電子機械科」カテゴリーアーカイブ

電子機械科 課題研究発表会

 1月22日(金)においまつ会館で平成27年度の電子機械科課題研究発表会を行いました。本年度は、電子機械科3年生2クラスの生徒が、14班16テーマに分かれ課題研究に取り組んできました。その1年間取り組んできたそれぞれの研究の成果を、電子機械科全学年(6クラス)のみんなの前で発表しました。
 発表では、研究のねらいから、計画、製作の様子、工夫した点、苦労した点、感想、今後の課題など、それぞれに一生懸命に発表をしてくれて、とても良い発表会になったと思います。来年度は、電子機械科実習棟の大規模改修工事を予定していて、実習や課題研究が思うようにできない面も心配されますが、1・2年生には、先輩の研究の成果を引継ぎながらもさらに新たな発想でもって充実した課題研究となるように頑張ってもらいたいと思います。


〔平成27年度課題研究テーマ〕
①世界の建築物のデザインによる朱肉入れの製作
②オリジナルエレキギターの製作
③二足歩行ロボットの研究
④マイコンカ―の製作
⑤Auto CADの研究
⑥朝礼台の製作(溶接)
⑦PICマイコンを使った工作
⑧ワイヤーカットを制御する
⑨金属と木材
⑩圧力容器の製作(溶接)
⑪スコアーボードの製作(溶接)
⑫防球ネットの製作(溶接)
⑬プログラミングメロディーライトの製作(PIC)
⑭オーディオアンプの製作
⑮ベースエフェクターの製作
⑯スピーカーの製作

電子機械科 電気機器組立て金賞受賞!

電子機械科2年 喜井さん
技能検定『電気機器組立て(シーケンス作業)』金賞受賞!

平成27年11月28日(土)にコンベックス岡山「国際会議場」で岡山県能力開発促進大会が行われました。
その中で技能検定を優秀な成績で合格した技能士の方々に岡山県知事表彰が贈られました。本校からは、電子機械科2年生の喜井菜奈実さんが電気機器組立て(シーケンス作業)で金賞を受賞しました。
 喜井さんは、昨年度後期技能検定で1年生ながら、技能検定 電気機器組立て(シーケンス作業)3級に挑戦しました。メカトロニクス研究部の活動の一環として、顧問の八田先生の指導の下で課題に取り組み、電子機械科3年の藤田君と共に、本校電子機械科として、この作業種別初の合格者となりました。
 受賞式に参加した喜井さんは、「金賞をいただくことができて本当にうれしい。八田先生の指導のお陰で、頑張った甲斐がありました。これからも目標を持って挑戦していきたいと思います。」と話してくれました。
喜井金賞2

第19回スターリングラリー出場

第19回 スターリングテクノラリーに参加
~M-Aクラス、Mクラス ~

 埼玉県の日本工業大学キャンパスで,11月7日(土)に開催された「第19回スターリングテクノラリー」に本校電子機械科の2年生が出場しました。7競技のクラスに北は岩手県から南は沖縄まで総数205台が出場し,M-Aクラスに亀井章記君、Mクラスに髙塚敦裕君の2名がそれぞれ参加しました。
 M-Aクラスは,5個の垂直ループを含む周回路で宙返りの回数を競います。40台がエントリーしました。
 Mクラスは,8.8mの周回路の1周の速度を競います。121台がエントリーしました。
 亀井君のKURKO-1号は本番でエンジンの不調で回転が上がらずループ直前でストップする結果になり、記録にはなりませんでした。次はMSクラスで髙塚君のKURAKO-2号が,1周2”07を記録しました。入賞には至りませんでしたが,感動しました。

ついに倉工に『ドローン』登場!!


機械加工から電気まで、そして、メカトロニクスなど各種制御を学習する電子機械科では、先日、学校特色づくりの一環として、カメラ付きラジコンヘリコプター『ドローン』 を購入しました。写真は、グランドで試験飛行をしている様子です。
最近何かと話題になっている、『ドローン』 ですが、コンピュータ制御や先端技術について学習すると共に、様々な問題に配慮し、これからの安全で有効な活用法について探求していきたいと思っています。
当面は、オープンスクール、文化祭などの行事、出前授業などで活用していきたいと考えています。 そして、小中学生から地域の方々に、ドローンを活用した取り組みにより、先端技術から工業高校の魅力を少しでもお伝えすることができればと思います。

電子機械科 技能検定シーケンスに初合格

 平成26年度後期技能検定の合格発表があり,電子機械科からは,電気機器組立て(シーケンス制御作業)3級に2年藤田凌雅君と1年喜井菜奈実さん,機械検査(機械検査作業)3級に,2年岡下稔君と河原弘貴君の2名が合格しました。
 電気機器組立て(シーケンス制御作業)は,所定の時間内に,ベルトコンベア,パイロットランプ,押しボタンスイッチなどで構成された制御装置に,持参したプログラマブルコントローラを接続して,当日指示された動作を行うプログラムを作成し,正しく動作させることが試される検定試験です。動作の内容はコンベアの往復動作やパイロットランプの制御,緊急停止動作などがあり,制御プログラムの作成は持参したパソコンを使用して行います。
 藤田君と喜井さんの二人はメカトロニクス研究部に所属しており,顧問の八田先生の指導の下,熱心に取り組み見事合格することができました。電気機器組立て(シーケンス制御作業)では,本校で初の合格者となりました。
 また,機械検査の岡下君と河原君は,2年生の実習と補習で機械検査作業に一生懸命に取り組み合格してくれました。本校からは,他に機械科から機械検査作業に8名,普通旋盤作業に1名が合格しました。


シーケンス装置
電気機器組立て(シーケンス制御作業)
技能検定試験装置

喜井藤田
電気機器組立て(シーケンス制御作業)に
合格した喜井さんと藤田君

岡下河原
機械検査(機械検査作業)に合格した
岡下君と河原君

電子機械科 情報技術検定1級合格!

 1月に行われた第53回情報技術検定の1級に,電子機械科3年 有滿昌希君 が合格しました。
 情報技術検定の3級と2級は,試験時間50分で行われますが,1級になると,Ⅰ.ハードウエアとⅡ.プログラミングの2分野について,それぞれ50分,合計100分間で行われ,ⅠとⅡと共に100点満点中70点以上で合格となります。
プログラミング言語はC言語を用いて,国家試験「基本情報技術者試験」の受検者向けレベルに作問されています。
 有滿君は,2015高校生テクノフォーラムでの電子機械科の発表メンバーの一人でもあり,連日のプレゼンテーション作成とリハーサルの合間を縫うように補習に参加,自宅でも復習や過去問題に粘り強く取り組み,見事難関の1級を本年度全校でただ一人突破しました。

情報1級有滿
〔1級に合格した有滿君〕

H26年度 電子機械科 課題研究発表会

 1月23日(金)においまつ会館で平成26年度の電子機械科課題研究発表会を行いました。本年度は、電子機械科3年生2クラスの生徒が、9班14テーマに分かれ課題研究に取り組んできましたが、その1年間取り組んできたそれぞれの研究の成果をみんなの前で発表しました。どの班も研究のねらいから、計画、製作、工夫した点、苦労した点、感想、今後の課題など、それぞれに一生懸命に発表してくれてとても良い発表会になったと思います。
 ただ残念だったのは、例年は、電子機械科全学年6クラスの生徒・先生方の前での発表会を行っていますが、インフルエンザ流行の影響で、本年度は、1・2年生が発表会を見学できなかったことです。発表会には参加できませんでしたが、3年生が頑張ってくれた成果を、1・2年生が引継ぎ、来年度以降さらに内容を充実できることを期待したいと思います。


〔平成26年度課題研究テーマ〕
①伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~
②Auto CADの研究
③スターリングエンジンカーの製作
④マイコンカ―の製作
⑤ものづくりコンテスト(溶接作業部門)への取り組み
⑥防球ネットの製作 
⑦薪ストーブの製作
⑧金属と木材
⑨ワイヤーカットを制御する
⑩ピカタワーの製作
⑪メロディー時計の製作
⑫二足歩行ロボットの研究・製作
⑬ギター・ベースエフェクターの製作
⑭スピーカーの製作

2015高校生テクノフォーラム

 1月17日(土)に浅口市中央公民館で2015高校生テクノフォーラムが開催されました。この高校生テクノフォーラムは岡山県下の工業高校生の研究成果を発表する場として毎年1月に行われており、今回は6校8テーマの研究発表・展示が行われ、本校から電子機械科と工業化学科の2題の発表がありました。

テクノ看板

 電子機械科では、D3A岡村嘉通君・有滿昌希君・伊藤 駿君・西谷一貴君・D3B山田泰大君・土居亮太君の6名が、「伝統のものづくり~ハンドバイスの製作~」をテーマに研究発表をしました。発表では、精密機械科の昭和四十年代より現在まで総合実習として引き継がれている「ハンドバイスの製作」について、機械科の鋳造実習でバイス本体を製作していただき、それを加工していく過程、丸棒から必要な様々な部品を実習室の多くの工作機械を操作して加工し組み立てて完成させる様子を紹介し、永年指導をいただいていた先生のインタビューと生徒へのメッセージを交え、この伝統のものづくりの大切さについて発表しました。想いを込めて一生懸命発表し、優秀賞をいただくことができました。

     〔研究発表の様子〕         研究発表したメンバー 6名
                           〔有滿君・土居君・伊藤君〕
                           〔西谷君・岡村君・山田君〕

 工業化学科では、C3の梶田・新居田・新田・平田・古川・横谷・藤井君の7名で『身近な植物の炭化と活性炭の評価及び石鹸への利用』をテーマに発表をしました。身近にある竹・
シュレッダーダスト・もみがらを炭化し、それを県下の工業高校で唯一設置している走査型電子顕微鏡で表面構造を観察し、孔の数や大きさを解析し吸着性の違いを滴定により比較実験をしていく化学の基礎から応用技術まで備えた実験の発表でした。今後の課題として石鹸への利用や廃液の浄化へと環境改善に役立つ内容を一人一人、自信を持って発表し、優良賞をいただきました。この発表を通して生徒各人が多くの人の前で堂々と生き生き発表でき達成感と自信を持って社会に旅立ってほしいと思います。

電子機械科 パソコン利用技術検定1級合格!

 12月に行われた第26回パソコン利用技術検定の1級に,電子機械科3年 岡本 融君が合格しました。
 検定では,筆記試験と実技試験が行われ,3級ではワープロ,2級では表計算,1 級ではデータベースのSQL が実技試験の内容として出題されます。
 また,筆記試験ではパソコンの関連知識と実際の利用技術が出題されます。特に1級は,パソコン本体のソフトウェア,ハードウェア,周辺機器やデータベース,ネットワークに関する幅広い知識と理解が必要で,IT パスポート試験(主催:IPA)にも合格できるように難易度を考慮して作成されています。
 岡本君は,11月頃よりほぼ毎日学校で補習を受け,自宅でも復習や過去問題に粘り強く取り組み,見事難関の1級を学年でただ一人突破しました。

パソコン1級岡本写真

〔1級に合格した岡本君〕

電子機械科池田君技能検定金賞受賞!

 平成26年12月6日(土)にコンベックス岡山「国際会議場」で岡山県能力開発促進大会が行われました。その中で技能検定を優秀な成績で合格した技能士の方々に岡山県知事表彰が贈られました。本校からは、電子機械科3年生の池田和生君が金賞を受賞しました。
 池田君は、「高校生から一般の企業の方々まで多くの方が表彰を受けられる中で、名誉ある賞をいただくことができたのだと実感しました。」と受賞の喜びを話してくれました。
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第18回スターリングテクノラリー参加

第18回スターリングテクノラリー参加
  ~MDクラス 宙返り7.5回  MSクラス 2”48~

 埼玉県の日本工業大学キャンパスで,11月8日(土)に開催されました第18回スターリングテクノラリーに,電子機械科3年大野貴弘君が課題研究スターリング班を代表して参加しました。
 MDクラスは,5個の垂直ループを含む周回路で宙返りの回数を競います。約19団体,64台がエントリーしました。MSクラスは,8.8mの周回路の1周の速度を競います。約20団体,95台がエントリーしました。
初めはMDクラスでしたが、大野君のスタートで7.5回の宙返りを記録しました。次はMSクラスで,エンジン不調でしたが1周2”48を記録しました。入賞には至りませんでしたが,7.5回の宙返りは良い記録なので感動しました。

電子機械科 前期技能検定結果!

電気系保全3級、機械検査3級合格!

前期技能検定の合格発表があり、電子機械科からは、機械保全(電気系保全作業)3級に、3年の小松健悟君、池田和生君、河内三千貴君の3名が、また、機械検査(機械検査作業)3級に、同じく3年の福島和樹君、釜床亮斗君、河原伊央璃君の3名が合格しました。
電子機械科では、科の特色づくりのひとつとして、実習内容を大きく4つのテーマに分けて行っています。機械加工実習、FA実習、シーケンス実習、メカトロニクス実習の4つです。技能検定の機械保全(電気系保全作業)は、この中のシーケンス実習に関連した技能検定です。また、2年生の実習の中に、3次元測定を含めた精密測定実習がありますが、技能検定の機械検査(機械検査作業)は、この精密測定実習に関連した技能検定になります。今回の6名の3年生に続いて、今後は1・2年生の技能検定への挑戦も期待したいと思います。

電子機械科課題研究発表会


1月24日(金)に、おいまつ会館で電子機械科課題研究発表会を開催しました。
この発表会は、電子機械科3年生の課題研究で取り組んだ研究の成果を、電子機械科全学年の生徒と先生に発表するもので、
さまざまな研究テーマについて取り組む中で、上手くいったことや苦労した点、また後輩達へのアドバイスなど交えながら一生懸命発表してくれ、とても有意義な発表会になったと思います。本年度の研究テーマは次のようなテーマでした。

〔課題研究テーマ〕
(1)Auto CADの研究
(2)アーク溶接による圧力容器の製作
(3)エフェクタの製作
(4)オーディオアンプの製作
(5)資格取得・電気工事
(6)マイコンカーの製作
(7)精密正六面体加工の製作研究
(8)二足歩行ロボットの研究
(9)オリジナル朱肉入れの製作
(10)オリジナルエレキギターの製作
(11)卓上バイスの製作
(12)スターリングエンジンの製作
(13)アームロボットの研究
(14)階段昇降機の製作

マイコンカーラリー中国大会出場

12月1日(日)に、岡山県生涯学習センターで行われたマイコンカーラリー中国大会に出場しました。課題研究でマイコンカーの製作に取り組んだ3年生が、Basicクラスに出場しました。本年度は製作の遅れなどもあり、満足のいく結果は残せませんでしたので、来年はもっとよい結果が出せるように期待したいと思います。

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ものづくりマイスター派遣

技能検定受検に向けて,岡山県職業能力開発協会より,「ものづくりマイスター」認定者で機械検査技能士である熟練技能者の先生を紹介頂き,講師として本校に派遣して頂きました。
2日間に渡って,機械科及び電子機械科生徒約40名に実技講習をして頂きました。本番に向けて頑張っていきます。

技能検定前期結果!

前期技能検定では電子機械科から14名の生徒が合格しました。
合格職種は、機械保全(機械系保全)3級が11名、機械保全(電気系保全)3級が3名です。後期技能検定でも、電子機械科からは機械検査、電気機器組立(シーケンス制御)作業3級に挑戦します。

H25機械系保全合格者

機械系保全3級合格者 11名

H25電気系保全合格者

電気系保全3級合格者 3名

品質管理(QC)検定結果!

 9月1日(日)に、本校を会場に第16回品質管理検定が行われ、電子機械科2年生を中心に、4級56名、3級5名の計61名が挑戦しました。
品質管理検定は、「企業で働く従業員だけでなく、将来、就職を目指す生徒の皆さんに、製品や、サービスの品質管理やコストダウンの実現など、品質管理に必要な能力を身につけていただくことを目的としています。」 
10月上旬に、WEB合格番号発表があり、4級に43名、3級に2名が合格しました。

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QC検定4級(試験直前の様子)

平成24年度後期技能検定合格者発表

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平成24年度後期の技能検定合格者が発表されました。

本校からは機械加工<普通旋盤作業3級>に2名,機械検査<機械検査作業3級>に7名の合格者が出ました。

国家検定に合格し,晴れて技能士となりました。

次は,平成25年度の前期技能検定に多くの生徒がチャレンジする予定です。

外部講師講習会 機械検査

 ~ 明日に向けて種を蒔く ~ <外部講師講習会 機械検査>


電子機械科と機械科の生徒40名と教員が来年度受験の技能検定機械検査3級の受検に向けて講習会を受講しました。
講師には中国職業大学校より川坂將史先生をお招きして,2月9日(土)及び2月16日(土)の二日間に渡って指導を受けました。
機械科と電子機械科という異なる2科の生徒ですが,一つの目標を共有して,科の壁を取り払った講習会でした。
これからもこのような横断的な講習会を企画し,目標達成に向けた取組を進めていきたいと思います。

D1講演会「技能五輪金賞への軌跡」

2月5日(火)電子機械科1年生を対象に、三菱自動車工業㈱日髙倖一氏をお招きし、「技能五輪金賞への軌跡」と題して、講演をしていただきました。
2011年12月に静岡県で行われた第49回技能五輪全国大会「曲げ板金職種」で三菱自動車では初となる金賞を受賞されるまでの軌跡について、後輩の生徒達にわかりやすく話していただきました。生徒達にとっても、身近な先輩の活躍は誇りであり、直接話をお聞きすることができて、とてもよい機会になりました。