卓球部」カテゴリーアーカイブ

卓球部 おいまつ会より激励

1月16日(火)本校体育館において、卓球部が全日本選手権に出場するにあたって本校のOB会である、おいまつ会から激励ということで、アクエリアスと激励金を頂いた。
まず皆さんに練習風景を15分程度見ていただきその後、萩原監督より選手の紹介があり、最後においまつ会日下会長より「今まで様々なスポーツ選手を見てきたが、どの選手も声が大きかった。大きな声を出し気迫で相手を圧倒して、全国に倉工という名を轟かせて来てください。最後まであきらめずに頑張ってください。」と、激励の言葉をいただいた。その言葉に答えるように全日本選手権に出場する小郷 楓佑(電気科1年)が力強く決意表明を行った。全国大会に出場する学校は私立高校ばかりで県立高校はあまり見なくなっている。様々な部活動の制約があり一昔前より格段に練習量が減ってきているのが一つの要因だと思われる。その中でも全国へ羽ばたいていくのが我が倉敷工業高校だ。倉敷で生まれ、倉敷で育ち、そこで培った意地と粘り強さで一勝でも多く勝ち取ってもらいたい。

〜出場選手〜
 小郷 楓佑(電気科1年)
 大会名:天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)
 期 日:1月22日(月)~28日(日)
 場 所:東京体育館

令和5年度 第3学期始業式が行われました

1月9日(火)、3学期の始業式、表彰式・全国大会報告会(ボウリング同好会)、全国大会壮行式(卓球部)、生徒会新役員認証式が行われました。
まず、3学期の始業式が行われ,学校長の式辞から3学期がスタートしました。少々冷える体育館でしたが、生徒も静かに式辞に耳を傾けていました。
続いて、表彰式・全国大会報告会としてボウリング同好会からの報告、卓球部の全国大会の壮行式を行いました。
最後に、生徒会役員の退任式・認証式がありました。新たな生徒会長のもと、更に充実した活動をしてくれるものと期待しています。
第3学期始業式


表彰式・全国大会報告 ~ ボウリング同好会 ~

全国大会壮行式 ~ 卓 球 部 ~

生徒会役員退任式・認証式

卓球部 岡山県卓球協会加盟団体戦(一般の部) ㊗優勝

11月23日(水・祝) きびじアリーナにおいて岡山県卓球協会加盟団体戦(一般の部)が行われ、見事に優勝することができた。
今大会は岡山県内の高等学校、実業団、クラブチームが参戦し岡山県No.1を決める団体戦。そのような大会で優勝できたことは、選手たちの自信になったと思う。「実践に勝る訓練はない」11月は毎週試合があり実践訓練を積むことによって、ゲームのやり方、考え方が選手たちに身についたのではないかと感じた。無駄な試合は存在しない。どの試合においても全力で戦い抜くことが倉工卓球部のモットーである。

卓球部顧問

~大会結果報告~
 男子Aクラス
 優勝 倉敷工業高校

卓球部  岡山県高等学校卓球新人大会(シングルス) ベスト4入賞 2名

11月22日(水)きびじアリーナにおいて岡山県高等学校卓球新人大会(シングルス)が開催された。
そこで男子シングルスにおいて小郷 颯佑(電気科1年)と鎌田 瑛人(機械科1年)が決勝進出を逃すも、2名ともベスト4に入賞することができた。1年生らしいパワフルなプレーを見せつつも、台上のボール処理などは堅実に行い、顧問の私から見ていてもこの2名は入学時より一皮むけているなと実感する大会だった。
12月23日~25日には、全国高等学校選抜卓球大会中国地区予選会が地元・岡山で開催される。そこで中国地区4位以内に入れば昨年に続き2年連続の全国選抜出場だ。全国選抜出場の切符を手にするにはこの1年生コンビの活躍が必要不可欠。学校を支えている学校関係者、いつも手厚いサポートをしてくださる保護者、練習相手などで支援してくださっているOB、もちろん選手本人たち、全ての人に対しての嬉しいクリスマスプレゼント(全国高校選抜出場権)になるよう日々の指導に力を入れていきたい。

卓球部顧問

~大会結果報告~
男子シングルス
 第3位 小郷 颯佑 (電気科1年)
 第3位 鎌田 瑛人 (機械科1年)


卓球部 全日本選手権(ジュニアの部)出場権獲得

9/16(土)ジップアリーナ岡山において全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)岡山県予選会が行われ、小郷 颯佑(電気科1年)が見事に出場権を勝ち取った。
昨年の鎌田 樹人(現・電子機械科3年)に続き2年連続の出場となった。しかし全日本出場権獲得までの道のりは決して楽なものではなかった。先月の学年別大会で優勝し、勢いに乗っていた小郷だが、その直後肘を痛めてしまった。3週間はまともに練習ができず同時に肩も痛め、練習を再開したのは大会1週間前のことだった。正直、今大会は厳しい結果になると思っていたところだが、小郷は期待以上の活躍をしてくくれた。まさに「精神は肉体を制する」これが現実となった。この言葉は顧問の私の恩師でもある、倉工卓球部監督の萩原卓己先生がいつも生徒に伝えている言葉だ。まだ体に違和感はあったと思うが一度試合になると、小郷はラケットを振り思い切ったプレーを見せ、地面にボールが落ちるまで食らいつき粘りを見せた。
本人にとって高校生では初の全国大会となり嬉しい事ではあるが、ここはまだ通過点。本戦にいっても1勝でも多く勝ち全国に倉工という名を轟かせようではないか。今後も新人戦やオープン戦を戦い全国選抜中国予選と年内の試合は盛り沢山だ。2年連続全国選抜出場を目指し日々の練習に取り組んでいく。

卓球部顧問

卓球部 岡山県高等学校 学年別卓球大会

8月21日(月)ジップアリーナにおいて岡山県高等学校学年別卓球大会が開催されました。
1年生の部において、小郷 颯佑(電気科1年)が見事に優勝しました。倉工としては7年ぶり、本人としては倉工に入学して初のタイトルとなります。
小学校、中学校の時には勝てなかった数々のライバルを倒し、岡山県内1年生約240人の頂点に立ちました。また、決勝戦では倉工の戦友、鎌田 瑛人(機械科1年)との同士討ち対決になり倉工が1位と2位を独占する形となりました。2年生の部においても新チーム主将上田 和寿(機械科2年)が粘り強さを見せ、3位入賞と健闘しました。

どのスポーツもそうですが夏休みは学校がないので、自分を追い込むことができ、卓球が強くなる大事な時期です。生徒たちもこの夏休み期間お盆も休まず、毎日練習に励みこのような結果を出してくれました。
しかし、私は色々な方が協力してくださったからこそ生徒のレベルアップが実現できたのだと思っています。改修工事に伴い夏休み期間体育館の使用禁止により、無償で練習場を提供してくださっている萩原卓球用具店の皆様。一週間、強化合宿に行かせていただいた全国トップクラスの選手が在籍している強豪・朝日大学卓球部の皆様。熱中症対策のためスポーツドリンクやアイスクリームの差し入れしてくださった保護者会の方々やOB会の方々。たくさんの方々の支えにより生徒たちは頑張っています。これからも色々な人に応援される倉工の伝統卓球部を守り、発展させていきます。頑張ろう!倉工卓球部!
「勝って驕らず、負けて腐らず、いつまでも応援される選手に。」

卓球部顧問

~大会結果報告~
1年生の部
 優勝  小郷 颯佑 (電気科1年) 
 準優勝 鎌田 瑛人 (機械科1年)
2年生の部
 第3位 上田 和寿 (機械科2年)

祝🎉全国教職員大会準優勝

夏休みに入り本格的に暑くなってきました。本校の体育館は夏休み期間、改修工事を行っています。それに伴い卓球部は岡山市にある卓球場をお借りして、毎日練習に励んでいます。
そのような中でいつも指導してくださっている、顧問の福井快智先生(H30年・機械科卒)と外部コーチの萩原卓樹コーチ(H30年・機械科卒)がダブルスを組み、日本一暑い埼玉県熊谷市で行われた第67回全国教職員卓球選手権大会に出場してきました。そこで初優勝を逃すも見事に男子ダブルス全国2位になりました!おめでとうございます🎉(ちなみに全日本社会人選手権の推薦出場権を獲得) お二人はどちらも倉工卓球部OBです。指導者でもあり先輩でもある、このような素晴らしいお二人に僕たちも良い刺激をいただきました。僕たちも負けないように、全国選抜連続出場を目指し頑張ります。(卓球部主将)

卓球部 選抜予選を振り返って

「来年は借りを返す」昨年の帰路そう誓ってからあっという間の1年間だった。
 結果は第5位。なんとか第50回春の全国高校選抜卓球大会の出場権を得ることができた。ホッとしたのが今の正直な気持ちだ。この1年綿密に練習計画を立てては立ち止まり、また練り直しての試行錯誤を幾度となく繰り返した。お世辞にも器用とは言えない選手たちなので思うように伸びて来てくれず思い悩んだ日も多かった。中学校から卓球を始めた生徒が多いうえに、もともとの実力も経験も乏しいのがこの集団の特徴である。「もしかしたら、代表になれるかも」と初めて手ごたえを掴んだのは大会直前12月11日の仮想ゲームの最中、ちょうど大会5日前のことである。
 監督とはまるでオーケストラの指揮者のようなもの。選手それぞれの様々な個性・特徴・性格をしっかりと把握し、上手にコミュニケーションを図りながらひとつのチームとして完成させることが仕事である。さらに選手の抱く不安を取り除くことも重要な役目となる。しかし何年キャリアを重ねてもそれが本当に難しい作業であると今大会を通してあらためて痛感させられた。 試合もチームもそれはまるで生き物のようである。あたかも感情を持ち合わせているかのごとく、わずかな気のゆるみ心の揺れから思いもしない方向へエネルギーを蓄積させながら雪崩をうって動き出す。良くも悪くもそうなるともう誰も止められない。細心の注意を払いながら試合を進めさせているにもかかわらず、監督の力量不足のせいでいまだに改善ができない。
 コーチングとは、わかってきたと思えばまた迷路に迷い込む奥深いものだ。人は失敗を繰り返しながら成長する生き物。まだまだ努力不足と素直に認め、人間力を高め指導者としてさらなる高みを目指し精進したい。監督が信頼してもらえなければ決して生徒は力を発揮してくれないことをよく知っているから。
 今回、選手たちは苦しみながらも粘り強く戦い、倉工は5年ぶり8回目の全国選抜(愛知大会)出場を決めた。自身通算18回目となる一足早いクリスマスプレゼントをいただいた。今回の第50回記念愛知大会は奇しくも第10回大会で私が優勝した思い出の地でもある。40年の時を隔てて会場となる「スカイホール豊田」。そこでどんなドラマが生まれどんな景色が私たちを待っているのか? 選手共々今から早春が楽しみである。
 最後に至らぬ無能な監督を陰で支えてくださる久本先生、保護者の方々の献身的なご協力があってこそ勝ち得た春の選抜代表であることを忘れてはなるまい。
 倉工卓球部のモットーである「さわやかに戦い、さわやかに勝つ」を胸に刻み躍動しよういざ憧れのステージへ!

倉敷工業高校 卓球部顧問

卓球部「年始合同練習試合」

1月4日から6日までの3日間,倉工体育館を使い恒例の年始練習試合を盛大に行いました。30年にわたり毎年訪ねてきてくれる北陸の雄・福井商業高校,同じく長年交流のある名門滝川高校(兵庫)。そして今年は過去全国制覇の実績を持つ湘南工大附属高校(神奈川)も参加してくれました。私にとっては選手時代にインターハイや国体で準決勝、監督としても大阪インターハイのベスト8決定を競ったチームであり感慨深いものがありました。
更に現在大学で活躍中のOB・保護者も多数参加してくださり,白熱した有意義な練習試合を行うことができました。
倉工生は今までの先輩と違い,キャリア不足は否めません。しかし伝統の名に恥じないようにと懸命に食らいつき粘り強く戦う姿勢を見せてくれました。
練習試合を通して技術はもちろんのこと,他県の選手と談笑し交流を深めることができたことも大きな収穫であったと思います。彼らは近い将来,社会を担う人材です。この貴重な経験が今後の人生の糧となることを願ってやみません。

卓球部顧問

卓球部『オリンピックのスター4選手と交流』

12月25日、T リーグ参戦のため、T T彩たまチームの選手が来岡しました。前日練習のため自宅の道場を使用させて欲しいとの要請が2か月前にあり快諾していました。本来は非公開の練習らしいのですが自宅ということもあり、倉工生徒の見学を特別に許可して頂きました。ポルトガルのアポロニア、韓国のチョンヨンシク、香港の黄鎮廷、そして日本の岸川選手らリオで活躍した世界ランク一桁代の超一流選手らの練習です。緊迫したド迫力の打球を初めて目の当たりした生徒達の顔は放心状態で固まっていました。超一流選手は気を抜いた遊び球を一球たりとも打ちはしません。まさに「百聞は一見にしかず」です。これを見て自分達の練習がママゴト程度であったことに気づかないはずがありません。それこそが何よりも大きな収穫でした。卓球を生業としているプロの厳しさです。その一端に触れることができただけでも倉工生にとっては大きな刺激と勉強になったことでしょう。練習に対する取り組み以外にも世界で活躍するには堪能な語学力、丁寧な身体のケアなども重要な要素であり大いに参考になったはずです。最後に世界の超一流選手達は、国境や民族の枠を超えて、それなりの品格を兼ね備えていたことも付け加えておきます。練習場を提供したご縁から、明日は家族でTT 彩たまチームの応援に行かせてもらいます。今後の皆さんの益々の御活躍を期待しています。頑張って下さい。余談ですが韓国のスーパースターチョンヨンシク選手の妹さんが韓国の女優さんと言うことで、ふたりの娘と大変盛り上がっていました。心優しい好青年でありました。

卓球部ニュース

岡山県高校総体を終えて、愛知インターハイ代表も逃し残念な結果となりました。しかし中国大会には通算55回出場(全国第3位)と記録を更新し、全国に3000校以上ある公立高校のトップをなおも走り続けています。優れた新人選手の確保・入試制度や継続的な指導の現実性など公立ならではの難点を鑑みると、55年間の成果は突出したものであると全国から高い評価をいただいています。

さて、スポーツ庁・県教委からの指導通達にあるよう、今後は部活動の活動時間が大幅に制約されます。そのこと自体に何ら反論する立場にはありません。しかし、本来部活動とは強制的に参加させられるものではなく、あくまでも好きな競技スポーツをやりたいという自由意志を持った生徒達の集合体です。それぞれの学校の特色や競技の特性もふまえたうえで熟慮するならば、原則土日のいずれかをオフ日に指定する方針にはいささか疑問を感じます。

生徒達は真剣かつ活発な部活動体験を通して、教室だけでは決して学ぶことのできない教訓を得ていることは間違いありません。たとえば向上心・集中力を養うのは勿論ですが、上達に不可欠な「忍耐力」「反復力」「論理力」「分析力」などのスキルも同時に身につけていきます。さらには仲間やライバルとの出会い、何よりも本人が自主的かつ積極的に人生を歩むうえで基本となる姿勢・習慣をもそこで培われます。まるで社会の縮図のような疑似体験を通しながら、少しづつ自信をつけ、己を磨き輝く力を身につける貴重な教育活動の場であることは今後も普遍です。

最後に県立高校運動部において、持続可能な強化策を打ち出すことは、困難を極めることは重々承知です。いかに激変する時代の流れと融合しつつ、倉工の伝統卓球部を守り発展させていけば良いのか暗中模索の日々がつづいています。

卓球部顧問

卓球部 「OB筑波大の梅崎選手活躍」

3月6日より1週間、「2018東京国際卓球」が盛大に開催されました。本校機械科卒業生梅崎光明君(現筑波大学2年)が一般男子ダブルスにおいて見事初優勝を果たしました。1月に行われた全日本選手権に次ぐ国内では大変権威ある大会です。県立高校出身のチャンピオンは10年前に松山満君(当時明治大学)が果たして以来の二人目です。松山君も前任校での教え子です。しかしながら、それ以外での公立高校出身チャンピオンの記憶が無いのが残念です。
梅崎君を1月の全日本大会(東京)で見かけたときはミスのたびに見せる自信のない試合態度が目に余りました。「どんな不利な状況においてもうつむいてはダメ」とだけ本人に声を掛け別れましたが、このビッグタイトルを自信に繋げてくれることを期待しています。

人が持って生まれたものは、変えられませんからそれを変えようとして苦しむ努力より、変えられるものにチャレンジする勇気を彼には持ってほしいものです。卓球ならば、ドライブの球種・F前レシーブ・ミドルボール処理・精神面など山積です。現状維持では進歩は見込めません。本人が「これは自分の甘えではなかろうか」と気づいたときに変えられるものが変わるときです。幸いにも筑波大学の恵まれた練習環境と、尊敬に値する優秀な先生からの薫陶を日々受けおり、変えられないものと変えられるものの判断・選択能力はもうすでに身につけているはずです。自らの殻を破り一回りも二回りも成長した姿を見れることをつぎに会う日までの楽しみとしています。送り出したからには期待するのもされるのも当然なことですよ。

 卓球部顧問

卓球部「全日本卓球選手権」に参加して

平成30年1月15日から21日までの1週間にわたり東京体育館で,平成29年度全日本卓球選手権大会が盛大に行われました。倉工からはM3Bの白神裕大,萩原卓樹の2名が参加しました。

2年後に東京オリンピックが開催されるこの聖地で試合ができたことは生涯の良き思い出になったことでしょう。巨大な体育館内にある練習会場では水谷・石川選手らのベテランメダリストをはじめ「チョレイ」の掛け声だけでなく名実共に今回トップに立った 張本,女子の平野みゆ・伊藤みまらの若き日本のホープ達が殺気だった練習をしていました。

同じコートで練習するように促しましたが,さすがに彼らにその勇気はなかったようです。試合結果は萩原卓樹が1回戦,白神裕大が2回戦敗退でした。全国での1勝は3ヶ月分の厳しい練習に匹敵するとも言われますがまさにその通りだと思います。近年の卓球ブームに乗り報道・メディアでごった返す赤マットのフロア内です。さぞかし緊張もしたことでしょう。そうした中,多くのプロ選手達が特別な思いで臨むのがこの全日本大会なのです。

3年生のふたりにとって倉工のゼッケンを背に戦う全国大会はこれが最後になりました。しかし,幸いにも卒業後は関西学院大学・京都産業大学でさらにステップアップした競技生活を送れるチャンスが待っています。後輩達の励みになるよう精一杯努力し,逞しくなった姿を見せてください。

最後に伝統校倉工卒の誇りと意地を心に焼き付け巣立ってほしいと願います。そして,今後はどんな困難に立ち塞がれても「覚悟と工夫」があれば道は自ずと開かれるものだと信じなさい。新天地での成長と活躍を心から期待しています。くじけるな!

 卓球部顧問

平成29年度 卓球部の活動について

9月23日岡山市のZIPアリーナにて,平成29年度の全日本卓球選手権大会岡山県予選会が開かれました。その結果,一般男子ダブルスに於いて白神裕大(M3B)組が初優勝。萩原卓樹(M3B)組が準優勝。福井快智(M3B)組が3位入賞し上位を独占することができました。本大会は来年1月15日から21日まで東京で開催されます。上位2組が出場することになりますが,これが倉工生として参加する最後の大会となります。日本卓球界の最高の舞台を楽しむと同時に悔いの残らぬよう実力を出し切ってほしいと願います。
8月にはオリンピック2大会(シドニー・アテネ)に出場し,ベスト8入賞を果たした藤沼亜衣さんから卓球部諸君は直接指導を受ける機会に恵まれました。私の家族と夕食を共にした際の印象から,その誠実な人柄と周りに対する気配り,穏やかな語り口に秘める観察力・洞察力の鋭さには感心させられました。藤沼選手から学んだことは「ただ強いだけじゃダメ,品格・品性ある選手を育成すること」これこそが指導者の根底になければいけないことだと改めて肝に銘じる次第でした。これからも大会が目白押しですがご協力のほどよろしくお願いします。(卓球部顧問)

 

[卓球部」春の選抜出場

2月3日から5日まで鳥取県民体育館にて平成28年度全国選抜高校卓球選手権大会の中国地区予選大会が開催されました。その結果第4位に入賞し3年連続(通算7回目)の代表を獲得することが出来ました。本大会は3月25日から28日の4日間大阪中央体育館において全国の厳しい地区予選を突破した強豪が一同に集い熱戦が繰り広げられます。
今大会生徒達は大会前からとてつもないプレッシャーの中、「よくぞ持ちこたえた」というのが本音です。病気やケガ等予期せぬ出来事にも悩まされながらも幸運も味方につけ、今年も全国の晴れ舞台に無能な監督を招待してくれました。選手達の「がんばり」に心から感謝しなければなりません。                           他の競技同様に、卓球競技においても制約の多い公立高校の置かれた現状は大変厳しいものがあります。特に「春の全国選抜」は地区代表のため残念ながら全国的にもこの数年で公立出場校はほとんど見られなくなりました。                   倉工の代表として、また中国地区の代表として、今度は監督として何か少しでもお役に立てればと思います。「大会は記録と共に誰しもの記憶に残ります。選手諸君と感動を共有できる、そんな時間を大切にしたいものです。」それがささやかな私の願いです。

卓球部顧問

卓球部 夏を終えて新たなスタート切る

8月のインターハイ・夏季大会・各種のオープン大会も精力的にこなし熱く燃えた夏も終わりました。新たな目標を胸に新学期を迎えたところです。振り返ると出場した大会を通して多くの課題と教訓を得ることが出来ました。特にインターハイでは団体・ダブルス・シングルス全ての種目において序盤のリードが守り切れず何とも悔しい逆転負けの場面を何度も味わいました。しかし、不思議な勝ちこそあっても、不思議な負けなどないはずです。

例えば「5-1・6-1・7-1・9-2」などの場面でリードが守れず、勝ちきれませんでした。確かにキャリアを積んだ一流ならその経験値から良く分かるはずです。競り合いや、むしろ2、3点ビハインド追いかける展開の方がかえって戦いやすいものです。序盤大量リードしてからの戦い方のほうが迷いが生じやすく難しくなるときもあります。守勢に入り安全・大事になりすぎたり、逆に早く1本がほしくなり焦ったりと何かと心を惑わす選択肢が広がり生徒にとって結果1本が遠く遠くなってしまいました。

序盤大量リードした場合の心構えは、メンタルでは『ラブオールのつもりで』とか『勝てるかもと思ったときが負けの始まり』など自分自身にしっかりと言い聞かし暗示にかける必要があります。技術面では『連続失点をしない戦術を選択』すなわち自分から点を取りに行くプレーを心がけることやラリー戦に持ち込むことなどが挙げられます。

部員全員が初出場のワクワクした真夏の祭典インターハイ。『実践に勝る訓練はなし』と常々生徒達には言い聞かせてきましたがこの教訓を生かして今後の更なる飛躍を期待しています。また学校からほど近い地元総社市(約8キロ)で行われたインターハイでした。試合だけでなく大会期間中は共に倉工で汗を流した福井商業・静岡学園・報徳学園らの選手との交流を通してさぞかし友好も深まったことだと思います。最後にあなたたちは近い将来社会を担う人格です。大会に携わり裏方で支えて下さった多くの地元高校生・先生方に対しても感謝の気持ちを忘れないそんな人に育ってほしいものです。
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卓球部 顧問

卓球部 「現役世界大会メダリスト岡山へ」

4月29日卓球界現役名プレーヤーの岸川聖也選手(ロンドンオリンピック単5位・世界大会団体、複銅メダル) 松平健太選手(先月行われた世界大会団体銀メダル)の2名が岡山に立ち寄ってくれました。たまたま居合わせた倉工生と記念写真を撮り、その後家族と共に3時間以上も楽しい晩餐を過ごすことが出来ました。2人ともテレビで見る印象よりずっとずっと明るくスマート、誠にさわやかな好青年でした。我が家の妻も娘達も大喜びで笑い声の絶えないあっという間の3時間でした。お洒落な私服に身を包み、先日まで行われた世界大会の舞台裏、中国選手の用具、愛車の話など様々な話題に花が咲きました。                                     テレビやマスコミ等への露出度・海外が拠点の生活環境などまさに彼らは芸能人並みです。私たちの所属した30年前のナショナルチームとは大きく様変わりしていることに今更ながら驚かされました。まだまだ若い現役の岸川・松平選手、そのさわやかな笑顔と人柄に益々磨きをかけ卓球日本を背負って立つ先陣として今後も活躍されることを心より祈念しています。
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卓球部顧問

卓球部「春の選抜卓球大会」

3月25日から28日まで福島県郡山市で行われた「第43回全国高等学校選抜卓球選手権大会」に中国地区代表として出場しました。予選リーグ第1試合はれいめい(鹿児島)と対戦し1対3で敗れました。萩原卓樹(M1A)の1点のみでした。第2試合は東山(京都)と対戦し0対3で敗退しました。ダブルスの白神裕大(M1B)・萩原卓樹組は先にマッチポイントを握っていただけに悔やまれる敗戦となりました。中国地区予選会を選手の奇跡的な粘りで突破しただけに無能な監督としては連れてきてもらえただけで本来有り難いはずなのです。とは言うもののやはり負ければそれはそれは悔しい気持ちと悔いも残る大会となりました。つぎはいよいよ岡山インターハイです。県内予選を取りこぼしのないように戦い本番への切符を確実に手にしたいと思います。  また保護者各位におかれましては遠方までわざわざ駆けつけ心強い声援を頂き誠に有難うございました。

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≪写真提供:日本卓球株式会社≫

卓球部顧問

卓球部 春の選抜出場

 第43回春の選抜中国地区予選会が総社市きびじアリーナで行われ、実力以上の力を発揮し第4位に入賞しました。その結果2年連続6回目の全国選抜出場(福島・郡山)を果たすことが出来ました。出場選手の2名は中学から卓球部に入り、学校体育だけで育ってきた生徒です。更にもう1名は腰痛からこの2週間近くはラケットもろくに振れませんでした。40年以上にわたる卓球人生の中でも希有で、不思議な力が後押ししてくれたような奇跡的な勝ち方が随所にありました。奇跡とは起こるから奇跡なのでしょうが、やはりそれなりの根拠があったからこそ起きたのだろうと思います。

まず第一に生徒達のまさに驚異的な粘りがあげられます。「それこそ技術はまだまだ亜流ですが、今回の試合に臨む精神は立派な一流選手であったと思います。」短期決戦を制するのは数や技術よりも相手を上回る気迫の方が遙かに重要です。私の眼には生徒達が頼もしく写りどうしても勝たしてやりたいと切に感じました。             

 二つ目の根拠を挙げるならば梅崎・山本・和田君ら3年生の協力なくして今回の成果は決して望めなかったと言うことです。卒業間近の3人は1・2年生より一足早い卒業考査の期間でさえ試験終了後自宅にいったん帰り勉強し、再び自転車や電車を利用し放課後の練習相手に参加してくれました。選抜予選開会式当日は考査最終日にも関わらず、すぐさま会場まで駆けつけ後輩達のヒッティングパートナーをも務めてくれました。梅崎君(ベトナム国際日本代表)に関しては、指示通り次の対戦校の戦力分析を詳細にメモにし口頭でより正確に私に報告してくれました。またウォーミングアップのため廊下で待機している後輩には私に成り代わり戦術の徹底もはかってくれました。彼の情報分析力に今大会どれだけ助けられたことかわかりません。このように彼ら3人の献身的な協力も奇跡を起こす一因であったことはいうまでもありません。

 最後はやはり開催県として地の利があったことです。父兄はもちろんのことOB諸氏の盛大な応援も追い風になったはずです。。また大会役員として参加されている県内先生方からの温かい声援と細やかなご配慮も勝因に挙げられます。他にもまだいくつかの要素が複雑に絡み合い今回の劇的な勝利が生まれたのだと思います。            
 生徒達は春の選抜代表権を獲得したことでスタープレイヤーのいない自分たちでも夢は叶うことを学んだはずです。「失敗から学ぶ教訓も確かに多いはずですが、思春期年代の彼らには成功から学ぶ教訓の方が効果は遙かに絶大だと考えています。」この成功体験を通して結束力が増し、チーム全体の更なるステップアップのきっかけになると確信しています。しかし、自信と過信をはき違えてはいけません。「試合はまるで感情を持ち合わせた生き物のようです。」何気ない1本から誰もが予想だにしない結末へ向かって大きなうねりとなることもよくあることです。大会では最後の最後に天国と地獄が入れ替わることも日常茶飯事です。束の間の喜びに家族や仲間と共に浸るのもよいことでしょう。でも今後も大会は待ったなしの目白押しです。目先のことに一喜一憂することなく次なる目標に向かいまっすぐに着実に歩を進めていきたいものです。

卓球部 顧問

卓球部 全日本大会報告

 1月11日から17日まで全日本選手権が恒例の東京体育館で行われました。本校からは梅崎光明(3年・多津美中卒)が3年連続(中学から連続6年)で出場しました。1回戦はインターハイ65年連続出場を継続している京都東山高校のエース高橋選手との対戦でした。膝の怪我からまだ完全復活とはいかないものの、粘り強いプレーの高橋選手に辛勝することが出来ました。東山ベンチには恩師の今井良春先生が入られ選手のみならず、監督も師弟対決となりました。母校東山高校時代の埼玉インターハイ・滋賀国体優勝時には監督として今井先生に入っていただき適切なるアドバイス・叱咤激励をいただきました。卒業後の現在でもいつも気にかけてくださり感謝しております。
 私にとって恩師と監督として全国の檜舞台で対戦出来たことはたいへん光栄であり生涯忘れられない全日本となりました。
 2回戦は国家チーム、エリートアカデミー所属で海外でも活躍中の緒方選手でした。激しい打撃戦となりましたが最後までしっかり攻め続けた梅崎に軍配があがりました。攻めの気持ちとラリー戦になれば力があることを証明しました。
 3回戦は神奈川の実業団選手、英田選手です。カットマンでありながら変幻自在なプレーで圧倒されました。個性的なプレーを仕掛けてくるので初対面の梅崎は今回対応しきれませんでした。2セット先行されても負けない柔軟な対応力が今後の課題と自身も気づいたことでしょう。
 梅崎光明君が倉敷工高の生徒として出場する全国大会はこれで最後になりました。9年間の付き合いでした。単純に通常の生徒の約3倍の時を共有したことになります。
 「若いうちにこそ喜んで苦労・不自由・不便さを味わうことで更なる飛躍が望めるものです。」今まで、そしてこれからも多くの方々に支えられて人生を歩んでいくはずです。郷土の偉人剣豪宮本武蔵が言ったように、「我以外、皆師なり」この精神を忘れずに次なるステージで活躍できることを祈っています。

卓球部 顧問