教科」カテゴリーアーカイブ

倉工祭(体育の部)の練習が盛り上がってます!

10/2(水)に体育の部が予定されています。
いよいよ来週が本番ということで、練習にも熱が入ってきました!
倉工で生活していて思うことですが、倉工生はスポーツのレベルが高い!

そして、真面目にひたむきに、走る、跳ぶ、投げる生徒の多いことに
いつも感心します。本番が楽しみですね。

“An English demonstration lesson”

やっと秋らしい気温を感じる今日この頃、英語の研究授業が行われました。
今回の授業の目標は、東京オリンピックで話題になったピクトグラムを題材にして『倉工に必要なピクトグラムを考えて英語で説明しよう』という内容でした。
生徒たちはグループワークやディスカッションを通じて積極的にコミュニケーション力を向上させました。

授業を担当した教員は、授業の進行や教材について工夫に工夫を重ねて、倉工生がより良く英語を学び活用できる素晴らしい授業を展開していました。
研究授業と言うことで多くの教員が授業の様子を見学し、生徒の反応や授業展開について気づいた事を共有しました。教員も日々そうやってスキルアップしています。
生徒が考案したピクトグラムの1つは、副校長先生の『あのピクトグラム良かったねー。実際に作ってカタチにしたらどう⁈』の一言で、その日のうちにレーザー加工され、実物となりました!さすが、ものづくりの倉工!!

大原美術館での対話型鑑賞

芸術の秋が待ち遠しい今日このごろ、倉敷工業高校の1年生8クラスは数日に分けて大原美術館で対話型鑑賞を体験しています。
今日は機械科の2クラスが鑑賞しました。
対話型鑑賞とは、進行役のファシリテーターの方が作品の感じ方や見方を鑑賞者と対話しながら深めていく鑑賞方法だそうです。
生徒は7人程のグループにわかれファシリテーターの方に導かれながら、鑑賞していました。

一人で鑑賞するのではなく皆で意見交換しながら芸術に親しむ今回の経験は、生徒の心の中に残り、もしかしたら今日だけでなく数年後や数十年後に新しい発見や気づきが起こるきっかけになったのではないでしょうか。

学校から大原美術館は徒歩20分ほどであるため、通常の授業の中でこの取組が実現しました。今後も様々な経験や体験を通じて、倉工生らしく成長していきましょう。
最後に、この取組にご協力してくださった、ファシリテーターの方、美術館関係者の方に感謝申し上げます。

妊孕性って何?未来のパパ&ママ(倉工生)が考えます

6月27日(水)1・2時間目に本校おいまつ会館で「未来のパパ&ママ出前講座」を電子機械科2年生に行いました。

1時間目は、はせ川助産院の長谷川喜久美先生をお招きして、妊孕性について学びました。

ところで皆さん「妊孕性」ってわかりますか?

答えは・・・妊娠するために必要な能力のこととです。

2年生の保健の授業で、生涯に関わる健康という単元において、性教育の分野の勉強を行ってきました
今日のご講演の中で、みんなは沢山の人に見守られて生まれてきたんだよ。
何より、みんなが生まれて来る前、お腹の中にいたときに生むという決断をみんなのお母さんが決断してくれたから今があるんだよ。
生徒は真剣な眼差しで話を聞いていました。

そして、2時間目、みんなの広場ぽっかぽかに通う親子がやってきてくれました。なんと生後1ヶ月の赤ちゃん〜2歳。
高校生とのふれあいタイム。

いつもキリッとしている生徒の表情が非常に柔らかく、温かみのある表情になっていました。
初めて赤ちゃんに触れ合う生徒、抱っこしてミルクをあげたり、高い高いしてみたり、追っかけ子してみたり・・・。

このような機会を経験して、生徒たちはどんなことを感じてくれていたでしょうか。彼らの表情が答えです。

質問タイムでは、「立ち会い出産のときに男として何をしたらよいですか?」
の質問に対して、お母さんから「痛みは本人にしかわからないけど、してほしいことを聞いて、何より手を握ってくれるだけでいいんよ。」
今回の出前授業で多くの方々のサポートを頂き実施することができました。
この貴重な体験を今後の人生に活かして未来のパパになってほしいと思います。
今日の授業の様子は、RSKイブニング・ニュース 18:15〜
倉敷ケーブルテレビ【再】KTCニュース 19時〜で放送予定です。
よろしければ活動の様子をご覧ください。

紙にも色々あるけれど・・・

走査型電子顕微鏡で紙を見たことがありますか?
いきなり何?と思われたあなた!ぜひ最後までお読みください。
走査型電子顕微鏡(SEM)は光よりも波長の短い電子線を利用した
顕微鏡で理論的には光学顕微鏡の約1000倍の分解能があります。
???まだ読み続けてくださいね。
つまり、すっげー拡大できるんです!

その顕微鏡を使って、㈱日立ハイテクの寺田先生に授業をしていただきました。
電気科の1年生が物理の授業で拡大して見たものは「紙」
拡大して見ると、
コピー用紙    :繊維がつまっていて、いかにもインクがのりそう
トイレットペーパー:繊維が短く、いかにも水でほどけそう
ティッシュペーパー :繊維が比較的長く、いかにも水分を吸い込みそう
などそれぞれの機能に合わせて、繊維の長さ、密度が製造過程でコントロール
されていることが見えてきました。

50分の授業の中で、
『科学の力を借りて、拡大して見ると普段見えていないものが見えてくる。
見方を変えると考え方も変わって世界が広がっていく』このようなことを
学んだのではないでしょうか。

寺田先生、
そして、最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

3年体育 熱戦再び(授業風景)

本校の体育授業では示した種目の中から生徒が行いたい種目を選択して実施しています。
今回の選択ではテキスタイル工学科の生徒全員(女子)がサッカーを選び、工業化学科はサッカーとバスケットボールを選択しました。
昨日の球技大会は大変盛り上がりましたが本日の授業でも、たいへん盛り上がっていました。
テキスタイル工学科は女子生徒の人数の関係で球技大会にサッカーはありません。
しかし、体育ではそのうっぷんを晴らすかの如くボールを一生懸命追いかけゴールを狙っていました。
また、工業化学科の選択者はサッカー部所属の生徒が多くハイレベルな活動でした。
激しく活動する反面、怪我が無いように安全面にも気をつけながら行うように指導が入ります。
冬の寒さに負けない頑張りをまだまだ見せてもらいたいです。

美術Ⅰ 授業取組の紹介2

1学期の課題で「令和5年度男女共同参画マンガ展」に向けて、『男女共同参画』をテーマとした4コママンガを制作しました。今年度は78作品を応募しました。
そして今年度、ついに受賞者が2人!!おめでとうございます!
優秀賞・・・テキスタイル工学科1年 宮ノ下蒼依さん
優良賞・・・テキスタイル工学科1年 山野井彩乃さん
ここ数年、授業課題として取り組んでいましたが、本校からの受賞者は初。受賞作品については、巡回展や倉敷市男女共同参画課のホームページでも発表される予定です。
この4コママンガ制作を通して、ジェンダーやなどに関する社会問題について考えるきっかけになったと思います。78名の応募者へは参加賞を後日渡します。

美術Ⅰ R5年度授業取組の紹介

「倉敷商店街まるごと美術館 第11回アートコンテスト」に向けて、美術の授業で描いた16名の作品を応募しました。

大原美術館にある5作品の中から好きな名画を題材に、自由に感じたまま描きます。
生徒はアクリルガッシュやゆびえのぐを使って、楽しく制作していました。
優秀作品に選ばれると、倉敷商店街に後日展示してもらえます。
今後もいろいろな鑑賞体験を通じて、見方や考え方を豊かにしていってもらいたいと思います。

トレスポ 3人だけど(授業風景)

7/14日のトレーニングスポーツは硬式野球部の生徒が大会に参加しているので3人での実施。

少人数の選択とはいえ、寂しい…
グラウンドの状況も悪いので多目的教室を使用してトレーニング!

教科担当が高校生の頃に流行った基礎訓練「ブートキャンプ」を基にしたエクササイズを提案するものの…
YouTuberと一緒に高強度インターバルトレーニング(HIIT)になりました。
時代かしら?

なので、教科担当が夜な夜なやっているトレーニングを3人と行いました。

結論!
きっつい!でも楽しい!!

実施後はそのトレーニングの負荷部分の確認や1人でトレーニングをするために、どうモチベーションを維持するのか議論を深めていきました。

無言でやるトレーニングはつまらない。
励まし合う、声かけをしながら行うことが良いと意見が出ました。
普段の生活でもコミュニケーションを大事にしていきたいですね。

トレスポ 人生初の(授業風景)

ハンマーーーー!!

倉敷工業のグラウンドには投擲用のサークルがあります。
おそらくハンマーを投げるなんて今後の人生でも、無いでしょう。

が!1年生の体育がグラウンドで行わなかったのでせっかくならと思い行いました。

女子用(4kg)のハンマーで行いましたがハンマー投げが、ハンマーに投げられになったり投げるタイミングがわからなかったりと難しそうでしたが、徐々に投げられる様になって

「これ、結構面白い」と言ってました。

最後は教科担当に挑戦
体力(生徒)vs技術(教員)
わずか10cmほどの差でしたが教員が勝ちました。

体力で土台を作ることも大切ですが力を活かす技術の重要さも確認できたのではないでしょうか。
次は「心」技体ですね。

トレスポ 遊びの中に(授業風景)

3年トレーニング・スポーツではトレーニングの方法を学び、それぞれの競技力向上を目指します。
今回はトレーニングの導入として、遊びが使用できるのではないかと仮説を立て、実践をしました。

最初はウォーミングアップを兼ねた鬼ごっこ。
いい感じで息が上がり、いよいよメインメニュー。
日本スポーツ協会にある遊びプログラムよりSケン、ケンケンで相手マーカーまで進みます。
ちょっとトレーニングを兼ねて、脚を変えることを禁止にしてみるとじゃんけんがいつまでも続き、永遠に片足に負荷が…
長い負荷から逃れたいのか、最終的に心理戦が始まってました。
「オレ…チョキ出す。」
「じゃあ、パー出す。」
…深い読み合いです。


その後は、3目並べ。
○✕ゲームとも言われる遊びです。
始まる前は理解をしているものの、いざ始まると、焦りからか凡ミスの連発。
置いてはいけない場所にマーカーを置いてしまうことが勝敗を分けていました。

最後は距離を開けて、盤が見えない位置でスタート
状況が読めない分、盤に着いてから考えます。
考えます…考えます…考えます…
…動けません。

最後はみんなでジャンプをして、おしまい!


遊びはトレーニングの導入に活用できそうです。
今回導入した遊びは、ダッシュによる瞬発力ケンケンによる跳躍力や片足でのバランス感覚アップの鬼ごっこは持久力と切り返しのバランス、体幹。
時間や本数、距離などによって遊びとトレーニングのバランスを考えなければいけませんが。

それぞれの競技に対して色んな見方、角度から競技力向上に繋げてもらいたいです。

体育 バドミントン 動作を確認

機械科2年生の体育バドミントンを選択した授業で1人1台端末を使用して活動を行いました。

保健の座学では使用することがあっても実技で使用する機会が少なかったこともあり、生徒たちもソワソワしながら動画を撮影していました。
生徒同士の声掛けだけでは自分の動きが把握できなかった人も動画による自身の情報を得ることでより一層動作の修正できていたように感じました。
これを自分が持っている感覚とマッチさせてより良い動作の習得につなげていきたいですね。

さて、授業の最初と最後には安全確認!
見逃しそうな破損を見つけてくれました。
細部も見逃さない工業高校生の目になっているようです。
よい製作物も作れそう!
大きなケガなどになる前に防げました。
ありがとう、みんなの安全を守ってくれました。

流域高校生絵画展で受賞

第23回流域高校生絵画展に、今年度の美術Ⅰ選択者の授業作品6点と美術部員の作品1点を応募・出品しました。
結果として、2点が「佳作」として選ばれ受賞しました。

【佳作受賞者】M1A 渡邉知樹、T1 松本楓花
【 他出品者 】M1A 甲谷祐太、北村有、小林瑛太、M1B 三浦幸大、森山樹

展覧会は2月28日(火)~3月5日(日)まで、倉敷市立美術館 第1展示室にて見ることができます。入場無料です。
よろしければご高覧ください。

美術Ⅰ 授業の取り組み紹介②

先日応募した「第10回KURASHIKI商店街まるごと美術館 アート・コンテスト」で、複数の生徒が受賞者に選ばれました。

銅賞2名
片山和樹(工業化学科1年)
友國陽菜(工業化学科1年)

優秀作品に選抜13名
M1A 小林瑛太、仁科滉斗
M1B 福島朔弥、藤村瑠希、三浦幸大、三垣伶旺
C1  赤井怜愛、植木尊、小原陽太、瀬川良愛、水田悠斗、矢部叶人、横井隼人

受賞者および優秀作品に選ばれた作品は、12月31日まで倉敷商店街の各店舗にて展示されています。よろしければご高覧ください。

美術 Ⅰ 授業の取り組み紹介①

1年生の芸術選択「美術Ⅰ」の授業を担当する美術教員です。
この度は特に、「美術Ⅰ」の授業で実施した校内外へ向けた作品制作、取り組みについてご紹介します。

1学期末、C1、T1、E1ABの講座にて、一人一台端末の活用として「クロームブックを用いた校内向けポスター制作」を行いました。
「5S運動を周知・推進するための5Sポスターをつくる」ことをテーマに、Googleのスライド機能を駆使して制作しました。
自分で撮った写真を取り入れたり、図形や文字の配置を考えながら、個人やグループで工夫して取り組みました。
いつか校内で見られる機会が来るかも・・?

また別の授業では、倉敷市男女共同参画課が主催する「男女共同参画マンガ展」に向けて4コママンガを制作し、計62作品を応募しました。
この課題で、多様性社会のあり方について改めて意識した生徒も多かったのではないでしょうか。
ちなみに応募者には、参加賞としてクリアファイルが配布されています。

2学期に入ってからは、C1、M1ABの講座にて、大原美術館の作品を見てフィンガーペイントで描く課題に取り組みました。
今年度が第10回目となる、倉敷商店街振興連盟が主催の「KURASHIKI商店街まるごと美術館 アート・コンテスト」に向けて制作し、計42作品を応募しました。
筆を使わないで絵を描く「フィンガーペイント」に、生徒たちも新鮮な気持ちで制作していたように思います。
地元倉敷が誇る芸術に触れる、良い体験となっていれば幸いです。

10月25日(火)公開授業が行われました

工業化学科2年生「保健」の時間に公開授業で行われました。今回は、県内の3校から4名の先生と全国工業高等学校長協会から小山先生に御参加いただきました。
担当は保健体育科 指導教諭 原囿先生です。また、司書の先生のお取り計らいで図書館での授業となりました。
テーマは「SDGs~ 岡山県の企業の取り組みを知る」(個別最適な学びと協働的な学びの実践)というテーマで行われました。


生徒は、今までに企業訪問やHPを活用して、企業における環境対策、健康管理等の取り組みをまとめ、発表する活動を各班に別れ行いました。

工業化学科2年 SDGs企業の取組を知る

2学期から工業化学科2年生の保健の授業では、環境について調べ学習をするとともに、SDGsの考え方や取組を企業がどのように取り入れているのかをインタビューしています。
このインタビューに向け、事前に企業の取組をパンフレットや書籍から調べ、質問を考えました。
また、インタビューを行うアポイントを手紙で行い、企業の方からスケジュール調整をしていただきました。
先日、萩原工業株式会社の方にZOOMでインタビューをすることができました。


インタビューさせて頂いた中で、SDGsに関わる企業内で再生原料60%や再生原料10%の違いなどものづくりについての話だけでなく、働きやすい環境づくりとして保育園を併設したり、子育て世代も働きやすい環境になっているというお話も伺いました。
今週、実際に見学に行かせていただいたり、電話やZOOMでインタビューをさせていただく予定です。明日以降のインタビューの様子等もブログに掲載していきたいと思います。

C2保健 持続可能な社会に向けてわたしたちができること

9月13日(火)2時間目にSDGsネットワークおかやま出前授業で環境カウンセラーの中平徹也先生をお招きしてご講演をいただきました。
昨今、SDGsという言葉をよく耳にするが、「なぜこの取組が必要なのか?」を一番のテーマとしてお話をいただきました。


とてもわかりやすく、現在の地球がかかえる問題をお話していただきました。昭和の時代から約60年ほどの間に人間の生活はとてつもなく豊かに便利になったが、このまま何も考えずに便利を追求していくと地球はどうなっていくのだろう。生徒たちは今まで考えたことがなかったことに気付かされたようです。
海も川も今は汚泥が底に溜まっている。この現状を知ってほしいととても情熱のあるお話でした。

生徒の感想から
「人間が川などに捨てたプラスチックごみが分解されないまま海や川に流れ、浮いているゴミを海鳥が大量に食べてしまい、その死骸のお腹にたくさんのプラスチックが残っている写真をみて、何も考えずにポイ捨てしている人たちの行動によって海が汚れ、生物が死んでいるということを知ってほしいと思いました。
「いまの人間社会の生活は地球2個分のエネルギーが必要。でも地球は1個しかない。すべての生活をしているうえで、そんなことは1ミリも考えていませんでした。」
「自分たちがやる!って言われたことが印象に残りました。地球の現状を知り、深刻なことがわかったので、何ができるか考えてできることをしていきたいと思います。」
「なんとかなるだろうとおもってはいけない。」

保健の授業では、今後環境問題について、探究学習で深めていきたいと思います。
なお、今回の授業を倉敷ケーブルテレビさんと山陽新聞さんが取材に来てくださいました。倉敷ケーブルテレビは9月13日(火)17時のニュースで放送されるようです。その後も放送されることがあると思いますので、ご覧いただければと思います。

SDGsジェンダーレス制服勉強会 T2 保健

6月16日(木)1時間目にトンボ株式会社の小倉さんを講師にお招きし、SDGsジェンダーレス制服勉強会を行いました。


2年生の保健の授業では、「生涯を通じる健康」の中で性教育を学びます。性を考える上で、LGBTQやジェンダーについても知識を深め、さまざまな考えを学ぶ機会を取り入れています。
今回、テキスタイル工学科の生徒に制服のあり方について現在の課題を知り、社会の動向について教えていただきました。
そして、自分たちはどんな制服を望むかなど生徒同士で意見を出し合い発表しました。
今後、テキスタイル工学科の授業でデザインの知識を深め、トンボ1129デザインコンクールにも応募する予定です。みんなが幸せになる制服デザインアイデアが発信できるといいですね。