ものづくり」カテゴリーアーカイブ

原料の前処理(アルカリ処理)の開始

再度オートクレーブによる前処理済みの繊維を使った糖化実験をおこなった結果、前処理をしない原料のものと比べて1週間後には全て糖度が高くなっていたが、2週間後のデータでは全ての糖度が減少しており、前処理をしない繊維のものと糖度に大きな差が無くなりました。原因はハッキリとは分かりませんが、いずれにしてもこの方法では大きな差は出ない可能性が高いです。そこで新しい取り組みとして共同研究者の方々に教えていただいた情報をもとに、アルカリ性の溶液による前処理を施し、酸性溶液で中和したものを原料にして糖化実験をしてみようと計画しています。これまでの実験は乾燥状態の原料を使った実験をしているので、本日アルカリ性の溶液で前処理した原料を乾かし、近日中に糖化実験を試そうと考えています。

糸状原料のアルカリ処理

布状原料のアルカリ処理

繊維のまち倉敷のモノ作り体験を開催します。

倉敷工業高校と倉敷商業高校によるワークショップ「繊維のまち倉敷のモノ作り体験」を9月1日(日)に岡山天満屋6階みどりの広場にて開催します。
倉工からは、テキスタイル部によるデニムキーホルダーとコースターのワークショップを出店予定です。
よろしければぜひお立ち寄りください。

やったぞ! 第27回全国高等学校ロボット競技大会 出場決定!

8月27日(火)、水島工業高校にて「第27回全国高等学校ロボット競技大会 岡山県大会」が開催れました。
岡山県内6校の工業系高校の生徒が製作したロボット9台の、熱い闘いが繰り広げられました。
倉工からは電子機械科、電気科の合同チームの「倉工1号」、「倉工2号」の2台が出場しました。
予選7位で本戦に臨んだ「倉工1号」が70点を獲得し、見事3位に入り新潟県で行われる全国大会の切符を手にしました。
おめでとうございます。

原料の前処理と糖化実験②

前回繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験をしたところ、結果は全て前処理無しのものの方が糖度が高いという結果になりました。この結果が本当に正しいものなのかどうか調べるため、再度前処理をおこなった布と糸に対する糖化実験をおこなっています。

研究にかかわっているメンバーはお盆明けより就職試験に向けた履歴書書きが始まり、来週からは面接練習が始まります。就職試験に向けてSPIや一般常識に対する準備もあり、ますます時間が取りにくくなりますが、共同研究先である岡山大学や株式会社フジワラテクノアートの方に新しく助言をいただけたので参考にさせていただき進めようと思います。

左:布状原料 左:糸状原料


振とう器の様子①(ウォーターバス中)


振とう器の様子②(インキュベーター内)

1 DAY KURASHIKI 2019スタディーツアー 倉商×倉工 

8月19日(月)、1 DAY KURASHIKI の一環で、2019スタディーツアー 倉商×倉工を開催しました。
9:30からテキスタイル工学科へ倉敷商業高校の生徒16名を招き、テキスタイル工学科の生徒10名が講師となり、「シルクスクリーン印刷」、「ハンカチの染色」を体験してもらいました。
最初は、お互い緊張気味でしたが、作業が進むにつれ緊張もほぐれ、楽しい時間を過ごしました。
作品の仕上がりも上々の出来のようです。
午後からは、「児島ジーンズストリート」の見学と「畳べり」を使った作品づくりに取り組みます。

1DAY KURASHIKI 「繊維のまち倉敷モノ作り体験」

8月9日(金)天満屋倉敷店にて、倉工、倉商の生徒が「ワークショップ」を実施しました。
倉工は「倉工デニム」を使った「デニムキーホルダー」と「コースター]、倉商は「畳縁くるみボタン」と「いぐさものづくり」のワークショップに取り組みました。
夏休みということもあり、家族連れの方も多く小さな子供も、一生懸命作っていました。
また、テレビの取材もあり、本校の生徒は緊張ぎみでしたが、お客様に丁寧に教えていました。

電気科生徒が全国電子工業教育研究会で発表しました

8月1日から2日に岡山市のピュアリティまきびにおいて、令和元年度第60回全国電子工業教育研究会・岡山大会が行われました。その2日目、生徒研究発表の部で、電気科3年の小原 朱生、高橋 陸斗、原 寛翔、堀 ひかる、三上 遼人の5名で、「LEDによる水耕栽培」〜5年間のまとめ6年目の挑戦〜を発表し、優秀賞を頂くことができました。今後も課題研究を頑張りますので、応援よろしくお願いします。

原料の前処理と糖化実験

岡山理科大学の見学の際にいただいたヒントをもとに、繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験を始めました。前処理の条件も2パターン考え、粉末セルロースで得られた良好な培養条件で確認しています。

夏休みに入り、進路決定に向けた活動で思うように時間が取れませんが、隙間の時間を有効に出来る範囲で取り組み、糖化槽の作製へと繋げていきたいです。

ONE DAY 楽しい染色教室のおしらせ

今年度も「楽しい染色教室」を次の日程にて開催させていただきますので、是非お越しください。
1.日 時
 8月16日(金)10:00~15:00
2.場 所
 倉敷工業高等学校 テキスタイル工学科棟 1階 染色実習室
3.内 容
 藍染(ランチョンマット) 捺染(ハンカチ)
 シルクスクリーン(Tシャツ)

詳しくはこちらをご覧ください。
ONE DAY 楽しい染色教室

全国電子工業教育研究会 生徒発表に向けて

8月1日(木)、2日(金)の2日間、岡山市北区「ピュアリティまきび」で開催される、「第60回全国電子工業教育研究会」において、生徒研究発表として倉敷工業高校と水島工業高校の2校が研究発表をします。
本校の発表は、電気科が平成25年から6年間研究をしている、「LEDによる水耕栽培」について発表します。
本日、校長先生、教頭先生を招いて、本番を想定したリハーサルを実施しました。

美術部活動報告

高校生芸術フェスティバル2019に参加しました。

7月21日に高梁総合文化会館で行われた芸フェス2019に倉工美術部は美術工芸部門の展示で参加しました。県内の文化系部活動の代表校が一七部門に分かれて展示、発表を行いました。

愛鳥ポスターコンクール

令和元年度愛鳥ポスターコンクール
高校生の部  入選 (岡山県環境文化部長賞)
F科3年 三宅 春香
8月に小、中、高校生の受賞作品の作品展示が行われます。
8月20日(火)〜25日(日)
岡山県生涯学習センター展示スペース(岡山市北区伊島町3丁目1-1)9:00〜21:00まで(初日は13時から   最終日は15時まで)
8月26日(月)〜8月30日(金)
倉敷市役所1階展示ホール(倉敷市西中新田640)8:30から17:30まで(初日は13時から  最終日は15時まで

共同研究先(岡山理科大学)の見学

7月18日(木)にSEH共同研究先である岡山理科大学の見学をさせていただきました。
初めに全体の説明をしていただいた後、最新の実験設備の見学や、バイオ・応用化学科の取組と研究室の見学をさせていただきました。普段学校で使用している器具や装置に比べ充実した設備に驚嘆したり、今後の研究に関するヒントをいただいたりと良い機会になりました。
また、先週再現性について実験した結果も本日まずますの結果が得られましたので、今後は更に好条件となる糖化方法を考えていきたいと思います。

目指せ!電気工事士

電気科では明日の第二種電気工事士実技試験へ向けて、最後の補習に取り組んでいます。実技試験では、与えられた課題を40分の制限時間内に、正確かつ丁寧な工事が求められます。国家資格でもありますので、全員合格を目指して頑張ってください!

試薬セルロースを使った再現性の確認

前回粉末セルロースによる糖化実験を行った結果、やや特徴のある結果が見られましたので、引き続き同じ条件で実験をすることで、再現性があるかどうかを確認してみることにしました。

学校としては午前中授業の期間となり、授業で研究に取り組むことができなくなりましたが、担当者は放課後に残って実験をおこなっています。自分たちで役割を分担し、効率よく作業を進めることができるようにもなってきました。

専門学校でプログラミングの研修受けました(電気部)

令和元年7月13日(土)14時から、専門学校岡山情報ビジネス学院において「高校生のためのプログラミングコンテストへの道」という最新の研修を受講させていただきました。この講習会は全部で6回開催されるものですが、1回目は残念ながら出席できなかったので、内容について行かれるか大きな不安がありましたが、専門学校の学生さんや先生方から手厚い助言をいただいて、無事に受講することができました。また、他校からも20名を超える参加があり、有意義な時間を持つことができました。ありがとうございました。

試薬セルロースで再検討開始 その1

今回は前回の糖化率が低いことをふまえ、布5g溶液200mlに固定して、繊維そのものとセルロースを入れて糖化してみることと、酵素の量を変えてそれぞれどのような結果になるか、経過を見てみることにしました。

反応条件は以下のようにしてみました。

セルロシン40

0.5g

セルロシン25

0.5g

エンチロン

0.5g

セルロース

セルロース

ファイバー

 

現在、岡山理科大学、岡山大学、フジワラテクノアートに協力を求めています。

繊維の糖化をよりスムーズにおこなえるよう、様々な条件で実験していきベストな方法を探していきたいと思います。

スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業発足会

6月20日(木) 16:00~  会議室にて「スーパーエンバイロンメントハイスクール研究開発事業」発足会を行いました。
安藤校長先生の御挨拶で始まり、研究主任の野瀬先生の事業説明、質疑応答等、活発な意見が交わされ有意義な発足会となりました。

機械系保全3級 ものづくりマイスター実技講習会

企業に就職後も技術者として求められる、機械系保全技能の力量を高めるため、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する「ものづくりマイスター」として認定されている植松先生を講師にお招きして、実技講習会を開催しました。

生徒達も、校内の教員の授業とは、またひと味違った講義内容に刺激をうけました。