11月30日(土)、12月1日(日)の2日間、「ジャパンマイコンカーラリー2020大会 中国地区予選会」が岡山工業高校体育館で開催されました。
電気科からは課題研究で製作した2台のマシンをベーシッククラスにエントリーしました。完走を目標としていましたが、残念ながら2台とも途中コースアウトしてしまいました。
参加した生徒諸君は他の学校のレベルの高いマシンを目の当たりにして、「今回の様子を後輩に伝え、来年度、僕たちの分まで頑張ってほしい」と思いを語っていました。
「専門科」カテゴリーアーカイブ
「電気設備工事に関する優れた知識・技術」をしっかり学びました
12月8日(木)5・6時間目 電気科2年生を対象に「電気設備工事に関する優れた技術・知識について」を題目に講演会を行いました。
講師には旭電業株式会社、株式会社中電工からお越しいただきました。講師の先生から電気設備工事に関する仕事内容や業界の現在の様子、また配電工事の基礎技術や現場での実際の施工方法などについて教えていただきました。
講演会の最後に生徒を代表して坪井君が、「日ごろの授業では学ばないことを学ぶことができ、貴重な時間を過ごすことができました。今回学んだことを参考に進路選択に向けて頑張りたい」とお礼の言葉を述べ閉会しました。
終了時刻は15:40分と長時間の講演会になりましたが、生徒諸君は最後まで集中力を切らさずに取り組むことができ、講師の先生への印象も良かった様子でした。
ファッション技術科・テキスタイル工学科、イベント参加!
本校のファッション技術科・テキスタイル工学科の生徒が、倉敷天満屋「くらしきXmas style」のイベントに参加します。
内容は次の通りです。
作品展示
■会期 11月27日(水)~12月25日(水)
■会場
1階イベント広場(エレベーター両サイド)
展示物:手ぬぐい、クリスマスハンカチ
2階入り口
展示物:ミニジーンズ、ミニバッグ、くまの羊毛フェルト、バッジ
6階(上りエレベーター右)
展示物:岡山をイメージしたファブリックパネル
ワークショップ
■日時 12 月21 日(土) 午前10 時~午後3 時
■会場 5階 特設会場
オリジナルバッジの制作 1 個200円(収益はすべて義援金として寄附させていただきます。)
SEH共同研究者による講演会②
総社イルミネーション2019に出品する作品が完成!
電気科の課題研究で春から製作していた「復興 SOJAイルミネーション2019」に出品するLEDイルミネーションがやっと完成し引き渡しました。
今年は昨年を上回る4,295個のLEDを使用し総社市のPRキャラクター「チュッピー」と「雪だるま」を描きました。
トラブルだらけでしたが、今のところ下の写真のように全てのLEDが点灯しています。
輸送中の振動や長期間の展示で点灯しなくなくるかもしれませんので、ぜひ早めにご覧ください。
展示場所はJR総社駅、期間は12月2日(月)~1月5日(日)です。
第一種電気工事士技能試験の補習をがんばっています
令和元年度危険物結果(秋)
毎年行っている工業化学科1年生の危険物受験に対し、今回は3年生の進路指導との並行で補習に取り組みました。補習に対応できる人数が少なく十分とは言えませんでしたが、3年生にサポートをしてもらいながら全員合格を目指して取り組んだ結果、受験者38人中19名の合格と半数の合格者数でした。昨年に引き続き厳しい結果となりましたが、今年も岡山県で受験する機会がまだ1回残っています。勉強した内容が残っている内に再度、合格を目指して挑戦してもらいたいと思います。
一方で2年生は今回の結果によって乙種全類取得者が在間悠徒君と綱嶋大祥君の2名増えました。あと少しで全類取得できる生徒も8名おり、今後も頑張ってほしいと思います。
SEH共同研究者による講演会①
スケールアップに向けて準備
ビーカースケールでの実験もようやく条件の絞り込みが出来始めたので、今後導入予定の大型装置による糖化実験のための準備ということで、本校にある機材を組み合わせながらスケールアップした実験が出来るように取り組みました。
糖化実験専用の機材ではないため、回転軸への布の巻き付きや溶液の跳ね飛び、温度調節など懸案事項が多く工夫がいりますが、予備実験の条件に近づけるため考えながら取り組んでいます。
- 組み合わせた装置
- 僅かに溶け残った端切れ
- ほとんど溶けた端切れ
- 考えながら組み立てています
技能検定金賞受賞
老松小フェスタに参加しました!
11月2日(土)秋晴れの下、倉敷市立老松小学校のグラウンドにて、本校の科学部、工業化学科が老松小学校フェスティバルに参加しました。 科学部は、「ロケット風船」、「落ち葉標本づくり」工業化学科は、「入浴剤づくり」、「スライムづくり」等、それぞれの特色を活かしたワークショップで大好評でした。
- 老松小フェスタ
- 工業化学科
- 優しく教えています!
- 科学部頑張ってます!
- 興味深々
- 工業化学科大盛況
新しい酵素による糖化実験
これまで使用してきた酵素に加えて、ジーンズのダメージ加工などに用いられる酵素を使った実験を繰り返し行いました。その結果、紙原料であるシュレッダーダストに対しては新しく導入した酵素の効果はありませんでしたが、糸の原料に対しては入れた方が糖度が高くなりました。その際の糖度はアルカリ処理をした糸原料より、前処理をしていない糸原料の方が高くなり、紙と同程度まで糖度が高くなりました。
また、横振とうのみよりも回転子による撹拌をした方が酵素の効果が高く、糖度は布<糸で高くなり、この場合は新しい酵素の効果はほとんどなかったです。
今後再現性についてもう少し検討する必要はありますが、条件の絞り込みをかけ、添加量の検討をしたらスケールアップした実験を進めていきたいと思います。
- 反応後溶けた糸原料
- 反応後溶け残った糸原料
全国高等学校ロボット大会 参加報告
令和元年10月26日〜27日、新潟県長岡市アオーレ長岡において、サブテーマ「集え·競え、次代を担う若き技術者たち!亅と題し、全国より128チームが参加した第27回全国高等学校ロボット競技大会が行われました。
倉工は、4月より電子機械科の生徒が親機ロボット、電気科の生徒が子機ロボットを力を合わせて製作しました。
その結果、岡山県の予選会を3位で通過することができました。
その後も全国大会に向けて、ほぼ毎日改良を重ねてきました。
ところが、全国大会へ出発する前日に、順調だった子機ロボットがトラブルに見舞われ、また、全国大会の会場では、親機ロボットの電波が混線し制御不能となるなど、現地でトラブル対策に追われ、力を発揮することなく、114位/128チームと言う結果となりました。
しかし、技術面だけでなく、いろいろな面で成長することができ、有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
テキスタイル部「全工協 研究協議会」記念品を製作
10月24日、25日の日程で、おかやま未来ホールにて「全国工業高等学校長協会 第67回研究協議会岡山大会」が開催されます。
その大会の記念品として「倉工デニムキーホルダー」を本校のテキスタイル部が企画・製作しました。
研究大会の開催にあたり、本日、テキスタイル部が岡山県高等学校工業教育協会より表彰していただきました。
本協会理事長より感謝状をいただきました。
一つ一つ部員が心を込めて製作した記念品を、全国の先生方に使っていただければと思います。
排紙と端切れの糖化実験
3年生の就職試験が一段落したころより、本格的にアルカリ溶液による前処理をした原料を利用した糖化の実験を開始しました。しかし前処理をしただけの成果としては思ったほど糖度の上昇につながらないため、振とう速度を上げたり、ホットスターラーを用いた実験をするとともに、排紙を原料にして同一条件による糖度の違いを確認するなど様々な研究を行っています。振とう速度を上げたことによる成果としては明らかに原料の端切れ繊維の状態が違っていましたが、糖度については現段階ではこれまでの実験結果と大きな差は見られませんでした。今後は別の酵素を試したり、原料の前処理を違ったアプローチも考えてみようと思います。
- 実験前の原料の様子
- ホットスターラーの温度制御確認
- 糖化実験後の様子(振とう回数の違い)
- 糖化実験直後の様子
- ホットスターラーの動作確認
- 糖化実験後の糖度・pH測定
第一種電気工事士試験に向けて頑張り中です!!
原料の前処理(アルカリ処理)②
事前にアルカリ溶液による前処理をした端切れ原料について糖化実験をおこないました。結果としては今回の結果からでは明確な判断はできませんでした。しかし、未処理の原料や高温・高圧条件での前処理済みの原料と比べるとやや高い糖度の値が出ていたので、もう少しハッキリ値の差が出るように酵素の量を調整し、再度確認の実験をおこなっています。
危険物補習開始
9月12日より10月27日の危険物取扱者試験に向けた放課後補習を始めました。
これまでも毎年1年生全員を対象に3年生の進路指導が一段落した頃から取り組み始めてきましたが、昨年度から試験の日程が1ヶ月前倒しになっていて、学習時間が短くなったため、昨年度合格者が大きく減ってしまったことへの対応として、進路指導との並行でおこなうことにしました。
教員の数は変わらないため、対応できる人数が少なく十分とは言えないところもありますが、学習するきっかけとして有効に過ごしてもらいたいと思います。
3年生が就職の内定をいただければ、そこからは3年生にもサポートをお願いしているので、科一丸となって全員合格を目指していきたいと思います。
原料の前処理(アルカリ処理)の開始
再度オートクレーブによる前処理済みの繊維を使った糖化実験をおこなった結果、前処理をしない原料のものと比べて1週間後には全て糖度が高くなっていたが、2週間後のデータでは全ての糖度が減少しており、前処理をしない繊維のものと糖度に大きな差が無くなりました。原因はハッキリとは分かりませんが、いずれにしてもこの方法では大きな差は出ない可能性が高いです。そこで新しい取り組みとして共同研究者の方々に教えていただいた情報をもとに、アルカリ性の溶液による前処理を施し、酸性溶液で中和したものを原料にして糖化実験をしてみようと計画しています。これまでの実験は乾燥状態の原料を使った実験をしているので、本日アルカリ性の溶液で前処理した原料を乾かし、近日中に糖化実験を試そうと考えています。
糸状原料のアルカリ処理
布状原料のアルカリ処理