機械科」カテゴリーアーカイブ

炉に火🔥を入れろ!キューポラのある学校2023

10月27日(金)1時間目〜3時間目の時間帯で、本校の機械科2年A組38名が「キューポラによる融解実習」に取り組みました。1500℃以上に溶けた鋳鉄を、砂型に流し込み(鋳込み)様々な形のものを作ります。この実習は、全国的にも減少しており大変貴重な実習となっています。県内の工業高校では、本校を含め2校のみです。炉の火🔥を絶やすな!チーム倉工は、今後もこの伝統技術を伝えていきます。

廃材からクルマ2〜進級したM3Bの挑戦②


まずM先生の指揮のもと、作成班が編成されました。それぞれの得意分野に分かれるのも迅速です。分解班はシートがついているクルマちゃんを分解し、エンジンを外します。発掘班は新たに持ってこられた廃車(F川さん今年もいろいろご協力ありがとうございます!!)から必要な部品を取っていきます。旋盤加工班は必要な部品と部品をつなぐものを作り出したり鉄パイプを加工します。

スプロケットってわかる?と、M先生・・ええっとOはわかんないです。M先生はすらすらホワイトボードにペンを走らせます。シャフト2ついるなあ。作るかバイクから取るか〜みんな頑張って。

必死にバイクを分解する面々。手は真っ黒だし周囲は一気に真っ黒だし。オイル漏らして工場を汚さないよう気をつかうし・・・。
「ちゃんと分解になっとるなあ、去年は破壊工作だったもんなあ。成長成長☆」M先生が嬉しそう。そうですみんな成長したんです。だって3年生だもの。課題研究でゼロハンカーやってる人もそうでない人も、クルマちゃんに関わるのはやはり楽しい様子。機械科の血が騒ぐの?
課題研究はそれぞれの先生方の専門分野ややろうと思うテーマで少人数のチームに分かれて1年間取り組む、いわば科の学習の集大成なのですが、みんながみんな、希望が通るわけではなく。くじ引きやその他でチーム分けされていきます。ゼロハンカー希望して外れた人にとってはいい機会なわけで。しかもクラスでの取り組み。なんだかんだで頑張っている姿が頼もしいです。がんばれ。

廃材からクルマ2〜進級したM3Bの挑戦①

お久しぶりでございます。今年も文化祭がやってまいりました。無事?進級したM2B改めM3Bの面々、今年もいろいろ頑張っております。前代未聞(笑)の4月の修学旅行に始まり進路選択まで、毎日ドラマの連続、振り回される担任団(M3担任団は全員進級、ペアも変わらずです。)。ブログに書く暇もない毎日が現在進行形・・・ですが、やはりこの文化祭だけはやらなくては!!!担任O、頑張ります。そして1年経ってパワーアップした相方担任H、そしてどこかの偉い人になってしまったM先生・・・あれ?・・・というわけでM3Bの今年の挑戦は、廃材から作ったクルマちゃん(50ccエンジンなのでこれもゼロハンカー)の改良。3輪車を4輪車に変えて校内の生徒も乗っていい仕様にします!!!



・・・。Mせんせい?おっとあまりに普通にそこにいらっしゃるので(笑)。今回の改良に当たっての技術指導にM先生がかけつけてくださいました。またこの3名で文化祭に臨めることがとっても嬉しいです。役者は揃いましたので華麗に挑戦スタートいたします。

令和5年度前期機械系保全技能検定合格

先日、令和5年度前期の機械保全技能検定の合格者発表がありました。団体受験を申請した本校生徒で、機械系保全3級職種に機械科1年生生徒1名が合格しました。これまで前期試験を1年生が受験したことはありませんでした。中学校を卒業後に本校に入学し、授業ではまだ学んでいない分野の出題に対しても、参考書の自習や、校内勉強会、外部講師講習会(ものづくりマイスター講習会)に参加して、技能・知識を磨きました。彼は今年度の高校総体全国大会にも選手として出場し、文武両道を実践しました。
後期にも機械保全の技能検定が予定されています。他の生徒の皆さんのチャレンジを期待します。今回合格した1年生のように、団体申請での受験の他、個人申請でも受験できますので、ぜひ、要項を確認してください。
後期要項はこちらから。2023後期機械保全技能検定

🎐夏のオープンスクール部活動体験及び見学・学校説明会

8月1日(火)13:30~ 令和5年度🍉夏のオープンスクール2日目・学校説明会(中3保護者対象)が行われました。
大変暑い中😅でしたが、中学生150名、保護者80名が参加してくださいました。倉工はいかがでしたか?TEAM倉工は皆さんを待っています\(^o^)/


【次回予告】
10月21日(土)秋のオープンスクール(授業見学・学校紹介・部活動体験/見学)
10月28日(土)秋のオープンスクール(部活動体験/見学・入試相談会)
※10月21日(土)の授業に参加した人のみ、部活動体験/見学に参加できます。
※受付期間:9月5日(火)~ 9月19日(火)

夏のオープンスクール🌞ご参加、ありがとうございました!

7月8日(土)9:30~ 令和5年度、夏のオープンスクール🌞が開催しました。今年度の参加者は中学生、保護者合わせて約500名の方が参加してくださいました。大変ありがとうございました。
また、本校の生徒スタッフのみなさんも暑い中、丁寧な対応ありがとうございました。
中学生のみなさん、倉工はいかがでしたでしょうか?TEAM倉工はみなさんを待っています!


【次回予定】
 ○ 8月1日(火)午後 オープンスクール(部活動体験/見学・学校説明会(中3 保護者対象))
 ○ 10月21日(土)秋のオープンスクール(授業見学・学校紹介・部活動体験/見学)
  10月28日(土)秋のオープンスクール(部活動体験/見学・入試相談会)
 ※10月21日(土)の授業に参加した人のみ、部活動体験/見学に参加できます。
 ※受付期間:9月5日(火)~ 9月19日(火)

M2Bの鋳造(融解実習)!!〜鉄と火花とレジェンドと①

こんにちは。M2Bです。お久しぶりでございます。2月1日、本日の実習は倉工機械科2年生必修の鋳造、融解実習です。先週M2Bにはインフルエンザの嵐が吹き荒れ、生徒も教員も大変でございました。実際相方H先生は今日も復帰できておりません。しかし今日の実習には間に合わせて来れてしまうM2B。さすがです。昨日人員配置をし直し、朝を迎えました。みんなの顔に緊張感。いい顔で実習に臨みます。

助っ人として電子機械科から松岡先生、そして輝かしき倉工OB小野先生が参加されます。マスクが皆さんのマジを物語っております。撮影要員として担任Oも参戦です。帽子マスク保護メガネで装備バッチリです。お見せできなくて残念です。

送風管も取り付け、送風開始、ものすごい火花。
実は担任O、自分が担任している学年はもちろん、違う学年のときも授業に空きがあれば見学+記録に参加したことはあります。その経験があったり、文化祭があったりして少し鍛えられ(?)たからこれだけ近づくこともできましたし、びびったりせず写真も撮れましたが、おびただしい火花、やっぱり怖いです。できるだけ邪魔にならず近寄るって難しいです。続きます。

機械工作とSGDs

朝日新聞社から提供を受けた「中高生のための朝日SDGsジャーナル 第4号」を使い、機械科2年生機械工作の授業を行いました。
興味のある記事を選び、感想や意見をまとめてレポートにしました。新聞を読む時には、全員静寂の時間もあり、講義とは一味違いました。

機械科2年生が金属熱処理について学ぶ!!!

12月1日(木)、経済産業省のマッチングによる企業出前授業が5・6校時に開催されました。
今回は、大阪市の西部金属熱処理工業協同組合さまに金属熱処理について、教えていただきました。


まずは、講義です。
3名の講師の方の説明で、熱処理工場のバーチャル工場見学をしている感じでした。

次は、体験。
金属部品の製造段階で熱処理を行い、金属部品の強度を上げ、寿命や耐久性を向上させることを学びました。どのぐらい硬くなっているのかを実際に体験しました。
熱処理された鉄板に、ポンチと呼ばれる先端の尖った道具をハンマーで打ち付けています。
熱処理されたところとされていないところは、硬さが違うことがわかったようです。
硬さの違いを科学的に説明を聞き、考える。考える。考える。・・・・・・・・難しい!!

講師の方の言葉に、「熱処理をされた部品があるから、安心して自動車や機械を使うことができる。熱処理技術は、その安心を支える仕事である。」とありました。
学校では伝えることのできない、仕事に対しての向き合い方を教えていただきました。

機械科2年生にとっては、自分自身の将来を考えるよい機会となりました。

M2Bの挑戦!!! 廃材からクルマfinal


お久しぶりです。M2Bです。とうとう最後の投稿です。
やっと全員集合の写真を撮り、最後のアップにこぎつけましたヽ(=´▽`=)ノ
御存知の通りこのコロナ禍、ちょっとでも体調崩せば学校にも来られない状況で、なかなか全員集合できず日ばかり過ぎておりました。
文化祭、結果は2位ではありましたが(やはり安全対策から生徒みんなが運転できなかったのが痛かったのでしょうか。)、クラスみんなで頑張って作成、みんなで納得の作品、に自分たちは満足。やりきった感がありました。担任からは金メダルです。
最後に載せきれなかった写真などをアップしたいと思います。今まで見てくださりありがとうございました❤







作成している人も、廃材を分解して使えるものを分別して取り出す人も、部品を作ったり加工したりする人も、みんないい顔。
そしてみんながそれぞれできること、すべきことを頑張って当日を迎えることが出来ました。やりきった!!たのしかった!!作るっていうこと、そしてまだ使えるものに新たな用途を考えるということ、出来ているものの仕組みを知るということ。みんなで様々なことを学ぶことが出来て本当にいい経験になりました。担任2人もものすごい経験を積むことが出来ました。付き合ってくださったM先生ありがとうございました。
M2Bの挑戦は大成功のうちに終えることが出来ました。廃材を提供してくださった方々、ご協力本当にありがとうございました。
以上、M2Bからの報告でした。またの機会がありましたら、よろしくおねがいいたします⭐🚘⭐

電気と光

機械科2年生の科目「機械工作」で特殊加工技術について学びました。

比較的新しい加工技術として「電子ビーム加工」と「レーザ加工」があります。機械科にも昨年度、文科省のスマート専門高校事業によってレーザ加工機が導入されています。

「電子ビーム加工」は真空中で「電気エネルギー」によって加工を行います。一方、「レーザ加工」は大気中で加工が可能であり、「光エネルギー」によって加工を行います。

ここで、電気と光の違いは何でしょうか。

電気は電子(素粒子)、光は光子(素粒子)です。

光子は、電磁力を伝えるエネルギー。光子は陽電子と電子にかわることもあります。光子はエネルギーで、質量はゼロ。しかし電子には質量があります。

20世紀初めにアインシュタイン(1879-1955)は、光の粒子である「光子(フォトン)」を提唱しました。現代物理学では、「光は粒子と波動の両方の性質を持つ」と考えられています。

M2Bの挑戦⑪!!廃材からクルマ!!!

こんにちはM2Bです!!!
やったー🌸!!!!とうとう走るクルマちゃんの勇姿アップにたどり着きました!!!
いやー納期きつかった〜。でも間に合ってホントよかった〜(`;ω;´)みんなスゴイ!!!
安全上の配慮からエンジンかけて乗っていいのはクラスの生徒と免許持ってる先生に限り、ほかの人は運転席に座ってもらって人力で押しました😁
クラスTシャツもお披露目。今日大会の人がいるので全員集合したらね、ということでクラス写真はお預けです。

昨日の昼には間に合わなかったものの、夕方部活動終了後のグランドで残ったメンバーで試走。
大盛りあがりだったもののものすごく運転が怪しい人がいました。師匠M先生に突進とか。
でもそれ普通ですよね、高校生だもの。バイク乗ったことないよね。
あれ?なんでそんなに上手なんですか工場長(棟梁から昇進)、なんでですかTかとくん。
あ、運動神経、あ、センス、・・・。まあ本当に差がすごいんでクラスのメンバーに限って正解でした。
朝からみんなでグランド設置、早速取材がきました。
取材クルー「これなんですか?」
担任O「廃材からクルマをつくりました」
クルーの方の目が光ります。生徒に取材してください⭐
クルー「いいですか?あのー・・」
固まる工場長。あまりに挙動不審なので選手交代。お祭り大好きM田が引き受けます・・・・しかし説明ができない!!!!
見かねて登場フロッキーM。やっときちんとした説明を受け、安心してクルーは去っていきました。
担任O、次のドライバーがんばります。ヘルメット、手袋、シートベルト装着。
「まずはブレーキ、足に2つ、握るところに1つ、効きを確かめて。」
普段に戻った生徒たち、きちんと説明入ります。
「アクセル少し握ってて」
後ろで蹴ってくれてエンジンかかりました。
この担任、遥か昔、大学生だった頃、スクーター初めて乗ってきちんと座る前にアクセル強く握りしめ、ふかしすぎてウイリーさせてスクーターのみ駐輪場に突っ込ませた恐ろしい過去の持ち主です。せっかく生徒たちの作った傑作のクルマちゃんに粗相をしないよう、安全運転で頑張りました。無事グランド2周、心からホッとしました。クルマちゃん、無事でよかった。

とりあえず納期に間に合い、当日のアップにこぎつけました!!!
本日クラス全員揃わなかったのでクラス写真がアップできません。ファイナルはお預けです。
ここまで見てくださった方、ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡
せっかくなので泣きのもう1回、後日上げますファイナルまで見てってくださいませ♬

M2Bの挑戦⑩!!!廃材からクルマ🚗!

こんにちはM2Bです。連載10回目、とうとう納期。試走間に合わず明日ぶっつけ本番。
ドライバーも選定し、シフトも組みました。後は完成するだけ!!

放課後皆勤で頑張っているトリオくんたちがいます。あっという間に長足の進歩!M先生から大抜擢を受けブレーキ担当に。
安全は何にも代えられない優先事項ですからこれは大役です。
作業の絵ヅラは地味ですが今日のトップはトリオの1人O-gaくん。フロッキーM、Tッキくんと並んで毎日頑張ってます。
地味な作業を続けつつM先生からの構造の説明を受け、うんうん。わかってないのはやっぱり私だけ。

「先生!!これ撮っといてくださいよ!!」
「チャンス」
「これはアップで!」
「これは絶対入れましょう!」
製作者たちからきちんと指示も飛ぶようになり、編集の手を止めて撮影に向かったり、わからない説明(もちろん彼らはわかっている)に首をかしげたり。
私が持ってきたジュニアシート2つが組み合わされて1つのシートになりました⭐
みんなで追加でバラした部品から新たにゲットしたり作ったり、みんな忙しく働いています。
とりあえずここまで。明日は走るクルマちゃん🚙の勇姿をアップしたい!!!頑張ろうみんな。

M2Bの挑戦⑨廃材からクルマ!!!!


こんにちはM2Bです。とうとう明日は文化祭。嗚呼納期!!
2日めの走行目指し担任Oも動画が撮れる・UPできるようになりました。
昼間の工場に密着。
みんなとっても元気です。
実は昨日、怒りました。自分たちで作る、って言ったくせ、人任せにして手間を惜しむ奴遊ぶ奴に。
もちろん全員が同じ熱量でやれるとは思っていません。得意不得意もあるでしょうし放課後は部活動。文化祭当日は大会、という人も1人や2人じゃないM2B。だけどそれでもやると決めたのはみんななんだから自分はやりませんは許さない。
部活動頑張っている人も放課後1時間は参加です。その時間を本当に一生懸命やってくれる人ももちろんいます。そういう人はアリ。
溶接が苦手、作業はいまいち、でもポスターなら頑張る、これもアリ。
参加の仕方はそれぞれだから、クラスみんなで頑張ってほしい。そう思ってます。

放課後、いつもより余計に頑張ってますな人が増えました。行動で示してくれて嬉しいです。
そして今日は前日準備ということで昼から作業、全員総出の3時間、みんな何かしらの仕事を頑張ってくれました。

今まで1人に任せっぱなし(自信がなくて遠慮もある)だった溶接も、志願者が出て、交代でしています。
「やっぱすげえな、F」
「仕上がり違うわ」
「いや俺もすごくね?」
「あ、先生逃げすぎ。まだまだ近く寄れるで😁」
いや今日怖すぎて近寄れない・・・。
私は工場でみんなを見ながら記事を書いているんですが、こうしている間にもどんどん次のネタが出まくっています。大変ですが本当に楽しそうです!
この続きは明日だな、と思いつつ、記事完成→撮影って感じで上げています。
コロナのせいで文化祭公開は3年生保護者のみになってしまいました。
M2Bの保護者のみなさんや倉工機械科を考えている中学生のみなさんに少しでもこの風景が届くといいなあ。
それではまた次回!大分形が変わったクルマちゃんに乞うご期待(*˘︶˘*).。.:*♡

M2Bの挑戦⑧廃材からクルマ!とM2Aメカニカルフラワー

こんにちはM2Bです。今回はM2Aの紹介も。ただいま工場(こうば、ですよ。)はM2によって占拠されております。

スーパーキカイ人Fジータ(先生)が率いるA組さんはメカニカルフラワーと金属で作った花のオブジェ。「百花繚乱」のテーマにしっかり乗せてきてます。
「ま、先生とこもええもん作ってるけど俺らが勝ちいただきよ⭐」
「なんと言ってもテーマに忠実」
はいなんとでもおっしゃいなさい。M2Bは「百花繚乱」、様々な廃材に様々な技術を駆使して再び命を吹き込み「❀花」さかせますよー🌸
どっちのクラスも頑張ってます。Fジータ率いるM2Aの向こうを張れるのはM2B、彼らだけ。仲良く張り合っていきましょう。
「すげえ」
「ええなこれ」
お互い同じ空間で作業していますからお互いのやっていることのすごさもわかります。


さてA組さんのご紹介はこのへんで、M2Bのクルマに戻ります。

M2Bの挑戦⑦廃材からクルマ!!!

こんにちはM2Bです。今日は月食です。もうすぐ欠けてこようという今、工場にはまだ明かりが点っています。頑張ってます。

フレームがついて形がそれっぽくなりました。今日試走は無理そうだけど、みんな突貫工事で頑張っています。
実習で使ったことのない道具や設備も、今回の製作を通して使えるようになりました。M先生曰く、鉄の感じがつかめるようになっている子が増えた、というのも、工場の雰囲気に慣れてきた、というのもみんなの成長を物語る言葉として嬉しく思います。
今日は手動のベンダーが初登場。人力で曲げられる太さ・材質のパイプを曲げます・・・というのは簡単、実際は・・・。

机に固定して思いっきり「引くべし!!」
ガタッ!
「あああ!!机持ってかれた!!」
「机押さえといて!」
かなりの力技です。そしてそういうときにアナタはいない・・・筋肉の人!!!今日出番なのに。

ところで他の面々は鉄に穴を開けています。何やら楽しそうですが用途は不明(私には)。
あっ、こっそりM先生がなにかしています。
実は廃バイクのエンジン、生き返りました。プラグの掃除をしてバッテリー繋いだら元気に。
それはとっても嬉しいことですがM先生は出力過多を警戒。そもそもせっかく作っても安全上の問題をクリアしないと走らせてもらえません。
走らせるために私達も頑張っています。
さらっと①で  学校「ええで」  って書いていますがもちろん野放しではないですよーーー。ねー、校長先生。
というわけでM先生が用意しているのはリミッター。出力を制限するものです。安全第一です。
そして

今日みんなが作っていたのはステアリング機構。ハンドルを切ると前輪のタイヤの向きが変わる仕組みです。
今夜月の見える丘に・・・じゃなかった月など目じゃなく働く君たちに、頑張れーー、しか言えないが明日も頑張ろ!!

M2Bの挑戦⑥廃材からクルマ!!!

こんにちはM2Bです。今回はだいぶ形が見えてきました。


今日はとても賑やかな工場。われわれM2Bだけでなく他のクラスも工場に入って作業はスクランブルしています。

今日はサイドの枠になる軸を鉄パイプから切り出してベンダーで曲げたり、小さな部品を鉄板専用糸鋸で切り出して溶接したりします。

鉄パイプは重い。長いパイプをきちんと持って支えていないと・・・。
「Mは楽勝」「軽々」「指一本で持ってんじゃない?」
さすが、ついてる筋肉は嘘つかない。
「はいこれベンダー」
「これで挟んで・・・・F、何度曲げる?」
「30度で」
「はい棟梁」

けっこうあっという間です。
「2本しっかり揃えて同じ角度にするんで」
「・・・ええんじゃないかな?」
「で、これをどっち向きに使う?」
「今日これつくん?」
「いや今日はまだ仮どめまでかな?」明日の試走・・・は無理だけど、どうにか形、見えてきたんじゃないかな。
頑張ろうみんな。納期が迫る!!!

M2Bの挑戦⑤廃材からクルマ!!!!

今回は強い光。溶接祭り。いや、閃光祭りでーす。

今日は溶接。かなり眩しい光で目がやられてしまうのでみんなその場にいる人は遮光面というお面?みたいなもので目をガードします。
私は両手使って写真を撮らないといけないので被って両手を使えるタイプのものを借りたのだけど・・・あれ、落ちてくる。。
「先生のぶんは俺持っておきますよ」
やさしい。ありがとう。おかげでいい写真撮れました❤(ӦvӦ。)
前回作った部品を車体に付けます。

ここで遮光面のご紹介をブログに載せるからポーズ⭐って言うとすぐ応じてくれるM2Bの面々がとても好きです。とっても強そうでしょ。お面もモデルも。ちなみに我がクラスには筋肉自慢が大勢います。なんなら上半身脱いで筋肉並べておきたい人々の間で私は仕事をしています。
とりあえず工場内は長袖徹底ですからTPOをわきまえた彼らはそんなことはいたしません。
あ、また話がそれた。

軸を仮どめ。
「きちんと見てくれてる?曲がってない?」
真剣な眼差しで作業の進行をチェック。
作業も読者?サービスも忘れないM2B。明日もがんばろう。

M2Bの挑戦!!廃材からクルマ④


こんにちはM2Bです。今回は切断の次。鉄の棒から部品を切り出し旋盤で加工します。切り子という鉄くずが飛ぶので危険です。夏場でもこの作業は長袖。今が秋で良かった。

ちなみに切り子は高速で回転しているものに刃を当てて切ったり削ったりして出てくるものなので「熱い」んです。人の皮膚につくとそのままくっついて離れないためひどい火傷になってしまいます。だから長袖・保護メガネ。装備は大切です。ものを作る上で機械を使うということは危険がついてくるということ。だからやらない、ではなく、いかに怪我をしない使い方を覚えるかなんですね。ビビってばかりですまない、みんな。
先生方の熱血指導のもと、大きな切断機・旋盤で作業は進んでいきます。

作る人もいれば使った器具を片付ける人も。限られた時間で効率よく安全に作業するって大変です。
そして機械はお手入れして少しでも長く使う。切断機の掃除は大切です。しかも切断で出た切り子は同じ金属でまとめて業者さんに引き取ってもらうことで新たな資源となります。もったいない。いい言葉です。そしていい精神です。

今日はここまで。さて、いつこれは形になるんだろう。一抹の不安を抱えつつ、来週は文化祭準備ウイーク。試走のチャンスは2回。さてどうなりますか。がんばれM2B。

M2Bの挑戦③廃材からクルマ!

今回は火花まつりです。派手な画像が満載です。
みなさんサンダーってわかりますか?私は知ってます(ドヤ顔)。簡単に言うと雷でもRPGなんかの呪文でもなく、金属の研磨や切断に使えるポータブルな円盤状のグラインダーって感じです。(ちなみにグラインダーは回転する砥石。旋盤の刃を磨いたりバリを取ったりします。他にも用途はありますが・・・この辺で許してください)
閑話休題。
今回はこのサンダーでバイクを切りまくりました。


みんなで作業を押し付け合ったり、奪い合ったり。とりあえずなんか切る、ってのは楽しそうな反面、ビビってしまうのは納得。だってまさに
「飛び散る火花」なんですから。
しかしみんなさすが「科学の学徒」。ビビりながらも私のようにキャーキャー言いません。そして実は「ビビリ」って、こういう実習には不可欠な要素でもあります。人間の力を遥かに超えた「力」(電力にしろ動力にしろ)を使う、ということは人間の力では想像できないダメージを食らってしまうこともあるということ。ビビって当たり前だしビビるからこそ、扱いが慎重になります。みんな、怪我なくご安全に、が一番大切よ。

構造研究部でこの手の作業に精通しているFくんの模範演技の後、「できるかなあ・・」「やれ!」「いけ!」の声が飛び、みんな次々に作業に加わりました。車体の柱になっている太くて丈夫な鉄パイプ3本を切り離す作業ですが、かなりの火花。しかも切り離したいとこの付け根部分についている部品には触りたくない。でも触ってしまってサンダーにダメージ。「あーあ。」サンダーぼろぼろです。円盤を取り替えて再挑戦。

華々しく火花を散らしつつ車体は見事真っ二つになりました。切断面をなめらかにするためにサンダーまだ大活躍。そして更に激しい火花。

今日はここまで。さて、納期間に合うかな。頑張ろう、みんな。