9月16日に全日本ジュニア岡山県予選会がきびじアリーナで行われました。ベスト4に3人入賞し倉工旋風を巻き起こしました。優勝は鎌田瑛人(M科2年)、3位には小郷颯佑(E科2年)、同じく3位に上田晃大(M科1年)。この結果を受け来年1月に東京で行われる全日本ジュニアに岡山県代表として鎌田・小郷の両名が出場します。鎌田君は小学校時代から卓球を始め初のタイトルとなりました。小郷君は昨年度に続き2年連続の代表を射止めました。二人とも中学校時代の最高成績が県ベスト8の無名の選手でした。倉工に入学し毎日コツコツ地道な努力を積み重ねてきました。全国で活躍し中学校時代には全く歯が立たなかった他校の選手を破り今回栄冠を手にしたことは大きな自信につながったことと思います。夏休みの厳しい練習やトレーニングに耐えてきた成果です。途中で諦めさえしなければ努力は報われることを身をもって学んだはずです。第61第イギリス、チャーチル首相は次のような名言を残しています。
「困難・恐れは逃げれば危険が2倍になるが、決然と立ち向かえば危険は半分に減る」
試合を通して彼らがこの心境になれたのは大きな進歩でした。この成功体験を今後の長い人生の糧として更なる成長をしてくれるものと確信しています。
卓球部顧問 萩原卓己