工業化学科」カテゴリーアーカイブ

工業化学科2年生 実習(CAD実習など)

9月22日(木)工業化学科2年生の実習の5回目が行われました。
2年生の実習では、工業化学的な実験だけでなくコンピュータを用いたCADの実習も行っています。工業高校の生徒として、図面を作成したり、読み取ったりする力も、ぜひ身につけてもらいたいと思います。また、その他の実験実習の様子も写真でご覧ください。

機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

9月22日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で10回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
2学期初回の課題研究が行われました。今回の課題研究では、久々だったりメンバーの中で最もGC/MSに詳しいメンバーが不在のこともあり、なかなか進めなかったのですが、その分、自分たちが出来ることをしました。次回の実験で必要な物品の購入をしたり、機器の扱い方について問い合わせたりしました。また、他の班の手伝いや今後のことを考えたり、情報伝達などの作業を行いました。次回の課題研究では、もっと作業を行っていきたいと思います。

工業化学科 技能検定(化学分析作業)3級合格

7月に実施された技能検定化学分析作業3級の試験に、工業化学科2年の川越晶くんが合格しました。
この試験は実技と筆記に分かれていて、実技では混合溶液中の金属元素を分属試薬を用いて検出したり、溶液中の溶質の濃度を調べる内容です。筆記は幅広い化学に関わる出題があるため難易度は高いです。これらの試験に向け、長い期間放課後の補習や自主勉強を重ね、今年度も無事に合格しました。
受験の段階では他にも希望者がいたものの、部活動の大会と重なってしまい、残念ながら今年度は1名のみの受験でしたが、来年度はもっと多くの受験希望者が出て、たくさんの合格者が出ることを願います。

工業化学科2年生 実習(物理計測実習など)

9月15日(木)工業化学科2年生の実習の4回目が行われました。
工業化学科の2年生では、1週間で30時間ある時間割の中で、月曜日の3時間と木曜日の3時間の計6時間で実験実習を行っています。1年生の時は工業技術基礎という科目で1週間に3時間しかなかった実験実習も2年生になり、2倍の時間を費やし、より深い学習に取り組んでいます。ある班では、月曜日に行った実験実習のまとめを本日行っています。実験で得られた値を用い、正確にグラフを作図しながら、溶液の凝固点降下度の測定をし、担当教員とともに結果の考察をしています。様々な物性を通し実体験から理解につなげてもらいたいと思います。また、その他の実験実習の様子も写真でご覧ください。

工業化学科1年 工業技術基礎2学期実習始まる

9月13日(火)工業化学科1年 工業技術基礎2学期、実習始まりました。使用する工具の説明を受けたり、使用する器具の洗浄やスケッチを行ったり、実習内容の説明を担当の先生から受けているところです。基礎から学んでいます。安全第一で取り組んでいます。実習の最後に清掃もしています。

工業化学科2年生 実習(バイオ実習など)

9月12日(月)工業化学科2年生の実習の3回目が行われました。
前回と同様にまだまだ残暑がつらいですが、部活動で鍛えられている倉工生は、本日も一生懸命に取り組んでいます。ある班では、バイオ実習が行われています。前回の実習において、アルギン酸ナトリウムで固定化したパン酵母を用い、糖液をアルコール発酵しました。本日は、その溶液の状態を観察・考察しています。また、空中落下細菌の培養結果の観察も行っています。微生物の力の魅力に気づけたでしょうか。また、その他の実験実習の様子も写真でご覧ください。

工業化学科2年生 実習 2学期スタート

9月5日(月)工業化学科2年生の実習がスタートしました。
2学期初めの実習であり、前回の内容も終了し、今回から各班新しい内容での実習がスタートしました。まだまだ残暑もつらく額に汗しながら一生懸命に取り組んでいます。粉体に砕いたセメントに酸を加え溶解させているところです。セメント中の酸化ケイ素の量を分析する実習を行っています。また、その他の実験実習の様子も写真でご覧ください。

工業化学科 令和4年度前期試験乙種全類合格者の紹介


先日文章でも紹介しましたが、工業化学科3年生の3名が新たに全類取得者となりました。
甲種や他の資格取得にも挑戦していってもらいたいと思います。

工業化学科「株式会社 フロロコート 岡山事業所」の方のご協力を得ました


 本校工業化学科では数年前からペットボトルのリサイクルに取り組んでいます。このところ長年使用している植木鉢の型から樹脂がはずれにくくなっていました。生徒が「フライパンのように加工していたらいいのになあ」という言葉からフッ素加工をしている業者を探していたところ、岡山県にあることがわかりました。話の中で工場長が工業化学科の卒業生であることがわかり、加工のお願いをしたところ快く引き受けていただけました。本当にありがとうございました。
 これで2学期からの課題研究が捗り、スムーズにいくことになると思っています。卒業生の方の力をものづくりに生かしていきたいと思います。

工業化学科 エネルギーに関する講演会

7月15日(金)に工業化学科の2、3年生を対象に、日本エネルギー経済研究所 戦略研究ユニット 原子力グループ 主任研究員の木村謙仁様に「2050年のカーボンニュートラルに向けた日本のエネルギー政策」という演題でご講演をしていただきました。

普段の授業でもエネルギーに関する話はあるものの、深く掘り下げる機会はなかなかないため、生徒にとっては初めて聞くようなキーワードや、今現在、低炭素社会に向けて取り組んでいるたくさんの技術を知ることができ、大変良い時間を過ごすことができました。

多くの生徒が講演会を聞いた感想に、今後の技術開発に対する期待だけでなく、それらの取り組みに参加していく必要があるのだという思いを表していて、今回の話を自分たちの将来のこととして捉えてくれていました。

工業化学科 危険物試験結果報告

6月26日(日)に実施された危険物取扱者試験の結果が発表されました。
工業化学科では2、3年生が受験をしています。

乙種は1類6名、2類3名、3類6名、4類5名、5類7名、6類6名が合格しました。
※人数は述べ人数
また、甲種は0名と残念ながら合格者はいませんでした。

今回の合格で乙種全類取得者が3年生に新たに3名加わり、現在甲種取得者2名と乙種全類取得者13名になりました。
2年生の乙種合格者を増やすために、クラスルームを活用した新たな取組も行いましたが、効果的だったのは対面での補習でした。
次の秋の試験に向けて、様々な方法を検討して合格率が上がるようサポートして行きたいと思います。

機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月30日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で9回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
今回のgc/msの課題研究ではビデオを見てGC/MSの動かし方について三人で確認や実際に動かしたりして動作を覚えました。また、一人が休んでもいいように一人一人ができる作業を考えたりしました。今回はあまり進むことができませんでしたが一人ひとりは確実に成長をすることができたと思います。次回の課題研究は二学期以降になってしまうので今までに覚えたことや今回学んだことについて忘れないようにして二学期以降も三人で進めていきたいと思います

機器分析(IR装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月30日(木)C3の課題研究の「機器分析(IR装置など)の研究」で9回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。(過去の活動記録をまとめてくれたものです。)

3・4回目は、IRの基本的な操作方法や簡単なサンプル試料(ポリエチレン・ポリスチレン)の測定・再解析・ピーク検出をやりました。説明書を見たり先生に聞いたりして分かったことも多くあったが、ピークの自動検出など操作がわからなかったことも多くあったので分かるようにしていきたいです。
5・6・7回目は、元からあるサンプル試料ではなく自分たちで固体を使った試料を作成してIRを使用して透過度を測定しました。試料の作成方法は、透過度を調べたい試料とKBr(臭化カリウム)を混ぜて、ダイス上下セット・ミニハンドプレス・ペレットホルダを使って錠剤枠を作成しました。(試料 グルコース・ステアリン酸)KBrだけのバックグラウンド測定で使用する錠剤枠はすぐできたが、KBrと試料を混ぜた錠剤枠は量の比率が間違っていたり、量が少なかったりしてなかなかうまくいかなかったので途中KBrを加熱したりもしたが1〜2%しか変わらなかった。成功したときは自分たちの思っていたより試料を少なくしたらうまく測定することができた。色々なことを試して成功することができたのはよかったが、もう少し早くできたと思うので次は説明書をしっかり見たり、失敗した原因が分かるようにしていきたいです。

工業化学科3年 実習風景

6月29日(水)よりローテーションが変わり、新しい班での実習が始まりました。
年間計画では本日までが前の班の実習になる予定でしたが、球技大会が雨天により
中止となってしまったため、一週間前倒しで進めることになりました。
そのため、本日の実習の続きは2学期に持ち越すこととなりますが、作業のポイントを
メモに残すなどしながら、午前中の早い段階で30℃を超える室温の中でも一生懸命取り組んでいます。

工業化学科 端切れからのアルコール製造④

6月16日(木)の課題研究では、前回に引き続き原料の前処理と解繊作業、
精留塔によるアルコールの濃縮作業に取り組みました。

解繊作業は装置の中での絡まりを防ぐため、ハサミで更に細かくして
投入してみましたが、思ったよりも解繊が進まず、あまり良い結果は得られませんでした。
また、精留塔による濃縮も、糖化および発酵工程であまり良い結果が得られていなかったため
低濃度のアルコールしか回収できませんでした。
今回の作業で原料の確保ができたため、糖化反応に進みたいところですが、3年生にとって重要な
期末考査が控えているため生徒の判断で一旦中断することにしました。

次回が1学期最後の授業になるため、解繊作業と並行して2学期に向けた準備を行い、
より良い成果が出るように目指して行きたいと思います。

令和4年度学校説明会(6月24日)

中学3年生の保護書の皆さまを対象とした「倉敷工業高校 学校説明会」を6月24日に開会しました。

2グループに別れて、機械科・電子機械科・電気科・工業化学科・テキスタイル工学科の5科の実習場所を見学いただきました。中学3年生のみなさんが一人でも多く、倉敷工業高校に魅力を感じていただけるように、保護者の皆様に本校の特色を説明申し上げました。







機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月23日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で8回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
今回のガスマスの課題研究ではシーケンスの作成を行いました。しかし、まだわからない箇所がたくさんあるので、次回の課題研究ではシーケンスを作成できるようにしていきたいと思います。
また、今回は今後の分析に必要な器具等の注文を行いました。まだ、足りないものがあるので今後も計画的に注文を行おうと思います。そして、自分たちの調べたいものを取り扱って課題研究を進めていきたいと思います。

機器分析(GC・MS装置など)の研究 工業化学科3年 課題研究

6月16日(木)C3の課題研究の「機器分析(GC/MS装置など)の研究」で7回目の実験実習が行われました。以下が、本日のまとめとして生徒が書いてくれた活動報告です。
前回のGC/MSで作動しなかった箇所の原因を判明することができました。編集方法やメソッドの作成ができ、定量分析を近いうちに行うための条件を発見することができました。
次回の課題研究の時間にシーケンスの作成やチューニングが行えるように取り組んでいきたいと思います。また、リモートで参加してくれた生徒はGC/MSの分からない単語を調べてくれました。次回も頑張っていきたいです。

6月16日 工業化学科 実習風景

バイオ実習・有機合成実習・物理計測実習・CAD実習

工業化学科 端切れからのアルコール製造③

6月9日(木)の課題研究の時間に一週間アルコール発酵した液をろ過装置を用いて残渣の分離をしました。
現在は手順を確認することが一番の目的なので、発酵直後の溶液からは今ひとつアルコールの
臭いはしませんでしたが作業は進めました。取り除いた残渣については、洗浄してものづくり用の
材料にすることとコンポストによる堆肥作りに使えるよう取り組みました。

今回の確認実験では5日分の原料が足りなかったため、同時に次回用に原料の前処理もしましたが、
これまで大変だった中和後の乾燥をしやすくためにドライネットを導入してみました。
操作の手数が大幅に軽減できたので、糖化の結果が良ければ今後も利用したいと思います。