科学部」カテゴリーアーカイブ

高校生「夢育」PBLフォーラム2024で科学部生徒がポスター発表をしました!

12月25日(水)、ノートルダム清心女子大学で開催された「高校生『夢育』PBLフォーラム2024」(岡山県教委主催)で、科学部生徒がこれまでに取り組んだ探究活動から得られた成果を、ポスター発表しました。
ポスター発表会前半では、機械科1年の向﨑大碧さん、電子機械科1年の飯田晴生さん、電気科1年の岡樹希さんが、ロールス・ロイス&BAE Systemsサイエンスキャンプの決勝大会で取り組んだ「自動で往復するホバークラフト運搬装置の開発」をテーマに発表しました。開発のコンセプトや現段階までに完成した装置について多くの写真や実物を用いて、高校生や先生方、一般来場者に向けて発表し、多くの方が興味深く、彼らの発表を聞いたり、発表時間の終了直前まで、質問をしてくれたりしました。発表を聞いた方からは「1年生の段階でここまでの活動はすごいですね!」、「様々な専門学科で協力しての取り組みは素晴らしい。」などのメッセージをいただくことができました。
ポスター発表会後半では、機械科2年の志水絢香さん、工業化学科2年の横井咲月さん、テキスタイル工学科2年の山野井彩乃さんが、日本モデルロケット協会の指導によるGirls Rocketry Challengeプログラムで取り組んだ「天然樹脂を利用したモデルロケットのコーティング技術の開発」をテーマに発表しました。自然に優しいロケットづくりをテーマに、一般的に用いられる人工樹脂でなく、天然樹脂である「柿渋」を表面に塗布して、強度や耐水性、耐熱性を向上させたロケットで全国大会に出場し、好成績を収めたことを、ポスターだけでなく動画も用いながら詳しく報告しました。発表を聞いた方からは「ロケットの軽量化と耐水性、耐熱性を実現するための工夫の過程が良くわかりました。」、「クリエイティブで素晴らしい取り組みです。がんばれリケジョ!日本のものづくりの未来のために。」などのメッセージをいただくことができました。
これら生徒の探究活動から得られた成果の発表は、今後もいろいろな発表会や学会で行う予定です。

倉工ルミナリエで地域を明るく

感染対策の最前線で働く医療従事者の方へ感謝の意を表したいとの想いで第1回の倉工ルミナリエ
が5年前にはじまりました。11/29(金)第5回目となった倉工ルミナリエ点灯式は、約30名の
地域の方に参加していただき、賑やかに行われました。

写真では、少しわかりにくくて申し訳ありませんが、ルミナリエのイルミネーションは、
電子機械科の生徒が課題研究という授業で制作しました。今年度は、季節ごとになんと5回も
地域を明るく照らすイルミネーションを制作しました。
点灯式は、生徒会の司会進行のもと、吹奏楽部のミニコンサート、書道部の作品展示、科学部の
体験、電気科の展示、電子機械科の体験などがあり、賑やかな夕暮れとなりました。
クリスマスバージョンのイルミネーションは12/25(水)まで倉敷工業高校の正面玄関前で
見学できます。ぜひ御覧ください。

第45回モデルロケット全国大会に出場しました(科学部モデルロケット班)

令和6年10月5日(土)茨城県つくば市JAXA筑波宇宙センターにて第45回モデルロケット全国大会が開催されました。小学生から世界大会に出場した超ベテランまで、全国から132名のエントリーがあり、本校生徒からはGirls Rocketry Challengeでモデルロケット開発に取り組んでいる、工業化学科2年の横井咲月さんとテキスタイル工学科2年の山野井彩乃さんが、倉工科学部女子チームとして出場しました。
競技の結果は、まずロケット打ち上げ後の滞空時間で競われる滞空競技で横井さんの機体が全体でトップとなる45秒35の記録を出しましたが、残念ながら着陸地点が場外であったため失格に、また山野井さんはパラシュートに描いた絵が可愛く、会場からも「かわいー!」という声が上がる中、19秒43の記録で12位の成績となりました。

午後から雨の中で行われた到達高度を競う高度競技では、横井さんが70.66mで12位、山野井さんが62.03mで22位となり、ベテランからは機体に対して高い評価をいただきながらも、目標としていた3位以内の入賞はできず、悔しい結果となってしまいました。

生徒とともに設計し作成した機体を用いて倉工科学部教員チームとして出場した科学部顧問・藤田学教諭の機体は、滞空競技26秒57の記録で個人第3位・団体第3位、高度競技は78m86で個人第4位・団体第3位となり、総合成績第3位の成績を収め、岡山県立倉敷工業高校の名を表彰式で何度も読んでもらうとともに、盾とメダル、賞状とHⅡAロケットの模型を頂くことができました。これらの盾やメダル、賞状や模型は倉工科学部で勝ち取ったものとして残していこうと思います。

大会の様子はYouTubeでも配信されていますのでぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/live/RZZZ7wkb0Pk?si=vPLXSNRclrCwx2bj
(第45回モデルロケット全国大会 2024,10,5)
横井さん(ゼッケン19番) 山野井さん(ゼッケン20番) 滞空競技打ち上げ53分10秒頃
https://www.youtube.com/live/Kx6vi1X8xHg?si=cFm-wk2drc7byGlu
(第45回モデルロケット全国大会-2 2024,10,5)
藤田教諭(ゼッケン102番) 滞空競技打ち上げ12分00秒頃(無音)
横井さん(ゼッケン19番) 山野井さん(ゼッケン20番) 高度競技打ち上げ2時間25分45秒頃
藤田教諭(ゼッケン102番) 高度競技打ち上げ3時間55分05秒頃
表彰式 5時間55分10秒頃

老松ふれあい夏祭り

9/7(土)老松小学校のふれあい夏祭りに倉工生がスタッフとして参加しました。

科学部の体験教室では、
ビー玉万華鏡、はばたく紙ヒコーキ、冷えるカイロ

ラグビー部のラグビー体験では、
パス、タックル、ミニゲーム

有志生徒は、
屋台スタッフ、消防団補助会場準備、誘導

などで、全ては『小学生の笑顔』のために活動しました。サービスを受ける側から提供する側に立ち見えてくるものがあり、倉工生は各持ち場で大活躍していました。
主催の老松小学校おやじの会の方々から、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
お祭りの最後には、打ち上げ花火を堪能し、子どもたち、高校生たち、大人たちにとっても夏の終わりの良い思い出となりました。

科学部 ホバークラフト全国大会出場しました!!

オリジナルなホバークラフトの開発に向けて、(株)リバネス社とロールス・ロイス社、BAE Systems社から指導と支援を受けられる「Rolls-Royce and BAE Systems サイエンスキャンプ2024」に、本校科学部1年生が参加しました。参加した生徒は、リーダーのE1岡樹希さん、副リーダーのD1飯田晴生さん、回路担当D1山田陽登さん、メカニック担当M1向﨑大碧さん、摩擦軽減担当C1香西海斗さんの5人です。チーム名は、岡山県と言えば果物が有名ということでチーム・フルーツOKAYAMAに決め、各自が所属する専門科の特性に合わせて、ホバークラフト開発に取り組みました。開発のコンセプトは、”Simple is the best!” 原理・機構がシンプルで、仕組みが分かりやすいホバークラフトにしようと、開発のスタートとなる、5月24日のキックオフイベントから、6月22日の予選会まで、まずは、軽くてシンプルなホバークラフトの開発に取り組みました。

予選会はオンラインで行われ、開発についてのプレゼンテーション部門と、ホバークラフトに搭載するおもりの重さと5分間の走行距離による仕事量、走行の前後での電圧降下から求めた電力消費量で決まる走行性能部門によって順位が決定されました。倉工チーム・フルーツOKAYAMAは、審査員の方がサイエンスキャンプ史上初めて見たという、浮上用と走行用ファンを共用し、一つのモーターで回転させる、とてもシンプルなホバークラフトの開発に成功し、プレゼンテーション部門第2位、走行性能部門第3位、総合成績第3位となり、優秀賞を受賞するとともに、決勝大会への出場権を獲得しました。

決勝大会は、8月21日、22日の2日間、岐阜県立岐阜高等学校、川崎重工岐阜工場、航空自衛隊岐阜基地を会場に開催され、予選会を勝ち抜いた、本校と札幌南高校、土浦第三高校、会場校である岐阜高校の4校が出場しました。決勝大会では、開発に関するプレゼンテーションと、おもりを載せて3mの直線コースを自動制御で往復するときの仕事量や電力消費量で競う走行性能とで順位が決定されました。本校以外はマイコンを搭載し、プログラミングによって往復の制御を行うホバークラフトを開発してきていましたが、本校は唯一、マイコンやプログラムを用いずに、磁場の有無でON/OFFの切り替えを行うリードスイッチを使用して、単純な機構でコースを自動往復するホバークラフトで決勝大会に臨みました。リードスイッチの不調や直進安定性の低さから、前日夜遅く、そして当日も本番直前まで調整を重ねました。その甲斐もあって、本番ではコースを何度も往復し、走行性能の部門で第3位の成績を収めることができました。走行後に行われた技術交流会では、機構のシンプルさに注目が集まり、チーム・フルーツOKAYAMAのメンバーは、審査員の方や他校の出場者と熱心に情報交換を行いました。

その後は、川崎重工岐阜工場と航空自衛隊岐阜基地に移動し、エンジニアを目指す高校生のためにと題して、工場や基地内の施設の見学、滑走路脇で離陸する練習機の見学などを行い、エンジニアリングに対する興味関心を高めることができました。

今回、幸いにも本校1年生が決勝大会まで参加でき、日ごろの学習活動とは異なる環境の中で、エンジニアリングをテーマとした貴重な体験を積めたことに感謝しています。帰路の新幹線の中で、チーム・フルーツOKAYAMAのメンバーは、「来年もぜひ参加したい!」と強い意欲を抱き、そのために今後の学校生活で何をしなければいけないのか、メンバー同士で真剣に議論を交わしていました。

Girls Rocketry Challenge 打ち上げ会参加

本校女子生徒が行うモデルロケットの開発に対して、㈱リバネスやロッキード・マーティン社、日本モデルロケット協会や千葉工業大学が指導と支援を行ってくれるプログラム「Girls Rocketry Challenge 2024」における、これまでの開発経過の中間発表となる打ち上げ会が2024年8月10日に、千葉工業大学津田沼キャンパスで行われました。

本校からは、科学部に所属する、C2の横井咲月さんとT2の山野井彩乃さんが参加してくれていて、5月に行われた任命式からこれまでに、合計6機のロケットを開発してきました。

まず、打ち上げたロケットは滞空競技用のロケットです。直径60cmと80cmのパラシュートをロケット内部に収納しているので、細長いロケットになっています。ロケットの色は、デニムの街・倉敷にちなんでインディゴ・ブルーにしています。
最初に打ち上げた直径60cmパラシュートは、無事開傘して、約15秒の記録が出ました。それに対して直径80cmのパラシュートは開傘しなかったので、全国大会では60cmのパラシュートで臨むか、もう少し軽い生地のパラシュートにして直径80㎝のパラシュートで臨むか、作戦を練る必要があることが分かりました。

高度競技用には、コピー用紙とバルサ板を使って、質量約5gと軽いロケットを開発しました。羽根(フィン)を後退翼にして、後退する割合を変化させて何種類か作り、到達高度を確認しました。結果は到達高度約65mとまずまずの結果を得られましたが、大会で入賞するには、あと10m上昇させる必要があるので、より軽量化をすすめたり、後退翼の割合や枚数などを変化させたりして到達高度をより高くする必要があることが分かりました。

打ち上げ会後には、第8期となる今期Girls Rocketry Challenge校に任命された他校と技術交流会を行い、10月5日に茨城県つくば市のJAXAで開催される全国大会に向けて、意欲を高めあいました。

倉工ガールズがロケット発射にチャレンジだ!

女子中高生のモデルロケット開発を支援する「Girls Rocketry Challenge」プログラムに
全国4校のうちの1校として倉敷工業高校科学部が選出されました。
6/6(木)そのプログラムのスタートアップとして、講師の先生方から研究計画と目標の
立て方について学びました。8月には千葉でロケット打ち上げ会が予定されています。
どんなチャレンジになるのか?!今からワクワクしますね。

「老松ふれあい夏祭り」に参加しました😃!

9月2日(土)15:30~ 老松ふれあい夏祭りが老松小学校の運動場・体育館にて開催されました。
吹奏楽部🎷のミニコンサート、科学部⚗のワークショップ、陸上競技部🏃のランニング教室が催され、祭りを大いに盛り上げました!また、体育館では本校生徒による獅子舞も登場し、祭りのオープニングを飾りました!
天候にも恵まれ🌤、残暑が厳しい中でしたが、大勢の方に楽しんでいただけました。TEAM倉工は、地域で学び、地域に貢献します!

科学部 老松小ふれあいフェスタに

11月5日(土)に、となりで開催された「老松小学校ふれあいフェスタ」に出展しました。
科学部1,2年生が
・エジソンが作ったものと同じ大きさの「メガフォン」
・紙で作っても戻ってくる「ブーメラン」
・葉っぱを葉脈だけにする「葉脈標本,リーフスケルトン」


の製作・展示のブースを出しました。
「こんなに近くにいるように聞こえる」とメガフォン同士で会話したり
「紙でもちゃんともどってくるんだ」
「葉脈をパウチしたらきれい」
という声を数多くいただきました。夏祭りに続きたくさんの小学生・大人が体験してくれました。
部員たちも喜んでいました。

科学部 老松小夏祭りに出展

9月3日(土) 隣の老松小学校で夏祭りが3年ぶりに開かれました。
本校科学部1,2年生10名が,科学実験の出展しました。
・「信号反応」 時間が経つと色が変化する
・「輪ゴム鉄砲」 ゴムの弾性力をいかした昔ながらのおもちゃづくり
・「かさぶくロケット」 傘袋に空気を入れて飛ばすものづくり
の3ブースを出しました。

2才〜高学年の子どもたちが来てくれて,大行列ができるほど盛況でした。
本校生徒は,全員初経験でしたが,ものづくり,科学実験のたのしんでもらえたのではないかと思います。

秋には「老松小ふれあいフェスタ」にも出展します。

倉工ルミナリエ🎄点灯式が行われました。

11月26(金)16:30~ 正門ロータリーにて、「倉工ルミナリエ」の点灯式等の関連行事がが行われました。
この倉工ルミナリエは、電子機械科3年生の課題研究チームが製作したので、太陽光発電を利用して点灯されます。
同時に電気科3年生の課題研究チームが製作した「スマートハウス」の」展示(当日のみ)もありました。
また、科学部による公開実験もあり、小学生とその保護者の方が参加されていました。
吹奏楽部の演奏の後、ご来校くださいました方々と、本校有志の生徒・教員に見守られながら、正門ロータリーに明かりが灯されました。コロナ禍収束の願いと、現在頑張っていらっしゃる方々へのエールの気持ちが込められた光が、今も正門を彩っています。
お近くにお寄りの際は、ぜひご覧ください。
🎄点灯期間:11月26日(金)~12月24日(金)
🎅時  間:17:00~20:00

老松小フェスタに参加しました!

11月2日(土)秋晴れの下、倉敷市立老松小学校のグラウンドにて、本校の科学部、工業化学科が老松小学校フェスティバルに参加しました。 科学部は、「ロケット風船」、「落ち葉標本づくり」工業化学科は、「入浴剤づくり」、「スライムづくり」等、それぞれの特色を活かしたワークショップで大好評でした。