7月に実施された技能検定化学分析(化学分析作業)3級を3年生の佐々木晟君と濱本慎平君が挑戦し、見事合格しました。この検定は学科試験と実技試験に分かれており、学科試験は高校で学習するレベルから大学等で学ぶ難問まで幅広く、化学に関する知識を問われる問題です。実技試験は7種類の金属元素の内から2種類を理由と合わせて分析する定性分析と、未知濃度試薬中に含まれる物質の量を分析する容量分析があり、全ての試験において合格点以上でなければ合格できません。
筆記試験は自分でも学習を進められますが、実技試験は劇物を含む薬品の取り扱いが多数あるため実習室でしか練習することはできません。そのため、放課後を中心とした練習になり、考査や行事などで思うように時間が取れず苦労していましたが、無事に2年連続で受験者全員が合格することができました。この検定に合格することは化学の基本的な知識を持つことと同時に、基本的な分析の能力を証明できる内容であるので、今年度は受験者が少なかったのですが、今後はもっと多くの生徒が挑戦してくれることを願います。
「専門科」カテゴリーアーカイブ
繊維のまち倉敷のモノ作り体験を開催します。
やったぞ! 第27回全国高等学校ロボット競技大会 出場決定!
8月27日(火)、水島工業高校にて「第27回全国高等学校ロボット競技大会 岡山県大会」が開催れました。
岡山県内6校の工業系高校の生徒が製作したロボット9台の、熱い闘いが繰り広げられました。
倉工からは電子機械科、電気科の合同チームの「倉工1号」、「倉工2号」の2台が出場しました。
予選7位で本戦に臨んだ「倉工1号」が70点を獲得し、見事3位に入り新潟県で行われる全国大会の切符を手にしました。
おめでとうございます。
- 競技前のミーティング
- 競技中の倉工2号
- 競技中の倉工2号
- 競技中の倉工1号
- 競技中の倉工1号
- 車検を受ける倉工1号
- 3位の表彰を受けるD1の河田君
原料の前処理と糖化実験②
前回繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験をしたところ、結果は全て前処理無しのものの方が糖度が高いという結果になりました。この結果が本当に正しいものなのかどうか調べるため、再度前処理をおこなった布と糸に対する糖化実験をおこなっています。
研究にかかわっているメンバーはお盆明けより就職試験に向けた履歴書書きが始まり、来週からは面接練習が始まります。就職試験に向けてSPIや一般常識に対する準備もあり、ますます時間が取りにくくなりますが、共同研究先である岡山大学や株式会社フジワラテクノアートの方に新しく助言をいただけたので参考にさせていただき進めようと思います。
左:布状原料 左:糸状原料
1 DAY KURASHIKI 2019スタディーツアー 倉商×倉工
8月19日(月)、1 DAY KURASHIKI の一環で、2019スタディーツアー 倉商×倉工を開催しました。
9:30からテキスタイル工学科へ倉敷商業高校の生徒16名を招き、テキスタイル工学科の生徒10名が講師となり、「シルクスクリーン印刷」、「ハンカチの染色」を体験してもらいました。
最初は、お互い緊張気味でしたが、作業が進むにつれ緊張もほぐれ、楽しい時間を過ごしました。
作品の仕上がりも上々の出来のようです。
午後からは、「児島ジーンズストリート」の見学と「畳べり」を使った作品づくりに取り組みます。
- シルクスクリーン印刷
- 体験を終えて
- 作品を手に倉商の皆さん
- ハンカチの染色
- 参加者全員での写真
1DAY KURASHIKI 「繊維のまち倉敷モノ作り体験」
8月9日(金)天満屋倉敷店にて、倉工、倉商の生徒が「ワークショップ」を実施しました。
倉工は「倉工デニム」を使った「デニムキーホルダー」と「コースター]、倉商は「畳縁くるみボタン」と「いぐさものづくり」のワークショップに取り組みました。
夏休みということもあり、家族連れの方も多く小さな子供も、一生懸命作っていました。
また、テレビの取材もあり、本校の生徒は緊張ぎみでしたが、お客様に丁寧に教えていました。
電気科生徒が全国電子工業教育研究会で発表しました
8月1日から2日に岡山市のピュアリティまきびにおいて、令和元年度第60回全国電子工業教育研究会・岡山大会が行われました。その2日目、生徒研究発表の部で、電気科3年の小原 朱生、高橋 陸斗、原 寛翔、堀 ひかる、三上 遼人の5名で、「LEDによる水耕栽培」〜5年間のまとめ6年目の挑戦〜を発表し、優秀賞を頂くことができました。今後も課題研究を頑張りますので、応援よろしくお願いします。
原料の前処理と糖化実験
岡山理科大学の見学の際にいただいたヒントをもとに、繊維に対する前処理としてオートクレーブによる高温・高圧処理を布と糸それぞれにおこない、それを原料として糖化実験を始めました。前処理の条件も2パターン考え、粉末セルロースで得られた良好な培養条件で確認しています。
夏休みに入り、進路決定に向けた活動で思うように時間が取れませんが、隙間の時間を有効に出来る範囲で取り組み、糖化槽の作製へと繋げていきたいです。
ONE DAY 楽しい染色教室のおしらせ
今年度も「楽しい染色教室」を次の日程にて開催させていただきますので、是非お越しください。
1.日 時
8月16日(金)10:00~15:00
2.場 所
倉敷工業高等学校 テキスタイル工学科棟 1階 染色実習室
3.内 容
藍染(ランチョンマット) 捺染(ハンカチ)
シルクスクリーン(Tシャツ)
詳しくはこちらをご覧ください。
ONE DAY 楽しい染色教室
繊維のまち倉敷のモノ作り体験のおしらせ
8月9日(金)10時30分より「繊維のまち倉敷のモノ作り体験」を倉敷天満屋において催します。
詳しくはこちらをご覧ください。
繊維のまち倉敷のモノ作り体験
全国電子工業教育研究会 生徒発表に向けて
共同研究先(岡山理科大学)の見学
7月18日(木)にSEH共同研究先である岡山理科大学の見学をさせていただきました。
初めに全体の説明をしていただいた後、最新の実験設備の見学や、バイオ・応用化学科の取組と研究室の見学をさせていただきました。普段学校で使用している器具や装置に比べ充実した設備に驚嘆したり、今後の研究に関するヒントをいただいたりと良い機会になりました。
また、先週再現性について実験した結果も本日まずますの結果が得られましたので、今後は更に好条件となる糖化方法を考えていきたいと思います。
前期 危険物取扱者甲種4名合格
目指せ!電気工事士
電気科では明日の第二種電気工事士実技試験へ向けて、最後の補習に取り組んでいます。実技試験では、与えられた課題を40分の制限時間内に、正確かつ丁寧な工事が求められます。国家資格でもありますので、全員合格を目指して頑張ってください!
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しっかりと指示を聞く -
電気科棟2階廊下に並ぶ生徒 -
正確にケーブルを切る -
指導に熱の入る先生方 -
図面を読み取る -
1年生も頑張る
試薬セルロースを使った再現性の確認
前回粉末セルロースによる糖化実験を行った結果、やや特徴のある結果が見られましたので、引き続き同じ条件で実験をすることで、再現性があるかどうかを確認してみることにしました。
学校としては午前中授業の期間となり、授業で研究に取り組むことができなくなりましたが、担当者は放課後に残って実験をおこなっています。自分たちで役割を分担し、効率よく作業を進めることができるようにもなってきました。
機械科2年生実習風景(6月29日)
機械科2年生の公開授業の様子です。
アーク溶接、旋盤作業、鋳造実習など、グループごとに実習を行っていました。
安全に配慮しながら、担当の先生の指導のもと、真剣に取り組んでいます。
週末のオープンスクールでもこの実習の様子はご覧いただけると思います。
中学生の皆さんにはものづくりの楽しさをぜひ感じて欲しいと思います。
試薬セルロースで再検討 その2
試薬セルロースで再検討開始 その1
今回は前回の糖化率が低いことをふまえ、布5g溶液200mlに固定して、繊維そのものとセルロースを入れて糖化してみることと、酵素の量を変えてそれぞれどのような結果になるか、経過を見てみることにしました。
反応条件は以下のようにしてみました。
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | |
セルロシン40
0.5g |
○ | ○ | ○ | ○ | ||||
セルロシン25
0.5g |
○ | ○ | ○ | ○ | ||||
エンチロン
0.5g |
○ | ○ | ○ | ○ | ||||
セルロース
粉 |
○ | ○ | ○ | ○ | ||||
セルロース
ファイバー |
○ | ○ | ○ | ○ |
現在、岡山理科大学、岡山大学、フジワラテクノアートに協力を求めています。
繊維の糖化をよりスムーズにおこなえるよう、様々な条件で実験していきベストな方法を探していきたいと思います。
極めろ!1000分の1mm ものづくりコンテスト
令和元年度高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 旋盤部門が6月15日(土)9:30~ 、岡山県立津山工業高校で開催されました。倉工からは機械科3年A組 中塚 岳斗 選手が出場しました。この競技は、時間内に課題の部品を切削する競技です。予選を通過した県内の工業高校で学ぶ10名の選手が、中国大会出場に向け頑張っていました。
- 極めろ!中塚選手
- 競技前の打合せ
公開授業(電気科1B・電子機械科1A)
本日は電気科1年生、電子機械科1年生の公開授業が実施されました。電気科は1〜3校時に、E1Bの工業技術基礎、電子機械科は5校時にD1Aの製図の授業が、公開されました。電気科の工業技術基礎では、4コースに分かれ、プリント配線基盤の製作や、実習における基本技術、安全教育など、ものづくりの基礎をしっかり学んでいました。