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3年体育 熱戦再び(授業風景)

本校の体育授業では示した種目の中から生徒が行いたい種目を選択して実施しています。
今回の選択ではテキスタイル工学科の生徒全員(女子)がサッカーを選び、工業化学科はサッカーとバスケットボールを選択しました。
昨日の球技大会は大変盛り上がりましたが本日の授業でも、たいへん盛り上がっていました。
テキスタイル工学科は女子生徒の人数の関係で球技大会にサッカーはありません。
しかし、体育ではそのうっぷんを晴らすかの如くボールを一生懸命追いかけゴールを狙っていました。
また、工業化学科の選択者はサッカー部所属の生徒が多くハイレベルな活動でした。
激しく活動する反面、怪我が無いように安全面にも気をつけながら行うように指導が入ります。
冬の寒さに負けない頑張りをまだまだ見せてもらいたいです。

美術Ⅰ 授業取組の紹介2

1学期の課題で「令和5年度男女共同参画マンガ展」に向けて、『男女共同参画』をテーマとした4コママンガを制作しました。今年度は78作品を応募しました。
そして今年度、ついに受賞者が2人!!おめでとうございます!
優秀賞・・・テキスタイル工学科1年 宮ノ下蒼依さん
優良賞・・・テキスタイル工学科1年 山野井彩乃さん
ここ数年、授業課題として取り組んでいましたが、本校からの受賞者は初。受賞作品については、巡回展や倉敷市男女共同参画課のホームページでも発表される予定です。
この4コママンガ制作を通して、ジェンダーやなどに関する社会問題について考えるきっかけになったと思います。78名の応募者へは参加賞を後日渡します。

美術Ⅰ R5年度授業取組の紹介

「倉敷商店街まるごと美術館 第11回アートコンテスト」に向けて、美術の授業で描いた16名の作品を応募しました。

大原美術館にある5作品の中から好きな名画を題材に、自由に感じたまま描きます。
生徒はアクリルガッシュやゆびえのぐを使って、楽しく制作していました。
優秀作品に選ばれると、倉敷商店街に後日展示してもらえます。
今後もいろいろな鑑賞体験を通じて、見方や考え方を豊かにしていってもらいたいと思います。

トレスポ 3人だけど(授業風景)

7/14日のトレーニングスポーツは硬式野球部の生徒が大会に参加しているので3人での実施。

少人数の選択とはいえ、寂しい…
グラウンドの状況も悪いので多目的教室を使用してトレーニング!

教科担当が高校生の頃に流行った基礎訓練「ブートキャンプ」を基にしたエクササイズを提案するものの…
YouTuberと一緒に高強度インターバルトレーニング(HIIT)になりました。
時代かしら?

なので、教科担当が夜な夜なやっているトレーニングを3人と行いました。

結論!
きっつい!でも楽しい!!

実施後はそのトレーニングの負荷部分の確認や1人でトレーニングをするために、どうモチベーションを維持するのか議論を深めていきました。

無言でやるトレーニングはつまらない。
励まし合う、声かけをしながら行うことが良いと意見が出ました。
普段の生活でもコミュニケーションを大事にしていきたいですね。

トレスポ 人生初の(授業風景)

ハンマーーーー!!

倉敷工業のグラウンドには投擲用のサークルがあります。
おそらくハンマーを投げるなんて今後の人生でも、無いでしょう。

が!1年生の体育がグラウンドで行わなかったのでせっかくならと思い行いました。

女子用(4kg)のハンマーで行いましたがハンマー投げが、ハンマーに投げられになったり投げるタイミングがわからなかったりと難しそうでしたが、徐々に投げられる様になって

「これ、結構面白い」と言ってました。

最後は教科担当に挑戦
体力(生徒)vs技術(教員)
わずか10cmほどの差でしたが教員が勝ちました。

体力で土台を作ることも大切ですが力を活かす技術の重要さも確認できたのではないでしょうか。
次は「心」技体ですね。

トレスポ 遊びの中に(授業風景)

3年トレーニング・スポーツではトレーニングの方法を学び、それぞれの競技力向上を目指します。
今回はトレーニングの導入として、遊びが使用できるのではないかと仮説を立て、実践をしました。

最初はウォーミングアップを兼ねた鬼ごっこ。
いい感じで息が上がり、いよいよメインメニュー。
日本スポーツ協会にある遊びプログラムよりSケン、ケンケンで相手マーカーまで進みます。
ちょっとトレーニングを兼ねて、脚を変えることを禁止にしてみるとじゃんけんがいつまでも続き、永遠に片足に負荷が…
長い負荷から逃れたいのか、最終的に心理戦が始まってました。
「オレ…チョキ出す。」
「じゃあ、パー出す。」
…深い読み合いです。


その後は、3目並べ。
○✕ゲームとも言われる遊びです。
始まる前は理解をしているものの、いざ始まると、焦りからか凡ミスの連発。
置いてはいけない場所にマーカーを置いてしまうことが勝敗を分けていました。

最後は距離を開けて、盤が見えない位置でスタート
状況が読めない分、盤に着いてから考えます。
考えます…考えます…考えます…
…動けません。

最後はみんなでジャンプをして、おしまい!


遊びはトレーニングの導入に活用できそうです。
今回導入した遊びは、ダッシュによる瞬発力ケンケンによる跳躍力や片足でのバランス感覚アップの鬼ごっこは持久力と切り返しのバランス、体幹。
時間や本数、距離などによって遊びとトレーニングのバランスを考えなければいけませんが。

それぞれの競技に対して色んな見方、角度から競技力向上に繋げてもらいたいです。

体育 バドミントン 動作を確認

機械科2年生の体育バドミントンを選択した授業で1人1台端末を使用して活動を行いました。

保健の座学では使用することがあっても実技で使用する機会が少なかったこともあり、生徒たちもソワソワしながら動画を撮影していました。
生徒同士の声掛けだけでは自分の動きが把握できなかった人も動画による自身の情報を得ることでより一層動作の修正できていたように感じました。
これを自分が持っている感覚とマッチさせてより良い動作の習得につなげていきたいですね。

さて、授業の最初と最後には安全確認!
見逃しそうな破損を見つけてくれました。
細部も見逃さない工業高校生の目になっているようです。
よい製作物も作れそう!
大きなケガなどになる前に防げました。
ありがとう、みんなの安全を守ってくれました。

流域高校生絵画展で受賞

第23回流域高校生絵画展に、今年度の美術Ⅰ選択者の授業作品6点と美術部員の作品1点を応募・出品しました。
結果として、2点が「佳作」として選ばれ受賞しました。

【佳作受賞者】M1A 渡邉知樹、T1 松本楓花
【 他出品者 】M1A 甲谷祐太、北村有、小林瑛太、M1B 三浦幸大、森山樹

展覧会は2月28日(火)~3月5日(日)まで、倉敷市立美術館 第1展示室にて見ることができます。入場無料です。
よろしければご高覧ください。

美術Ⅰ 授業の取り組み紹介②

先日応募した「第10回KURASHIKI商店街まるごと美術館 アート・コンテスト」で、複数の生徒が受賞者に選ばれました。

銅賞2名
片山和樹(工業化学科1年)
友國陽菜(工業化学科1年)

優秀作品に選抜13名
M1A 小林瑛太、仁科滉斗
M1B 福島朔弥、藤村瑠希、三浦幸大、三垣伶旺
C1  赤井怜愛、植木尊、小原陽太、瀬川良愛、水田悠斗、矢部叶人、横井隼人

受賞者および優秀作品に選ばれた作品は、12月31日まで倉敷商店街の各店舗にて展示されています。よろしければご高覧ください。

美術 Ⅰ 授業の取り組み紹介①

1年生の芸術選択「美術Ⅰ」の授業を担当する美術教員です。
この度は特に、「美術Ⅰ」の授業で実施した校内外へ向けた作品制作、取り組みについてご紹介します。

1学期末、C1、T1、E1ABの講座にて、一人一台端末の活用として「クロームブックを用いた校内向けポスター制作」を行いました。
「5S運動を周知・推進するための5Sポスターをつくる」ことをテーマに、Googleのスライド機能を駆使して制作しました。
自分で撮った写真を取り入れたり、図形や文字の配置を考えながら、個人やグループで工夫して取り組みました。
いつか校内で見られる機会が来るかも・・?

また別の授業では、倉敷市男女共同参画課が主催する「男女共同参画マンガ展」に向けて4コママンガを制作し、計62作品を応募しました。
この課題で、多様性社会のあり方について改めて意識した生徒も多かったのではないでしょうか。
ちなみに応募者には、参加賞としてクリアファイルが配布されています。

2学期に入ってからは、C1、M1ABの講座にて、大原美術館の作品を見てフィンガーペイントで描く課題に取り組みました。
今年度が第10回目となる、倉敷商店街振興連盟が主催の「KURASHIKI商店街まるごと美術館 アート・コンテスト」に向けて制作し、計42作品を応募しました。
筆を使わないで絵を描く「フィンガーペイント」に、生徒たちも新鮮な気持ちで制作していたように思います。
地元倉敷が誇る芸術に触れる、良い体験となっていれば幸いです。

10月25日(火)公開授業が行われました

工業化学科2年生「保健」の時間に公開授業で行われました。今回は、県内の3校から4名の先生と全国工業高等学校長協会から小山先生に御参加いただきました。
担当は保健体育科 指導教諭 原囿先生です。また、司書の先生のお取り計らいで図書館での授業となりました。
テーマは「SDGs~ 岡山県の企業の取り組みを知る」(個別最適な学びと協働的な学びの実践)というテーマで行われました。


生徒は、今までに企業訪問やHPを活用して、企業における環境対策、健康管理等の取り組みをまとめ、発表する活動を各班に別れ行いました。

工業化学科2年 SDGs企業の取組を知る

2学期から工業化学科2年生の保健の授業では、環境について調べ学習をするとともに、SDGsの考え方や取組を企業がどのように取り入れているのかをインタビューしています。
このインタビューに向け、事前に企業の取組をパンフレットや書籍から調べ、質問を考えました。
また、インタビューを行うアポイントを手紙で行い、企業の方からスケジュール調整をしていただきました。
先日、萩原工業株式会社の方にZOOMでインタビューをすることができました。


インタビューさせて頂いた中で、SDGsに関わる企業内で再生原料60%や再生原料10%の違いなどものづくりについての話だけでなく、働きやすい環境づくりとして保育園を併設したり、子育て世代も働きやすい環境になっているというお話も伺いました。
今週、実際に見学に行かせていただいたり、電話やZOOMでインタビューをさせていただく予定です。明日以降のインタビューの様子等もブログに掲載していきたいと思います。

C2保健 持続可能な社会に向けてわたしたちができること

9月13日(火)2時間目にSDGsネットワークおかやま出前授業で環境カウンセラーの中平徹也先生をお招きしてご講演をいただきました。
昨今、SDGsという言葉をよく耳にするが、「なぜこの取組が必要なのか?」を一番のテーマとしてお話をいただきました。


とてもわかりやすく、現在の地球がかかえる問題をお話していただきました。昭和の時代から約60年ほどの間に人間の生活はとてつもなく豊かに便利になったが、このまま何も考えずに便利を追求していくと地球はどうなっていくのだろう。生徒たちは今まで考えたことがなかったことに気付かされたようです。
海も川も今は汚泥が底に溜まっている。この現状を知ってほしいととても情熱のあるお話でした。

生徒の感想から
「人間が川などに捨てたプラスチックごみが分解されないまま海や川に流れ、浮いているゴミを海鳥が大量に食べてしまい、その死骸のお腹にたくさんのプラスチックが残っている写真をみて、何も考えずにポイ捨てしている人たちの行動によって海が汚れ、生物が死んでいるということを知ってほしいと思いました。
「いまの人間社会の生活は地球2個分のエネルギーが必要。でも地球は1個しかない。すべての生活をしているうえで、そんなことは1ミリも考えていませんでした。」
「自分たちがやる!って言われたことが印象に残りました。地球の現状を知り、深刻なことがわかったので、何ができるか考えてできることをしていきたいと思います。」
「なんとかなるだろうとおもってはいけない。」

保健の授業では、今後環境問題について、探究学習で深めていきたいと思います。
なお、今回の授業を倉敷ケーブルテレビさんと山陽新聞さんが取材に来てくださいました。倉敷ケーブルテレビは9月13日(火)17時のニュースで放送されるようです。その後も放送されることがあると思いますので、ご覧いただければと思います。

SDGsジェンダーレス制服勉強会 T2 保健

6月16日(木)1時間目にトンボ株式会社の小倉さんを講師にお招きし、SDGsジェンダーレス制服勉強会を行いました。


2年生の保健の授業では、「生涯を通じる健康」の中で性教育を学びます。性を考える上で、LGBTQやジェンダーについても知識を深め、さまざまな考えを学ぶ機会を取り入れています。
今回、テキスタイル工学科の生徒に制服のあり方について現在の課題を知り、社会の動向について教えていただきました。
そして、自分たちはどんな制服を望むかなど生徒同士で意見を出し合い発表しました。
今後、テキスタイル工学科の授業でデザインの知識を深め、トンボ1129デザインコンクールにも応募する予定です。みんなが幸せになる制服デザインアイデアが発信できるといいですね。

E1B 保健授業

電気科1年生保健の授業を参観しました。
本日は応急手当ての授業です。
最初に前回の復習を兼ねて小テスト。Chromebookを利用してクラスルームに小テストが配信し、回答する方法です。
一人一台端末を持っている学年です。少し手間取っている生徒もいましたが、何とか回答していました。


それぞれが、Chromebookに出題された問題をフォームで回答し、送信!
送信できた人は、正答を確認するため、授業で使う教材のページをみて振り返りを行っていました。

Chromebookが導入されたことで、授業の手法も少しづつ変わりつつあります。

体育授業 ボンバーゲーム

本日、2時間目の工業化学科とテキスタイル工学科2年生の体育授業でICTを活用した授業を行いました。
選択種目は「バドミントン」です。最初に今日の授業のルール説明。みんな静かに聞いてます。


担当教員から一言・・・「本日ラケットは使いません!」
生徒・・・「今日の授業・・・バドミントンじゃなかったっけ」

まずは、6人組のグループになって、新聞紙を丸めて・・・ビニール袋に詰めて、ボンバーを作ろう!
このボンバーを相手コートに落とそう!
ルール①自分たちの得点が偶数のときは右から、奇数のときは左から投げ込もう!・・・(バドミントンのサーブ権に関わるルール)

ルール②自分たちが取るとき、投げるときは両足をつけて、両手でキャッチ!
空いているスペースを見つけて投げよう!(打ち返す場所をしっかり見れることも大切!)

ルール③うまくできるようになったら、ジャンプしながら投げ返してもよい!(素早い返しができるように!)
生徒の感想:「ラケットを使わなかったけど、今日はかなり動いて盛り上がった!」
「ボンバーゲームしながら、バドミントンの動き方やルールが学べた!」
などなど、いつもと違う授業内容に新鮮な声が聞こえてきました。

E2AB まとめ SDGs〜企業の現在の取り組みを学ぶ〜

10月から取り組んできた〜企業の現在の取り組みを知る〜のレポートが完成しました!

本校の電気科、テキスタイル工学科、工業化学科の取り組みを始め、倉敷市や岡山大学、そして21の企業の取り組みを調べて、グループワークシートにまとめあげました。
生徒の感想にもありましたが、SDGsに取り組んでいる企業が思っていた以上に多く、さらには会社ごとに様々な取り組みがされてあることに驚きました。たくさんの情報をA3サイズの用紙にまとめることがとても大変だったようです。
完成した作品は図書館前の廊下に展示しています。先生方にも見に来ていただき、しっかりまとまっているレポートにはGOOD(旗マーク)のシールを貼っていただきました。


この調べ学習を通しての気付きを書き出し、さらには自分たちがどんなことができるのかをまとめてみました。

今回の取り組みは、水島財団の塩飽先生のご講演に始まり、今の社会における環境問題を身近にとらえ、自分たちの問題として考えていく学びの時間となりました。また、主体的に取材内容をグループで考え、依頼文を作成、発送し、企業とのZOOM等を利用した取材を自分たちの力で作り上げました。
高校生の生活の中で意識することがなかった社会に目を向け、今世の中がどのように動き始めているかを自分たちの力で聞き取ることができ、とても満足そうな生徒の様子を見ることができました。

この取材にご協力いただいた企業は以下のとおりです。
株式会社倉敷ケーブルテレビ様
三菱ケミカル株式会社様
中国電力株式会社様
岡山国際ホテル様
双葉電機様
服部興行株式会社様
岡山トヨタ自動車株式会社様
福山三菱自動車販売株式会社様
テレビせとうち株式会社
株式会社トンボ
また、本校専門科「テキスタイル工学科」「電気科」「工業化学科」の先生方にもご指導いただきました。
このように多くの方々のサポートでこの授業が成り立ちました。本当にありがとうございました。

E2AB SDGs〜企業の現在の取り組みを学ぶ〜

こんにちは。先月、みずしま財団の塩飽先生のご講演をはじめとして電気科2年生の保健の授業では環境について学んでいます。
いつもは教室で担当教員から授業を受けるのですが、この取り組みは生徒が自ら主体的に取り組む事を第一目的とし、社会の動向を知るために企業のSDGsの取り組みを調べています。


授業では、図書館を利用し、司書の先生からアドバイスを頂きながら本やインターネットの情報をどのようにまとめるかと、奥付の必要性をご教授いただきました。
また、県内企業を中心にSDGsの取り組みをされている企業がどれだけあるのか、そしてどのような取り組みをしているかを調べました。その中で、直接企業に訪ねてみたい内容をピックアップし、お手紙でインタビューをお願いしました。
多くの企業の方々からご協力をいただき、ZOOMや電話、書面での対応で現場の声を伺うことができました。ご協力ありがとうございました。11月19日現在でご協力いただいた会社は以下のとおりです。

倉敷ケーブルテレビ株式会社
服部興業株式会社
岡山トヨタ自動車株式会社
トンボ株式会社
テレビせとうち株式会社
岡山国際ホテル

このような取り組みを来週も引き続き行い、グループごとにレポートにまとめて行く予定です。初めてのZOOMにドキドキしながらも、しっかりと準備して臨む生徒たちの様子を見て、担当教員からもとても生徒たちが頼もしく感じました。
残念ながら、取材ができなかったグループもありますが、しっかりインターネットや会社のCRCレポートなどを参考に調査を進めています。
インタビュー後に、担当教員との打ち合わせや確認を行いました。

また、岡山トヨタ自動車株式会社のZOOM会議には、これから受験を控えた3年生も参加させていただき、学ぶ機会をいただきました。大学受験でもSDGsのことについて面接等で問われることが増えてきているようで、生徒も一生懸命学んでくれました。

SDGs出前授業 E2AB 保健

10月18日(月)6時間目にSDGsネットワーク岡山さんの出前授業を開催しました。

10月から2年生の保健では、環境問題をテーマとして学習を始めています。

その導入として、公益財団法人水島地域環境再生財団法人の塩飽敏史先生を講師としてお招きし、「過去 現在 未来をつなぎ、住み続けたいまちづくりを実現する〜大気汚染を中心とした水島の公害から学ぶこと〜」のご講演をいただきました。

最初にSDGsについて基本理念の構造から教えていただきました。経済、社会の基盤が環境であること。安心して暮らしていけるベースがあっての社会や経済が成り立つと聞き、いまのコロナ禍の状況を知る私たちが目の当たりにしている問題でもあると感じました。

また、水島公害がなぜ起きたか、地理的条件や岡山県の農業県から工業県への移り変わりの歴史など今の高校生にもわかりやすく説明していただきました。

講演の中で塩飽先生がこの変化を知ってほしい!と強くお話されたことがあります。それは会社、大学、商店街、NPOなどさまざまな立場の人が集い、これからの未来を考えて行こうと協議会が発足するなど大きな変化が近年でてきているとのことです。

SDGsの「誰一人取り残さない」という考えを1人でも多くの人が理解し、いまの自分さえよかったら良いという考えではなく、将来の世代=未来の社会へつなげていってほしいというお話が1番印象深く心に残りました。

電気科2年生の保健の授業では、次週から環境問題に取り組んでいる大学や企業の取り組みについて調べ、今後自分たちがSDGsにどのように取り組んでいけるか考えていきたいと思っています。