日別アーカイブ: 2020/06/15

原料の減容化

前回の課題研究に引き続き、全体で予備実験の仕込み方と発酵の手順について学び、その後課題研究班のリーダーを中心に役割分担を行い、作業に取り掛かりました。
今回の実験では休校期間中に得た水のデータを基に、一度に処理できる原料の量の確認と、フラスコ内に入れる際の原料の減容化について検証しました。
原料の端切れを解繊することで酵素の働きは向上しましたが、体積的にかさばるようになってしまったので、水に浸して圧縮することで小さくしてみました。大型装置に移行する際、1回の処理量を少しでも増やせるよう、今後も様々な方法を検証していきます。
また、前回回収した反応後の糖液を用いて発酵させたところ、翌日の時点でアルコールの匂いは確認できたのでこのまま続け、次回機器による分析をしたいと思います。

カヌー部 学校練習


梅雨入りし、天候が悪く川での練習ができない日が続いています。そんな時には、学校で基礎体力トレーニング頑張ってます。
本校にはカヌーのパドリングマシンを現在カヤック3台、カナディアン1台設置しています。今日のマシントレーニングではテクニックを確認したり、心肺機能を高める無酸素トレーニングをおこないました。カナディアンのマシンについては昨年カヌー部OBの方々のご支援により購入することができました。ありがとうございます!
また、ウエイトトレーニング場でベンチプレスやスクワットなど約1時間筋力トレーニングを行いました。
久しぶりの基礎トレーニングで筋肉痛になっている部員がいますが、しっかり練習後のセルフケアをしてまた明日の練習頑張りましょう。

船のスクリューを高速回転すれば艇速はあがるのか

機械科2年生原動機の授業から
機械科では「原動機」という科目を勉強します。原動機は種々のエネルギーと機械的な運動の関係を学びます。
「船のスクリューを高速回転すれば艇速はあがるのか」という問題に対しては、「ベルヌーイの定理」と「キャビテーション」という現象から迫ります。
まず、「ベルヌーイの定理」とは、流体のある一筋の流れにおいては、「位置」と「速度」と「圧力」のエネルギーの和は一定であるというものです。この3つの合計の値は一定で、流れのなかのそれぞれのタイミングで割合のみが変化するのです。
では「キャビテーション」とは何か。授業スライドの一部を御覧ください。

放課後の分析

毎週木曜日が課題研究の授業日ですが、今年度はより細かなデータを取るため平日放課後にも分析をすることにしました。臨時休校期間中から毎日データを取っていましたが、その時は週一回の登校日の日に行うだけで、実際には教員がやっていました。

今回からは生徒自身で組んだローテーションを基に、生徒自身の手で行っています。間違いがないよう確認しながら慎重に作業を進める事ができ、全体での研修が活かされています。

6月15日、倉敷ケーブルTVの取材がありました👍

6月15日16:00〜 、倉敷ケーブルTVの取材がありました!本校の「メカトロニクス研究部」が製作した「フェイスシールド」を17日(水)に倉敷中央病院へ寄贈するにあたっての、事前取材ということです。部員も緊張しながら、作業を進めていました。最後に倉敷ケーブルTVの方へフェイスシールドをお渡ししたところ、大変喜んでいらしゃいました。この模様は、18日(木)17:00〜の「KCTワイド」で放送されます。