作などなど4月からものづくりを行った成果を、真面目な・楽しい・面白い発表に会場は大いに盛り上がりました。
発表を聞いた2年生は来年度に向けて「頑張ろう!!」という気持ちになった様子でした。
電気科 ものづくりコンテスト電気工事部門始動しました!
1月19日(日)倉敷工業高校の電気工事実習室において、来年度の「ものづくりコンテスト(電気工事部門)」の大会に向けて講習会が実施されました。
岡山県内の工業高校9校から20名が参加し、倉工電気科からは2年生の中塚君(水島中)・中村君(味野中)、1年生の進藤君(福田南中)・安田君(庄中)の4名が参加しました。
参加した4人の生徒は第二種電気工事士の免状を取得しており、基礎的な技術は身に着けていますが、コンテストの課題は難しい内容で、苦戦しながらも一生懸命技術の習得に励んでいました。
2級ボイラー技士合格
酵素量の調整と発酵実験
酵素の追加購入が間に合わなかったためスケールアップした実験については一旦保留とし、これまでの研究で原料の前処理についてはある程度の方向性が得られたので、酵素の使用量の調整とその実験で得られた糖液を用いた発酵の実験に取り組んでいます。
酵素の使用量についてはこれまでは実験結果に差をつけるために多めに使用していたので、量を減らしていき問題なく糖化できるラインを見極めたいと思います。
また、次年度本格的に取り組む予定の発酵に関する予備的実験に臨み、実際にアルコールが得られるかどうか調べようと思います。
SEH共同研究者による講演会③
1月17日にスーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業の共同研究者である株式会社フジワラテクノアートの久岡様に「固体培養の産業利用」という演題で、工業化学科の1・2年生を対象に御講演をいただきました。
微生物や麹菌に関する基礎的内容から、人間生活をより良くしていくための利用方法など分かりやすく丁寧にお話いただきました。
企業ならではの視点も多くあり、気づきの多い、実りある時間を過ごすことができました。
布用シュレッダーと糖化槽についての視察
今回の研究に関する取り組みをされている企業へ、1月15日~16日にかけて研究代表として教員4名で視察をおこないました。
1社目は静岡県にある株式会社石川総研で、布を解繊する取り組みをされています。
現在本校では酵素の効果を高める可能性があるため、端切れを生徒が手で解繊しています。
しかし、かなりの時間を費やし効率も良くないため、スムーズに行うためのヒントを得るためにお伺いさせていただきました。
装置の説明をしていただいた後、網目の径を3mm~10mmまで段階ごとに郵送していた本校の端切れを解繊していただき、仕組みや仕上がりの状態などについて詳細な説明を受けました。
今回解繊された端切れを、今後糖化予備実験に使用する予定です。
2社目は栃木県にある浪岡製作所で、こちらは圧力容器や基礎実験装置の設計・製造をおこなっている企業です。
現在本校で取り組んでいる研究をスケールアップした形で処理することができる糖化槽の製作を依頼しています。
メインの装置は作製していただきますが、架台及び制御装置に関しては本校の機械科、電気科、電子機械科の先生方を中心に作製するため図面や小型の実物を見ながら詳細な打ち合わせをおこないました。
今回の視察で多くの知見を広げることができたので、これらを活かして引き続き研究へ取り組んでいきたいと思います。
ファッション技術科展・岡山県高校デザイン展 のお知らせ
今年度も、本校ファッション技術科/テキスタイル工学科の授業の取り組みにつて展示をさせていただきます。これは、課題研究、実習を中心とした授業で学んだ、成果を作品にして展示・発表します。
また、県内のデザイン系の学科がある高校の作品展も開催されます。
皆様の来場をお待ちしております。
日程/場所
〇ファッション技術科展:倉敷市倉敷物語館 多目的ホール
1月18日(土)・19日(日) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)
〇岡山県高校デザイン展:岡山県天神山文化プラザ 第1展示室
1月21日(火)~26日(日) 9:00~17:00(最終日は15:00まで)
- ファッション技術科展
- ファッション技術科展 場所
- 岡山県高校デザイン展
- 岡山県高校デザイン展 場所
ものコン(電子回路組立)始動しました!(^^)!
12月25日(水)来年度のものづくりコンテスト(電子回路組み立て部門)に向けて、中国職業能力大学校で「高校生ものづくりコンテスト対策講習会」が開催され、1年生の小泉壮大君が参加しました。
クリスマスの日に開催でしたが、岡山県の工業高校生14名が参加し、参加者は熱心に取り組んでしました。
小泉君は実習の中ではんだごてを使って簡単な電子回路を組み立てた経験はありますが、講習会では見たこともない電子部品もあり、戸惑いながらも一生懸命に取り組んでいました。令和2年5月に開催される県大会に向けて良いスタートがきれた様子でした。
全日本高等学校ゼロハンカー大会 チーム倉工全開‼️
昨日に、引き続き寄島町「三ツ山スポーツ公園・新多目的広場」特設コースにて、ゼロハンカー大会の予選、決勝が行われました。
今回初出場のチーム倉工は、1次予選、2次予選と進みました。そのなかで、キャブレターのガスケットが破損するトラブルがありましたが、機械科古城先生の「神対応」で、厚紙でガスケットを作り無事、エンジン始動!「轟く!エンジン」で2次予選で走行することができました。しかしながら、タイムの関係で敗者復活戦へまわることに・・・。気を取り直し敗者復活戦のスタートグリッドへ移動中にドライブシャフトが折れていることに気付き、無念のリタイアとなりました(T-T)。
決勝へは進めませでしたが、次へつながる、良い経験となりました。応援ありがとうございました。
- 整備中
- 二次予選に向けて整備中
- 厚紙でガスケット製作
- 古城先生「神対応」
- 一次予選タイムトライアル、スタート
- 一次予選前の緊張感!
- 二次予選スタート直前
- 二次予選緊張のスタート!
- 軽快に走る、二次予選
- シャフトが折れ、無念のリタイヤ
全日本高等学校ゼロハンカー大会 初出場!!
12月25(水)、26日(木)の2日間、浅口市寄島町「三ツ山スポーツ公園・新多目的広場」特設コースにて、第17回全日本高等学校ゼロハンカーレースが行われます。
この大会に、機械科の課題研究班が初出場します。10名の生徒が4月から製作に取り掛かり、試行錯誤の上に昨日の12月24日に完成し、試走しました。そして、本日会場に持込み無事に「車検」も合格しました。
明日は、予選、決勝の「24分耐久レース」に臨みます。応援よろしくお願いします!(^^)! ゼッケン番号は「53」、ドライバーは機械科3年B組 福田将大 君です。
- 車検中
- 学校での積み込み
- 車検中
- 無事に車検証を頂きました
- インタビューを受ける福田君
- コースを頭に入れる
- 村井先生との打ち合わせ
- 試走前の福田君
- 試走中
新しい酵素を用いた糖化実験
今日の実習は研究授業でした(電気科の授業の紹介(その1))
12月18日(水)1時間目に電気科のNY先生が研究授業を行いました。
2年生の電気計測実習で「誘導リアクタンスの大きさと周波数の関係を調べる」というちょっと難しめの実習テーマでした。
管理職の先生方も見学に来られ生徒諸君はもちろんNY先生も緊張の面持ちで、いつもの弾けた雰囲気の授業ではありませんでした・・・・が・・・実験回路を組む際にはそれぞれの班が持ち味を発揮してしっかりと実習をしていました。
回路を組んでNY先生点検をしてもらい、合格をもらった際の「やったあああああ」といった生徒諸君のうれしそうな笑顔が印象的でした。
2級ボイラー技士(秋合格)
目指せ!倉工ルミナリエ! 電子機械科クリスマスイルミネーション
電子機械科3年生の課題研究にて製作された「クリスマスイルミネーション」が本校正門付近に登場しました。
環境にやさしいものづくりの一環で、太陽光パネルにより昼間蓄電した電力を利用し、夜になると自動的に色鮮やかなLEDが点灯します。トナカイの形はステンレスのワイヤーによって組み立てられていて、点灯すると立体が浮かび上がり、とても幻想的です。日が暮れると点灯しますので、機会があればぜひご覧ください。
将来的には規模を拡大し、「倉工ルミナリエ」として広報やイベントに利用する予定だそうです。
社会貢献活動!「車椅子整備班」機械科3年生 課題研究
機械科3年生課題研究「車椅子整備班」が、学んだ技術を活かし実践授業に取り組みました。この取り組みは、倉敷市内にある、倉敷中央病院、倉敷平成病院、倉敷成人病センター等へ生徒が出向き、病院に設置されている車椅子を整備する活動で、十年以上続けています。病院を訪れる方々に安全・安心に使って頂けるように整備しています。
- 整備マニュアルで確認
- タイヤの整備
- ブレーキの整備
- 慎重に整備を進めます
- チーム倉工
- 自転車を使ってパンク修理
- 整備マニュアルで確認

















































































