10月26日(土)、総社市のきびじアリーナで行われた「そうじゃサイエンスフェスティバル」に課題研究班がワークショップで参加してきました。当日は、はんだごてを使いLEDオブジェを生徒達が指導して参加者に作ってもらい、ものづくり体験をしてもらいました。好評のうちに終了することができ、生徒達も学校では体験できない貴重な時間を過ごすことができました。来場くださった皆様ありがとうございました。
「専門科」カテゴリーアーカイブ
電子機械科News 新作イルミネーション第3弾
6月点灯の「陸の動物達」、7月点灯の「七夕の里」のイルミネーションに続き9月26日からは、第3弾の「海の生き物」を点灯しています。チョウチンアンコウやアシカやイルカなど生徒たちが苦心しアイデアを出し合いながら製作していますので是非見に来てください。 尚、点灯期間は10月30日までの予定です。その後は、第4弾も現在準備中ですのでこちらも期待していてください。
- 製作風景
- 設置風景1
- 設置風景2
- 設置風景2
- 正面1
- 正面2
- 点灯風景1
- 点灯風景2
“An English demonstration lesson”
やっと秋らしい気温を感じる今日この頃、英語の研究授業が行われました。
今回の授業の目標は、東京オリンピックで話題になったピクトグラムを題材にして『倉工に必要なピクトグラムを考えて英語で説明しよう』という内容でした。
生徒たちはグループワークやディスカッションを通じて積極的にコミュニケーション力を向上させました。
- さぁ今日はどんな楽しい授業がはじまるのでしょうか?!
- それぞれが考えたピクトグラムについてディスカッション
- 考案したピクトグラムを皆に説明するA君
授業を担当した教員は、授業の進行や教材について工夫に工夫を重ねて、倉工生がより良く英語を学び活用できる素晴らしい授業を展開していました。
研究授業と言うことで多くの教員が授業の様子を見学し、生徒の反応や授業展開について気づいた事を共有しました。教員も日々そうやってスキルアップしています。
生徒が考案したピクトグラムの1つは、副校長先生の『あのピクトグラム良かったねー。実際に作ってカタチにしたらどう⁈』の一言で、その日のうちにレーザー加工され、実物となりました!さすが、ものづくりの倉工!!
- ピクトグラムの意図や開発経緯を英語でディスカション
- ピクトグラムをイメージ化
- N君が考案したピクトグラム 倉工の第2グラウンド(野球/ハンドボール)をイメージ化
電気科 iPadを寄贈していただきました
9月17日(火)に岡山県電気工事工業組合様の設立60周年記念事業として、電気科へ教育支援用教材としてiPadを寄贈していただきました。
岡山県電気工事工業組合様には、長年にわたり高校生ものづくりコンテスト電気工事部門のご支援もいただいています。
贈呈式の様子です。右が岡山県電気工事工業組合 副理事長の久本様、左が横田校長です。久本副理事長より目録を頂戴し、横田校長より感謝状を贈りました。
岡山県電気工事工業組合倉敷支部の仙田支部長よりiPadを頂戴しました。
寄贈いただいたiPadです。
岡山県電気工事工業組合の皆様、ありがとうございました。課題研究やものづくりなど多岐にわたって活用させていただきます。まずは、課題研究のドローンチームに使ってもらいます。
電子機械科News イルミネーション第3弾
1学期に製作した「陸の動物達」「七夕」のイルミネーションに続き、2学期は毎月イルミネーションを点灯する計画で生徒たちは一生懸命製作に励んでいます。 9月26日(木)から点灯予定(天候により順延する場合もあります)の第3弾「海の生きものたち」も順調に製作が進み、8割完成しています。生徒たちの気持ちの入ったイルミネーションですので、気軽に見に来ていただければと思っています。「海の生きものたち」は10月下旬までの点灯予定で、10月下旬からは第4弾として新作のイルミネーションを点灯します。
- 下絵
- 骨組み製作中
- 骨組み完成①
- 骨組み完成②
- 電飾設置風景
- 電飾設置完成
機械科 オープンスクール 製図体験の答え!
お待たせしました!
オープンスクールで、機械科の製図体験で挑戦してくれた人たち、ありがとうございました!
遅くなりましたが、最終問題の答えを公開します!
どうですか?
正解していた人は、本当にすごいっ!!!
難しかった人もいるかもしれませんが、製図の勉強を頑張ればきっとできるようになりますよ♪
ぜひまた挑戦してみてくださいね。
- 製図体験1
- 製図体験2
夏のオープンスクール2024
総勢670名の中学生と保護者の申し込みがあり各専門科の実習体験、見学
オープンスクールが開催されました。倉工には、機械科、電子機械科、
電気科、工業化学科、テキスタイル工学科の5科の専門科があります。
それぞれの科の魅力が中学生の皆さんに伝わり進路選択の参考になれば幸いです。
- 専門科棟への通路
- 学校説明会
- 機械科_3DCAD
- 機械科_エンジン
- 電子機械科_3DCAD
- 電子機械科_電子オルゴール
- 電気科_ドローンプログラミング
- 電気科_オシロスコープ体験
- 工業化学科_身近な化学
- 工業化学科_−196℃の世界
- テキスタイル工学科_デニム縫製
- テキスタイル工学科_シルクスクリーン
なお、部活動体験は夏休みに入ってから、それぞれの部活動の指定した日程で実施されます。
(すみませんが、すでに申し込みは終了しています)
中学校3年生のみなさん、中学校最後の夏を充実した日々にしてください。
電子機械科News イルミネーション第2弾
6月点灯の「陸の動物達」につづき、7月からは「七夕の里へ」のテーマでイルミネーションが変わっています。
じょうろから流れ出る天の川(天の川の色を環境問題に関連させる3色に変えています)。立体的な月や、映えを意識した織姫や彦星など、見に来ていただいた方々が楽しめるように、生徒たちが一生懸命製作し配置しています。お近くにお出での際は、ふらっと立ち寄っていただければと思っています。
なお、「七夕の里へ」は7月18日まで点灯予定です。その後は第2弾、第3弾とまた新しいイルミネーションを点灯する予定で製作しています。点灯時期については本校HPに掲載しますので楽しみにしていてください。
- 恋人達のワンシーン
- 正面から
- じょうろを水源とした天の川
今年の絣(かすり)
テキスタイル工学科2年の実習で取り組んでいる「絣」の今年度バージョン第1弾が完成しました。今回はテキスタイル工学科に温存されている激レア秘密兵器の一つ「シャトル式小幅織機」を使用し、よこ絣による「手拭い」を製作。カセ作りから始まり、括り、藍染めと工程を進め、織り上がった生地両端を始末し完成しました。カセの僅かな長さの違いにより現れる柄はまちまちです。自分の手拭いがどんな柄になるかは織ってみるまでわかりません。では御覧ください。
- 一人2枚の手拭いができました。これからの季節にピッタリの涼しそうな柄に仕上がりました。
電子機械科News 新作イルミネーション第1弾
今年度も電子機械科では、3年生の課題研究でイルミネーションの製作を行っています。 昨年度は、クリスマスイルミネーション以外で、6月に七夕、10月には「公園での散歩」をイメージしたイルミネーションを製作・点灯しました。
今年は新たな企画の第1弾として現在「陸の動物達」をテーマにイルミネーションを点灯(6月26日まで)していますので、是非御覧いただけたらと思っています。7月には七夕のイルミネーションを点灯予定です。
尚、今後第2弾も計画していますので楽しみにお待ちください。
- 作業風景1
- 製作風景
- 作業風景2
- カンガルーとサイ
- バッファローとカバ
- 正面から
学校を美しく!電子機械科課題研究の一コマ
電子機械科課題研究では、メカトロ、溶接、電子回路、ドローン、機械加工
などなど様々な技術を応用した課題解決に取り組んでいますが、
依頼があれば校内の困りごとも解決しています。
今回の御依頼は、廊下の時計ケースをきれいにすること!
文字盤のフタが汚くなっていたので、透明なアクリルの板で見栄え良く
することにしました。
材料はコロナ禍で大活躍していた透明アクリル板。
これをレーザー加工機で304×304mmにカットして取り付けました。
実際の取り付け作業は↓
- ①安全帯をつけた脚立作業
- ②地面での作業はやり易い
- ③レーザーでカットしたアクリルがピッタリ
- ④頭上の作業は体力がいります
普段は、机の上で作業しますが、作業の場所が高いところや頭上になるだけで
難易度や危険度が上がります。
しかし、さすがは3年生、技術やアイデアで安全に取り組むことができました。
これで、また一つものづくりのレベルが上がりました。
晴れた日に線を引く、ただそれだけでも奥が深い
倉工生は授業によってHR棟と各専門科棟を行き来します。
移動の時には上履きでグラウンドの間を通るのですが
そこには、上履きで通行可のオレンジ色の道があります。
長年先輩方が通ってきたその道を示すオレンジ色の線が消えかかっていました。
そこで、電子機械科の課題研究の時間に整備をすることに・・・
ただ、線を引く(塗る)簡単な作業だと考えていましたが、段取りを含めると
考えないといけないことが沢山あることに気づきました。
例えば、
・塗料の量は?
・必要な養生テープの長さは?
・作業をする日の天候は?
・塗装中の一般生徒の導線は?
・車の移動は?
・暑い日の作業は熱中症の危険あり
などなど、
- ①乾くまでは入らないでの看板
- ②養生テープを貼る
- ③丁寧な作業を心がけています
- ④今日は暑い!倉工のミストルームで一休み
- ⑤まだまだ作業は続きます
- ⑥通りかかる生徒、先生が応援してくれます
生徒たちは、
社会に出て、工事や整備の仕事をするとすれば、予測しておかなければならないことが沢山
あるなぁ。と勉強になった様子でした。
ご指導くださった甲谷さん、作業中に応援してくださった生徒の皆、先生方ありがとうございました。
作業は、次週へ続く!
テキスタイル工学科 実習点景
中間考査も終わり、各学年の実習が盛り上がっています。
今回はその一部を紹介します。
- まずは1年生の工業技術基礎。組織の見本を紙テープで作成中。最初は簡単ですね。
- 続いて2年生の実習です。カセという糸の束を作っています。今回は専用の機械を使いました。
- 出来上がったカセにテープを巻き付けて染料が染み込まないようにします。
- 染色後に巻き付けたテープを外し、大きめの糸巻きに巻き取ります。
- 出来上がった糸を織機に打ち込むと綺麗な柄が浮かび上がります。この技法はカスリと呼ばれています。
- 一方、3年生の実習では廃棄される端切れを利用してパッチワークを行っています。
- 一定の大きさに端切れが繋がると、バッグに利用します。
機械科 課題研究 ドラム缶を寄贈していただきました!
さて今年も課題研究が始まりました!課題研究とは、簡単に言うと3年生の授業で好きなショップに分かれ担当の先生のもと、これまで学んできた知識や技能を使い、作品などを完成させる工業高校3年間の集大成とも呼べる授業です。そこで我が班では色々と話し合った結果ドラム缶チェアやドラム缶机を作ることになりました。さすが若者!アイデアが凄い!担当教員は作ったことがないので不安ですが・・・。でも生徒が言ったことは実現してあげたいと思います!
ということで、まずは材料集めですがとりあえずドラム缶!もちろん学校にはありませんし、どこで買えばいいのかも分からないため、色々と調べ話し合い、とりあえず生徒自身で探しました。ガソリンスタンド、ホームセンター、ドラム缶業者など色々とアポを取ってくれましたが、中古は加工するときに引火の可能性が高く責任が取れない、配送が大変、あとシンプルに高い!中古で1本3200円。担当教員も何件か電話をかけました。そして最後の1件でのこと。
(株)浅野ドラム様から「寄付してあげるよ」との言葉が!
話を聞いてみると、代表取締役社長が本校OB(工業化学卒)で、後輩たちが授業で使ってくれるのであれば、ぜひ寄付をさせてほしいとのこと。いやぁありがたいの一言!倉工OBはやはり母校愛が半端ないですね。加工するだろうから安全面を考え新品を!しかも5本も!寄贈していただきました。
さあ生徒たちよ。どのようなドラム缶チェアを作ってくれるのか皆さんから期待されていますよ〜!
- 浅野社長(左)と記念撮影
子どもたちが楽しめるものづくりとは??!
令和6年度高校生ものづくり岡山県大会 電気工事部門 優勝!
5月19日(日)に令和6年度高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 電気工事部門・電子回路組立部門が岡山職業能力開発促進センターで開催されました。電気工事部門には、電気科3年A組井上岬君と電気科3年A組草地正君が、電気回路組立部門には、電気科2年A組原悠道君と電気科2年B組川堤結唯さんが電気科を代表して出場しました。
大会本番で緊張していましたが、日頃の練習の成果を発揮しようと4人とも一生懸命課題に取り組んでいました。
大会結果は、なんと電気工事部門で井上君が見事1位になりました。普段の練習とは違う環境の中でも落ち着いて正確に作業ができていたからだと思います。
井上君は6月に島根県出雲市で行われる中国大会の出場権を獲得しました。中国大会でもベストを尽くせるようにこれからも励んでいきたいと意気込んでいました。
また、残念ながら入賞できなかった3人も、身につけた技術を活かして今後のものづくりに活かしてもらえたらと思います。
- アウトレットボックスを取り付けている草地君
- PF管に電線を通している井上君
- 完成した電気工事の課題
- 基板製作をしている川堤さん
- プログラミングをしている原君
- 出場した4人です
機械科「原動機」の授業でエネルギーを学ぶ
日頃からよく使う言葉に「仕事」や「エネルギー」があります。
この二つの関係は何でしょうか。どちらも使用する単位は[J](ジュール)というものです。
「エネルギー」があるとは「仕事をする能力」を持っているということです。
「仕事」は具体的に目で見える形で理解され,”3キロの品物を1メートル持ち上げる”とか,”削岩機で岩を掘る”などの例で示されます。
一方,「エネルギー」は基本的に目で見えることはないのですが,仕事をする能力を宿すものです。地球の重力を受けている高い場所にある物体は”位置エネルギー”を持っていますし,圧縮された空気は”圧力エネルギー”を持ち,流れる水は”運動エネルギー”を持ちます。
石油や石炭,風力や太陽光が「エネルギー」資源と言われるのは,「仕事をするする能力を有している」からです。
ちなみに,「原動機」とは流体からエネルギーを得て,機械的エネルギーに変換する装置です。水車は「原動機」ですが,ポンプは「被動機」であり,「原動機」ではありません。水は高所から低所に向かって自然に流れますが,低所から高所に勝手に移動することはありません。
テキスタイル工学科〝あい〟が育っています
先日、〝あい〟が芽を出して育っているという話をしていたところ、1年生が〝愛〟を育んでいると勘違いして「きゃー♡」となった一幕がありました。私たちが種を蒔いて育てているのは藍染に使用する〝藍〟です!葉が育つと刈り取って藍の生葉染めに使用します。ハンカチ等が淡いブルーに染まるのでとても楽しみです。また、昨年収穫した綿花から取り出した綿の種も蒔きました。コットンボールが弾けるのも楽しみです!その他にも染色に使えそうな花や果物も育てています。
さて、2年生の実習の様子も紹介します。ミシンを使ってミニジーンズを縫製したり、手仕事を極めるために刺し子の布巾作りに挑戦しています。藍も実習も続報を楽しみにしていてください!
羊の毛刈り体験実習
5月8日(水)に、テキスタイル工学科2年生が渋川動物公園で羊の毛刈り体験実習を行いました。羊は、黒い顔が特徴のイギリス原産のサフォーク種のもじゃくん(8歳)とてんくん(5歳)。バリカンで刈るのもハサミ(めちゃくちゃ大きい!)で刈るのも初めての体験でしたのでコツを掴むのが難しかったですが、羊を傷つけないように慎重に作業していきました。2頭からはそれぞれ5キロと4キロの計9キロの羊毛を刈り取ることができました。羊は丸裸になって少し寒そうでしたが、この時期に刈らないと熱中症になってしまうそうです。刈り取った羊毛は、これから洗浄・染色・紡績・織などの工程を経て心を込めてひざ掛けに仕立てていこうと思います。実際に羊の毛を刈ることで毛糸の原料に関する見識が深まり、素材をより大切に扱おうという気持ちになれました。またマスコミの取材を受けたのも良い経験となりました。園には生まれたてのヤギの赤ちゃん(信じられないくらい小さくてかわいい♡)や放し飼いのリクガメ、挨拶をしてくれるオウムなどもいて、とても充実した時間を過ごすことができました。貴重なお時間を割いて丁寧に教えてくださった渋川動物公園の皆様、本当にありがとうございました!
実習、本格始動!
ゴールデンウィークも終わり、各専門科の実習が本格的に動き出しました。私達テキスタイル工学科でもさっそく1年生の「工業技術基礎」の授業がありました。4つのショップに分かれて授業が進んでいきますが、今回は「繊維基礎」のショップを紹介します。ここでは糸や布がどんな原料から作られているのか?や布はどのように織られているのか?といった繊維素材の基本を学習します。
今日の授業では顕微鏡を用いて様々な繊維をμmの世界で覗いてみました。綿・麻・羊毛・絹・レーヨン・ポリエステル・・・。今までほとんど意識したことがなかった素材の違いをほんの少し知ることができました。さて顕微鏡の中にはどんな世界が広がっていたのでしょうか?
- ピントがあった瞬間がワクワクします




































































































