専門科」カテゴリーアーカイブ

危険物補習開始

9月12日より10月27日の危険物取扱者試験に向けた放課後補習を始めました。
これまでも毎年1年生全員を対象に3年生の進路指導が一段落した頃から取り組み始めてきましたが、昨年度から試験の日程が1ヶ月前倒しになっていて、学習時間が短くなったため、昨年度合格者が大きく減ってしまったことへの対応として、進路指導との並行でおこなうことにしました。
教員の数は変わらないため、対応できる人数が少なく十分とは言えないところもありますが、学習するきっかけとして有効に過ごしてもらいたいと思います。
3年生が就職の内定をいただければ、そこからは3年生にもサポートをお願いしているので、科一丸となって全員合格を目指していきたいと思います。

原料の前処理(アルカリ処理)の開始

再度オートクレーブによる前処理済みの繊維を使った糖化実験をおこなった結果、前処理をしない原料のものと比べて1週間後には全て糖度が高くなっていたが、2週間後のデータでは全ての糖度が減少しており、前処理をしない繊維のものと糖度に大きな差が無くなりました。原因はハッキリとは分かりませんが、いずれにしてもこの方法では大きな差は出ない可能性が高いです。そこで新しい取り組みとして共同研究者の方々に教えていただいた情報をもとに、アルカリ性の溶液による前処理を施し、酸性溶液で中和したものを原料にして糖化実験をしてみようと計画しています。これまでの実験は乾燥状態の原料を使った実験をしているので、本日アルカリ性の溶液で前処理した原料を乾かし、近日中に糖化実験を試そうと考えています。

糸状原料のアルカリ処理

布状原料のアルカリ処理

2級ボイラー技士に合格

8月に2級ボイラー技士の試験があり、2年生の奥山未悠さん、加藤優弥君、平岡駿君の3名が合格しました。今年度は県内9校で28名が受験し、本校は合格者が出た4校中2番目の合格者数でした。昨年度は今年度よりも多くの生徒が受験しましたが、残念ながら一人も合格者が出ませんでした。今年度も限られた時間の中での補習になりましたが、効率良く学習に取り組んでくれたおかげで無事に合格してくれました。今回の試験で残念ながら不合格だった人達は10月に実施されます再チャレンジ試験で合格のチャンスがあるので、しっかり備えて全員合格を目指してもらいたいと思います。

技能検定化学分析(化学分析作業)3級合格

7月に実施された技能検定化学分析(化学分析作業)3級を3年生の佐々木晟君と濱本慎平君が挑戦し、見事合格しました。この検定は学科試験と実技試験に分かれており、学科試験は高校で学習するレベルから大学等で学ぶ難問まで幅広く、化学に関する知識を問われる問題です。実技試験は7種類の金属元素の内から2種類を理由と合わせて分析する定性分析と、未知濃度試薬中に含まれる物質の量を分析する容量分析があり、全ての試験において合格点以上でなければ合格できません。
筆記試験は自分でも学習を進められますが、実技試験は劇物を含む薬品の取り扱いが多数あるため実習室でしか練習することはできません。そのため、放課後を中心とした練習になり、考査や行事などで思うように時間が取れず苦労していましたが、無事に2年連続で受験者全員が合格することができました。この検定に合格することは化学の基本的な知識を持つことと同時に、基本的な分析の能力を証明できる内容であるので、今年度は受験者が少なかったのですが、今後はもっと多くの生徒が挑戦してくれることを願います。

繊維のまち倉敷のモノ作り体験を開催します。

倉敷工業高校と倉敷商業高校によるワークショップ「繊維のまち倉敷のモノ作り体験」を9月1日(日)に岡山天満屋6階みどりの広場にて開催します。
倉工からは、テキスタイル部によるデニムキーホルダーとコースターのワークショップを出店予定です。
よろしければぜひお立ち寄りください。

やったぞ! 第27回全国高等学校ロボット競技大会 出場決定!

8月27日(火)、水島工業高校にて「第27回全国高等学校ロボット競技大会 岡山県大会」が開催れました。
岡山県内6校の工業系高校の生徒が製作したロボット9台の、熱い闘いが繰り広げられました。
倉工からは電子機械科、電気科の合同チームの「倉工1号」、「倉工2号」の2台が出場しました。
予選7位で本戦に臨んだ「倉工1号」が70点を獲得し、見事3位に入り新潟県で行われる全国大会の切符を手にしました。
おめでとうございます。

原料の前処理と糖化実験②

前回繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験をしたところ、結果は全て前処理無しのものの方が糖度が高いという結果になりました。この結果が本当に正しいものなのかどうか調べるため、再度前処理をおこなった布と糸に対する糖化実験をおこなっています。

研究にかかわっているメンバーはお盆明けより就職試験に向けた履歴書書きが始まり、来週からは面接練習が始まります。就職試験に向けてSPIや一般常識に対する準備もあり、ますます時間が取りにくくなりますが、共同研究先である岡山大学や株式会社フジワラテクノアートの方に新しく助言をいただけたので参考にさせていただき進めようと思います。

左:布状原料 左:糸状原料


振とう器の様子①(ウォーターバス中)


振とう器の様子②(インキュベーター内)

1 DAY KURASHIKI 2019スタディーツアー 倉商×倉工 

8月19日(月)、1 DAY KURASHIKI の一環で、2019スタディーツアー 倉商×倉工を開催しました。
9:30からテキスタイル工学科へ倉敷商業高校の生徒16名を招き、テキスタイル工学科の生徒10名が講師となり、「シルクスクリーン印刷」、「ハンカチの染色」を体験してもらいました。
最初は、お互い緊張気味でしたが、作業が進むにつれ緊張もほぐれ、楽しい時間を過ごしました。
作品の仕上がりも上々の出来のようです。
午後からは、「児島ジーンズストリート」の見学と「畳べり」を使った作品づくりに取り組みます。

1DAY KURASHIKI 「繊維のまち倉敷モノ作り体験」

8月9日(金)天満屋倉敷店にて、倉工、倉商の生徒が「ワークショップ」を実施しました。
倉工は「倉工デニム」を使った「デニムキーホルダー」と「コースター]、倉商は「畳縁くるみボタン」と「いぐさものづくり」のワークショップに取り組みました。
夏休みということもあり、家族連れの方も多く小さな子供も、一生懸命作っていました。
また、テレビの取材もあり、本校の生徒は緊張ぎみでしたが、お客様に丁寧に教えていました。

電気科生徒が全国電子工業教育研究会で発表しました

8月1日から2日に岡山市のピュアリティまきびにおいて、令和元年度第60回全国電子工業教育研究会・岡山大会が行われました。その2日目、生徒研究発表の部で、電気科3年の小原 朱生、高橋 陸斗、原 寛翔、堀 ひかる、三上 遼人の5名で、「LEDによる水耕栽培」〜5年間のまとめ6年目の挑戦〜を発表し、優秀賞を頂くことができました。今後も課題研究を頑張りますので、応援よろしくお願いします。

原料の前処理と糖化実験

岡山理科大学の見学の際にいただいたヒントをもとに、繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験を始めました。前処理の条件も2パターン考え、粉末セルロースで得られた良好な培養条件で確認しています。

夏休みに入り、進路決定に向けた活動で思うように時間が取れませんが、隙間の時間を有効に出来る範囲で取り組み、糖化槽の作製へと繋げていきたいです。

ONE DAY 楽しい染色教室のおしらせ

今年度も「楽しい染色教室」を次の日程にて開催させていただきますので、是非お越しください。
1.日 時
 8月16日(金)10:00~15:00
2.場 所
 倉敷工業高等学校 テキスタイル工学科棟 1階 染色実習室
3.内 容
 藍染(ランチョンマット) 捺染(ハンカチ)
 シルクスクリーン(Tシャツ)

詳しくはこちらをご覧ください。
ONE DAY 楽しい染色教室

全国電子工業教育研究会 生徒発表に向けて

8月1日(木)、2日(金)の2日間、岡山市北区「ピュアリティまきび」で開催される、「第60回全国電子工業教育研究会」において、生徒研究発表として倉敷工業高校と水島工業高校の2校が研究発表をします。
本校の発表は、電気科が平成25年から6年間研究をしている、「LEDによる水耕栽培」について発表します。
本日、校長先生、教頭先生を招いて、本番を想定したリハーサルを実施しました。

共同研究先(岡山理科大学)の見学

7月18日(木)にSEH共同研究先である岡山理科大学の見学をさせていただきました。
初めに全体の説明をしていただいた後、最新の実験設備の見学や、バイオ・応用化学科の取組と研究室の見学をさせていただきました。普段学校で使用している器具や装置に比べ充実した設備に驚嘆したり、今後の研究に関するヒントをいただいたりと良い機会になりました。
また、先週再現性について実験した結果も本日まずますの結果が得られましたので、今後は更に好条件となる糖化方法を考えていきたいと思います。

前期 危険物取扱者甲種4名合格

工業化学科では毎年危険物取扱者の試験に多くの生徒が挑戦していて、今年も前期日程で4名の合格者がでました。合格者のうち1名は2年生での合格です。また、危険物取扱者乙種全類取得者も14名となりました。今後も難関資格の取得に挑戦していってもらいたいと思います。

目指せ!電気工事士

電気科では明日の第二種電気工事士実技試験へ向けて、最後の補習に取り組んでいます。実技試験では、与えられた課題を40分の制限時間内に、正確かつ丁寧な工事が求められます。国家資格でもありますので、全員合格を目指して頑張ってください!

試薬セルロースを使った再現性の確認

前回粉末セルロースによる糖化実験を行った結果、やや特徴のある結果が見られましたので、引き続き同じ条件で実験をすることで、再現性があるかどうかを確認してみることにしました。

学校としては午前中授業の期間となり、授業で研究に取り組むことができなくなりましたが、担当者は放課後に残って実験をおこなっています。自分たちで役割を分担し、効率よく作業を進めることができるようにもなってきました。

機械科2年生実習風景(6月29日)

機械科2年生の公開授業の様子です。
アーク溶接、旋盤作業、鋳造実習など、グループごとに実習を行っていました。
安全に配慮しながら、担当の先生の指導のもと、真剣に取り組んでいます。
週末のオープンスクールでもこの実習の様子はご覧いただけると思います。
中学生の皆さんにはものづくりの楽しさをぜひ感じて欲しいと思います。